白ごまと黒ごまの違い、ご存じですか?実は、薬膳では白、黒、目的をもって使い分けて健康と美肌にアプローチするそうです。
今回は、白ごまと黒ごまの違いと使い分けについて、看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。

潤い補給には白ごま
薬膳では白ごまを「肌や体を潤したい時」に使います。
肌の乾燥、呼吸器、大腸の乾燥を潤してコンディションを整えると考えられ、古くから活用されてきました。
実は、白ごまには、肌や粘膜を潤すオレイン酸やリノール酸が含まれており、後から科学的根拠がわかってきました。
すりごまにした方が吸収されやすいため、すりごまを小松菜やホウレンソウなどの青菜やインゲン豆と和えると美味しいですし、ナッツとの相性も良いため一緒に和えると香ばしさが増しますよ。
ちなみに、大腸の粘膜は潤っていた方が便通が良くなります。また、呼吸器の粘膜が潤っていた方が、外から来た病原菌を外に出す力が高まるため、粘膜の潤いを保つことで寒くなって感染症の予防効果も期待できます。
外気が乾燥する季節、普段使いの食材に積極的に白ごまを合わせて、体の中から潤いケアをしましょう。
スローエイジングには黒ゴマ
薬膳では黒ごまを「年齢を重ねたことからくる変化」を緩やかにしたい時に使います。
髪のパサつきや白髪、肌のたるみや、足腰の重だるさなど、加齢からくる現象を和らげる力があると考えられ活用されてきました。
黒ごまには、老化を緩やかにする抗酸化作用のあるポリフェノール、骨を強くするミネラルが含まれていることがわかっています。
黒米と黒ごまを一緒に入れてご飯を炊いたり、ふりかけに足したり米類との相性が良いので日々の食卓やお弁当でこまめにとりやすいのではないでしょうか。ただ、白ごまよりも外皮が厚いため、すりごまにするか、良く噛むことをお勧めします。
ごまといえば、セサミンを思い浮かべる方が多いと思います。生活習慣病の予防や関節のケアのサプリの広告をよく目にしますよね。
確かに、小粒ですが健康づくりを助ける力は大きいです。健康と美容のために、季節やコンディションに応じて【白】と【黒】を使い分けて若々しく健康に過ごしましょう。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中 Instagramは@keiko89zen
編集/サンキュ!編集部