今話題!「帳消しダイエット」で食べたいもの、もう我慢しません!

2018/09/20

好きなものを食べながら健康的にやせられると話題の「帳消しダイエット」。食べる順番や、食べ合わせをかえるだけで、摂りすぎたカロリーを帳消しにできちゃうんだとか。まずは基本のルールをおさえておきましょう。

「帳消し」に大切な3つのルール

■1.スープ(ドリンク)ファースト
食事の最初に温かいスープやドリンクをとると、代謝が一気に上がるので、食事の一口目はスープやドリンクから始めましょう。野菜がたっぷりのスープなら満腹度も高く、より効果的。

■2.ベジタブルセカンド
次に食べるのは食物繊維が多い野菜、海藻、きのこ類。食物繊維には血糖値の急上昇を抑え、太りにくくする効果が。次に肉や魚などのたんぱく質→糖質の順に。

■3.よくかんで食間を空ける
よくかむと食事による代謝が通常の20倍以上も上がるうえ、過剰な食欲も収まるので食べすぎ予防に。また、食間を6時間は空けると脂肪が燃えます。6時間、間食をしないのが理想的。

秋の人気スイーツ「モンブラン」も、食前にあるものを飲めばOK。その飲み物とは……?

食べる前のコーヒーで脂肪燃焼

モンブランを食べるなら先に温かいコーヒーを一口、二口飲みましょう。コーヒーを飲むと代謝が一気に上がり、さらにコーヒーに含まれる独自の燃焼系成分が働くので、脂肪を燃焼させるなど帳消し効果があります。

*One more advice
単品でおやつにとるより、食後がとるのがベスト。血糖値が上がりにくく太りにくいです。

のりで包んで脂質を燃やす

から揚げにはのりがオススメ。のりには糖質を代謝するビタミンB₁や、脂質の代謝を助けるビタミンB₂、B₆、ナイアシン、糖質と脂質の消化吸収を抑える食物繊維が豊富。のりはたいへん優秀な帳消し食材です。

*One more advice
・レタスやキャベツで包んで食べれば血糖値上昇も抑えられます。
・丸ごと一口で食べるとよくかまに飲みこみ、太る原因に。小切って食べて。満腹感も違います。

ケチャップで体脂肪を燃やす

チーズバーガーを食べるなら、ケチャップをたっぷりかけましょう。ケチャップの原材料であるトマトには、体内の脂質を代謝しやすくする燃焼系成分が多く含まれ、体脂肪をしっかり燃やしてくれます。

*One more advice
・ドリンクは先に飲んで、そのあとサラダ。脂質の吸収も抑え、血糖値が上がりにくい環境に。
・ピクルスもとれば、お酢で血糖値上昇を抑制。

こしょうで燃焼力アップ!

ラーメンを食べるなら、燃焼系成分を含むこしょうをたっぷりかけましょう。同じ効果がある、唐辛子で代用するのもオススメです。しょうゆラーメンの場合は、血糖値の上昇を抑えるお酢をかけてもOKです。

*One more advice
・野菜を入れてベジファーストにすると血糖値上昇がゆるやかに。
・こしょうの代わりに唐辛子も燃焼力アップ。

わかめスープで肉の脂もサヨナラ

わかめスープは、スープと野菜を同時にとることと同じです。代謝が上がりかつ食物繊維で脂肪の吸収もゆるやかになります。そして満腹感も得られるので、食べすぎの防止にもなります。

*One more advice
・スープを飲んだあと、キムチやナムルをとれば脂肪燃焼作用がアップ。
・サンチュ(レタスでもOK)で包んで食べるとさらに脂肪の吸収をブロック。
・ロース、カルビは端っこでゆっくり焼いてよけいな脂肪分をカット。

らっきょうで糖質を打ち消し!

カレーはらっきょうで帳消しを。らっきょうの燃焼系成分と、カレーの具の豚肉などに含まれる燃焼系ビタミンB₁が作用。お酢で血糖値上昇も抑制。コーヒー→サラダやらっきょう→具の野菜や肉→ルウとライスの順が◎。

*One more advice
・カレーの具の野菜と肉を先に食べれば血糖値が上がらない。
・らっきょうでなく福神漬けでも同じような効果を発揮。

■教えてくれた人
髙橋弘先生(医学博士 麻布医院院長)
ハーバード大学医学部元准教授。同医院で開設するダイエット外来は、「食べたい」と「やせたい」の両方がかなうことで人気を呼び、そのメソッドを紹介した著書も話題に。

ダイエット=我慢する時代はもう終わり。高カロリーの食べ物も、”ちょい足し”をすることでカロリーが帳消しに!?食事の際はぜひ意識してみてください。

参照:『サンキュ!』10月号「食べても太らない人の習慣」より。掲載している情報は18年8月現在のものです。イラスト/澁谷玲子 取材・文/和田美穂 編集/サンキュ!編集部

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