脱・老け見えの救世主!「魔法の綿棒」の使い方
2019/04/28
「綿棒は耳かきのためだけにあるのではない!メイクや化粧直しの際に利用することで、老け見えを救うこともできる“魔法の綿棒”になり得るのだ」と教えてくれたのは、ヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さん。そんな“魔法の綿棒”の使い方とは!?
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
アイラインを引く前&引いた後に!
粘膜が弱くなって涙目になりがちなため、どうしてもアイラインが滲みやすい40代。綿棒は必須アイテムです。ラインを引く前に、綿棒で粘膜を優しくなぞって余分な油分をとりましょう!
そしてアイラインをなだらかに上に向かって引いたら、再び綿棒の登場。目尻横の凹んでいるところに綿棒を当て、外側に、心持ち上に向かってスーッとなぞってあげてください。描きっぱなしで締まりのないアイラインも、綿棒を使えば簡単にキレイになりますよ。
眉毛を描いた後に!
眉尻がボヤっとしていませんか?ボヤけているより、スッと抜けた眉尻の方が眉毛はキレイに見えますよね。綿棒を使うことで、そんな眉毛も簡単につくれます。いつも通り眉毛を描いたら、最後に眉尻部分を綿棒でなぞって形を整えてあげるだけ。さらに眉頭をぼかすときにも綿棒を使ってあげると、より一層キレイな眉毛に!
パンダ目になってしまった目の下に!
パンダ目になってしまったときにも綿棒の出番です。リキッドファンデーションを綿棒に少しだけつけ、パンダ目になっているところをクルクルッとなぞってあげれば、リキッドファンデーションの油分によってパンダ目部分もとれ、なおかつファンデーションがつくのでお直しにもなって一石二鳥!ちょっとしたメイク直し時にも綿棒は重宝するんです。
リップの最後に!
リップを描いたとき、はみ出したところを綿棒でなぞりましょう。40代は口角も下がりがち(涙)。最後になぞり、口角をキュッと引き締めてあげることが若見えの秘訣です!
コンシーラーでシミを隠すときに!
隠したいシミの部分に、少し広めにブラシやチップでコンシーラーをつけたら、綿棒で周りだけをクルクルなぞってぼかします。シミ対策にも綿棒は使えるんです!
目、眉毛、口元にと、何かと重宝する綿棒。お直し用にもぜひポーチに入れておきたいアイテムですね。
取材・文/岸沙織