おはようの挨拶の一杯のコーヒー

忙しいのに太る人vs忙しいから太らない人【決定的に違う】朝の過ごし方

2023/03/29

仕事も子育ても家事も、同じように忙しいはずなのに、太らない人、太りやすい人の差ってどこにあるの?それぞれの朝起きてからの行動を追跡してみたら、その食生活や習慣の違いが明確に見えてきました。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
和田清香さん
ウェルネス&ダイエットエキスパート。自身のダイエット経験をもとにした、健康美に効果のある食事・運動・生活習慣などに精通。メディア出演、セミナー講師も多く務める。

忙しいのに太る人の朝の生活習慣

・『サンキュ!』読者 さおさん(45歳)
子ども4人!&ダブルワークで大忙し!
夫、長女(20歳)、長男(19歳)、二女(17歳)、三女(16歳)の6人家族。午前中はパート事務、午後は学童保育補助員(週2~3日)の掛け持ち。「25歳で長女を出産して以降、徐々に増え続け、特に40歳から5年間で10kg増えました」。【身長165cm 体重64kg】

・『サンキュ!』読者 たまさん(37歳)
フルタイム勤務で、小さい子どもが2人!
夫、長男(5歳)、二男(2歳)の4人家族。契約社員として事務を。往復2時間、電車通勤。「以前の職場が多忙で、深夜に揚げものやおやつを食べるのがクセに。数年前にカーヴィーダンスもやってみたけどすぐ挫折」。【身長155cm 体重60kg】

朝食は、インスタントのスープ+食パンでラクめしに!(さおさん)

平日の朝は、夫と子ども優先で自分の食事は後回し。「子どもたちのべんとうの残り物を適当につまみつつ、食パン、インスタントのスープなどを立ったまま急いでとるのが日常です」。

通勤は車移動で、ほとんど歩かなーい!(さおさん)

家から会社までは車で15分。歩くのは家から車庫、駐車場から職場のフロアへの往復くらい。「20歳のころ、実業団陸上部に所属していたんですが、足を故障してから、ほぼ運動ゼロ生活に」。

朝食べるひまがないから、会社でおにぎりを早食い(たまさん)

朝は子どもの世話などで食べる余裕なし!会社に到着後、コンビニでおにぎりとお茶を買うのが日課。「仕事開始まで5分しかないから、ロッカー室で立ったままかき込んでいます」。

●〈ADVICE〉糖質に偏りすぎないよう、果物や卵をプラスして
炭水化物のみやインスタントスープの朝食は、血糖値の上昇や栄養の偏りが気になるので、ゆで卵や果物をたすようにして。立ったまま慌てて食べると満足感が得られず、食事量も増えがちなので、座って食べることも大事!

保育園の送りと満員電車でぐったり。デスクワークでほぼ動かず(たまさん)

子ども2人を送り、1時間の電車通勤だけでヘトヘト。「デスクワークで基本座りっ放しなので、なるべく体力温存を。甘めのコーヒーで気分転換しつつ、昼休みまで乗り切ります」。

●〈ADVICE〉通勤&仕事中に動く習慣をつけてやせ体質に
代謝を上げるためにも、適度な運動は必須。週に何日かは車を使わず自転車で行くなど、通勤を運動タイムに置き換えてみて。職場でも積極的に階段を使う、仕事中に足首を回すなど、〝ながら運動〞をするだけでもやせ体質に!

忙しいから太らない人の朝の生活習慣

・サンキュ!アンバサダー 長田麻美さん
広報の仕事で時間が不規則!
夫、長女の3人家族。フルタイムの正社員として、広報部に所属。「仕事の予定によって、ランチの時間が日によってバラバラ。一気に食べすぎないように気をつけています」。【身長165cm 体重50kg】

長田さんのダイエットヒストリー

【20代】
バレエやボクササイズなど、あらゆることに手を出してみるものの、長続きせず。
ジムを筆頭に運動系の習い事に入会→仕事や友達との約束で忙しく、結局通えなくなって退会を繰り返す。「どこかに通う系」は、自分には向かないことを実感。

【31歳】
長女の妊娠時に、17kgの体重増!
つわりがないのをいいことに、「子どもが生まれたらもう行けないから」と〝食べ納めツアー〞を。その結果17kgも増量!

【32歳】
自分のタイミングで無理なくできる方法で、元の体重に戻す。
短期間で一気にやせるのは自分には無理と悟り、自宅でマイペースにできる方法を模索。ストレッチやゆる糖質オフなどを継続し、1年かけて元の体重に。現在もキープ!

起きたら、まず伸びをして、体をほぐします

寝起きはふとんの中で大きく伸びをして、体を目覚めさせます。「布団から出たら、わき腹を伸ばすストレッチをしながらキッチンに移動し、歯磨きをしてから白湯を飲むのが日課」。

〈ADVICE〉ストレッチすることで代謝スイッチがオン!
就寝中は関節まわりの筋肉がこわばっているので、寝起きに伸びやストレッチするのはとても良い習慣。特に、肩甲骨を動かすことを意識したストレッチをすれば、褐色脂肪細胞が刺激され、一日を通して高い代謝を維持できます。

朝食は2回に分けて血糖値の急上昇を防いでいます

「朝、一気に食べると血糖値が上がりすぎると聞いたので、あえて2回に分けてとっています。ランチの時間が遅くなることがあっても、空腹になりすぎず、ドカ食いを予防できます」。

娘の朝食を少しつまむ程度。
会社に着いたら、サンドイッチなどを。

〈ADVICE〉朝食を小分けにとると脂肪をため込みにくい
空腹時にいきなりパンやご飯などの糖質をとると、血糖値が急上昇し、脂肪をため込む原因に。朝食を2回に分けるのもよい手です。朝最初に果物を口にすると、酵素がとれて、代謝アップやスムーズな排泄にも効果的です。

化粧のついでにマッサージをして、リフトアップを!

化粧時にフェイスラインとチークラインのマッサージを。肌をこするのではなく、筋肉を伸ばすイメージで刺激します。「二重顎になりがちなのが気になって、動画サイトを参考にしてやり始めました」。

子どもを送ったら、駅まで自転車でダッシュ!

電動自転車で子どもを保育園に送ったら、急いで最寄り駅の駐輪場へ!家から駅までのこの一連の動きは、なかなかハード。「ジムでバイクをこぐよりキツイくらいです(笑)」。

参照:『サンキュ!』2020年4月号「忙しいのに、なぜ太る?」より。掲載している情報は2020年2月現在のものです。撮影/林ひろし 写真協力/『サンキュ!』読者・さおさん、たまさん 構成/宮原元美 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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