食べても太らない人の「9つの習慣」
2018/09/17
〝大食いなのにスリムな人〞と、〝大して食べていないのに太る人〞の違いは、どこにあるのでしょうか。『サンキュ!』編集部では、「食べても太らない人」を徹底取材。すると、太りにくい体を維持するために行っている”9つの習慣”があることがわかりました。毎日の食習慣を少し変えるだけで、太りにくい体を手に入れることができるかも!
■教えてくれた人
松田加奈さん……管理栄養士。ダイエットカウンセラー。管理栄養士として病院などに勤務経験あり。15㎏のダイエットに成功した経験をもとに、ダイエットサロン「エメルーチェ」を開業。延べ1500人をダイエット成功に導く。ダイエットブログ(https://ameblo.jp/lm082233/)も人気。
1.3回だけ、かむ回数を増やす
よくかんで食べるのがマイルール。よく言われるような〝30回かむ〞のは無理でも、〝3回を6回にする〞というように倍の数かむだけで満腹感が高まり、食べすぎません。
2.「1日1回は白米」をルールに
白米は、抜くとかえってストレスになり過食の原因に。1日1回でも食べることで、食事の満足度や代謝も少し上がった気がします。
3.甘いものは我慢しない!
実は太る第一原因は甘いものよりも食事でのカロリーオーバー。食べたいときは我慢せず食べます。代わりに夕食のご飯を減らせば太らないし、ストレス食いも減ります。
4.給食メニューをまねする
やせるには炭水化物、たんぱく質、脂質という3大栄養素をきちんととることが大切で、それをかなえているのが給食。カレーと酢のものなど、給食をまねた献立にしています。
5.和食の定食風で栄養バランスよく
食事は肉や魚に、酢のもの、みそ汁、ご飯といった和定食風が定番。たんぱく質は不足すると代謝が落ちるので必ず補給。食物繊維やたんぱく質をとれば血糖値の上昇もゆるやかに。
6.揚げものは家で作る
外で食べたり買ったりする揚げものは、古い酸化した油を使っている可能性もあり、体によくないので、家で新鮮な油で揚げて食べます。
7.ご飯は子ども茶碗に普通盛り
大人茶碗でご飯を減らすと少なく見えてもの足りないので、子ども茶碗で食べます。同じ量でも多く見えて満足度がアップ!
8.食べすぎた2日目は野菜スープ
食べすぎても2日以内にカロリー調整すれば脂肪に変わりません。野菜スープを作り、2日目の夜はスープに。カロリーが抑えられ、豆乳を加えればたんぱく質もとれます。
9.酢・ネバネバ食材・大根おろしのどれか1つは食卓に
酢のもののお酢やネバネバ食材は血糖値の上昇をゆるやかにし、大根おろしの酵素はでんぷんやたんぱく質、脂肪を分解してくれるので毎食どれか1つはとるのが習慣。
食事を抜くダイエットは、その後リバウンドしてしまうだけ。肝心なのは、きちんと食べながら、健康で太らない体を作ること。ダイエットは健康な人しか成功しません。おいしく食べて、きれいにやせましょう。
参照:『サンキュ!』10月号「食べても太らない人の習慣」より。掲載している情報は18年8月現在のものです。撮影/天野良子(TRON) 調理/鎌田真由(美膳) 取材・文/和田美穂 編集/サンキュ!編集部
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