赤字家計から年150万貯蓄達成!リセットして貯まりだしたことBEST5

2023/03/30

「貯蓄は一日にして成らず」で、お金は急には貯まりません。小さなことを1つずつクリアーしていったら、気がつけば預金残高が増え、ムダづかい生活が貯まる生活に変わっていました!ちょこっとずつが成功のヒケツ!

<教えてくれた人>
Aさん(30代)
夫(30代)、長女(8歳)、二女(5歳)、愛犬(15歳)の4人と1匹家族。結婚10年目。住まいは昨年3月に購入した中古マンション。以前はパチンコとブランド品に浪費。著書も出版(主婦の友社)。

◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 35万円~
ボーナス(年間・手取り) 100万円
夫年収(手取り) 約520万円~
妻年収(手取り) 約60万円
月貯蓄額 約6万円~
年貯蓄額 約150万円

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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1.「なんとなく」流される1日をリセットした!

1日をダラダラ過ごしていると、お金づかいもダラダラになりがち。家計を立て直すと同時に、生活習慣の見直しを始めました。

●夜は、いっそAmazonプライムを観て寝落ちする!

以前は寝る前に通販サイトでポチポチするのが習慣でしたが、今はAmazonプライムで海外ドラマを観ることに。「買い物するより、月額500円の会費のほうが断然安いです」。

●無印良品のtodoリストを机に置いた!

やるべきことを書き出して、やり終えたらチェック。「面倒なことでもリストにすれば重い腰が上がり、やりくりや用事がサクサクすむように!」。

2.ぼやけたお金の流れをリセットした!

「お金の流れ」は目には見えないので、やりくり初心者さんにはわかりにくい~!まるっと全部、"見える化"しました。

●引き落とし分以外は「袋分け」

月1回、給料日に現金でやりくりする分を口座から下ろして千円札に両替。夫小遣い、5週分の生活費、医療費、ペット費、車費などに振り分けます。「使っていいのはここにある分だけだから、使いすぎません」。

●80歳でも書ける家計簿を考えました(笑)
無印良品のルーズリーフに線を引いて、1カ月分がカレンダー方式で1ページに収まる家計簿を自作。費目ごとに使った金額をざっくり記入して、週末に集計。「キッチンカウンターで立ったまま書き込めるので冷蔵庫横に貼ってます。ラクだから続けられるんですね」。

無買デーにはシールをペタッ。
立ったまま書ける♪
冷蔵庫に貼ってまス。

●「1日2000円財布に追加システム」なら続く!
毎朝、生活費用の袋から2000円を出して財布に投入。お金を使わなかった翌日も2000円を追加します。使わない日が続けば、使えるお金が増えて節約モチベーションがアップ。「ゲーム感覚で楽しみながらやってます」。

3.当たり前と思っていた使い方をリセット!

なんとな~く使っていた水道・光熱費や日用品費を見直して、減らせるものを1つずつリセット。チリも積もれば、で節約効果が表れました。

●水道・光熱費は一つ一つ実験して、安くなるかチェック

全部をいっぺんにやらず、電気はコレ、ガスはアレと1つずつ試しました。「だから今月、ガス代が安いのはアレを変えたからだとわかるんです。実験みたいで面白かったし、効果が目に見えるので節約のしがいがありますね」。

例えば……
・オイルヒーターをやめて灯油に
・電気ポットを電気ケトルに
・ガスコンロと卓上コンロを比較
月7万円 → 1.5万円に!

●ボディソープを石けんに替えてみた

あかりさんは「牛乳石鹸」の赤箱を愛用。「家族4人で使って約1カ月もつから、ボディソープよりコスパがいいですよ」。

1カ月100円ですむ!

●自分の分から格安スマホに替えてみた
夫婦で月2万円だったのが、長女を入れて3人で月4000円に。「まず自分が格安スマホに替えて、通信速度もつながりやすさも問題ないことを実証してから、夫に勧めました」。

年24万円 → 4.8万円に

4.「だ・し・す」で引き出しや棚をリセット!

出す・しまう・捨てる

(1)とりあえず全部出す、(2)必要な物を先にしまう、(3)残った中で不要な物を捨てる……の3ステップでリセット。「絶対必要なお気に入りの物を先にしまって、残った物の中から不要な物を捨てるほうが自分には合っています」。

前はストレス発散買いした物が家中にあふれた状態。一つ一つ見直したら、いらない物がこんなに!処分したら、物を管理するストレスから解放されて、気分もリセット☆

5.ダダもれ外食欲を「貯金飯」でリセット

「節約レシピ」ではなく、より前向きな「貯金飯」と呼んでテンションアップ!貯蓄を殖やすためのおうちごはんを楽しんでいます。

●ご飯炊くのも面倒なときはリゾット!

生米を炒めて煮るリゾットなら、お米をといで浸す手間も、炊飯器の内釡を洗う手間もなし。「お気に入りの器によそえば外食気分に」

●「アイラップ」で副菜作りがお気楽に

袋の中に食材を入れ、そのままレンチンや湯せんで調理OK。「使い捨てだから鍋を洗う手間がないし、時短で作れて便利ですよ」。

「でも」「だって」をやめて「それならば」「そしたら」と考える

「入ってくるお金は限られているから、それでやるしかないんです。人と比較せず、一つ一つお金と向き合ううちに、言い訳をしたり人のせいにすることがなくなり、『どうしたらいい?』とすぐ考えられるようになりました」。

※一部Aさん宅を再現して撮影しています。

参照:『サンキュ!』2021年4月号「暮らしとお金の最強リセット術」より。掲載している情報は2021年2月現在のものです。撮影/市原慶子、Aさん 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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