“ツヤレス”な40代のために…肌&髪にツヤが出る裏ワザ

2019/05/21

残念ながら40代に欠落してしまったもの――それはツヤ。逆に、髪や肌にツヤがあることで若見えするのも事実。そこでヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さんに、手っ取り早くツヤを取り戻すための方法をお聞きしました!

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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肌ツヤのためにはスキンケアが大事!でも…

“ツヤがある肌”といわれて、どのような肌を想像しますか?肌理(きめ)が整っている、ハリや潤いがある、くすみがなく明るくてクリア…といった肌を想像するはず。そんな肌になるには、何といってもスキンケアが大切ですよね。だけどいくらスキンケアしても、昔ほどツヤが出ないのも事実(涙)。そんなときにオススメの3つの方法をお教えします。

1:ファンデーションにオイルを1滴混ぜる

ファンデーションの種類にもよりますが、1滴オイルを混ぜてみて。手の平でよく混ぜ合わせてから素早く肌全体にのせ、その後スポンジで優しく丁寧に伸ばしましょう。最後にティッシュで軽く押さえれば、テカテカすぎない自然なツヤが出ますよ。

2:スポンジを使ってパッティング

ファンデーションは、スポンジを使うのがオススメ。余計な油分をスポンジが吸収してくれるので、メイク崩れもしにくいですよ。ひと通りつけ終わったら、スポンジの端っこを持ち、頬にちょっと触れるくらいの優しさでパッティングしてみて。自然なツヤが出ますよ。イチオシは、資生堂の「スポンジパフ ソフト110番」。ソフトで平たいのでパッティングしやすいですよ。使ったら石鹸でキレイに洗いましょう。

3:ハイライター、下地を使う

いまやハイライターは花盛りです!色々なメーカーから商品が出ているので、積極的にハイライターや下地を用いてツヤを出しましょう。

髪ツヤのためには、髪を健康にすることが大事!

髪のツヤを取り戻すためには、オイルなどの商品に頼る前に、まずは髪や頭皮の状態を清潔&健康にしましょう。キューティクルを整え、水分量を保たせてあげることが重要です。そこで、髪の健康のために覚えておきたい3つのケアについてお教えしますね!

1:ブラッシングを1日3回する!

やはりブラッシングは大切です。シャンプー前、出かける前、そして寝る前にもしましょう。寝る前にブラッシングしてキューティクルを整えてから寝ると、寝返りを打って髪がこすれても、キューティクルが傷つきにくいですよ。

2:シャンプーのとき、こすらない!

まずは、しっかりと予洗いをすることが大事。その後シャンプーをしたら、すすぎを徹底してください。しっかりと予洗いをすれば、泡立ちもよくなってシャンプー時に髪をこすらなくて済みます。タオルドライのときにも、髪はこすらないように!ポンポンと叩いて水分を取りましょう。

3:根元を中心に、ドライヤーできちんと乾かす!

根元を中心にドライヤーできちんと髪を乾かしましょう。髪が濡れている時間が長いと、キューティクルが開きっぱなしになり、傷つきやすくなってしまいます。雑菌が繁殖する原因にも。乾かす際には、熱量より風量を重視して。最近ではテスコムやイズミなど、風量に優れたドライヤーも出ています。

ある程度乾いたら、手櫛で髪にテンションをかけ、表面を伸ばしながら乾かしてあげましょう。最後に冷風を当ててあげると、よりツヤが出ますよ。さらにお出かけ前にはマジックカーラーを使ってあげてもよいですね。毛が整うのでツヤが出ます。

肌も髪も、まずは健康な状態にしてあげることが何よりも大事。そのうえで、榊さん直伝のテクニックを用いながら、“ツヤレス”から脱却しましょう!

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

 
 

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