「あれ?なんか老けた?」と思われる原因に!手抜きメイクNGな意外なパーツとは?
2020/09/09
久しぶりに知り合いと会ったとき、「あれ?なんか老けた?」と感じることはありませんか?ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんによれば、顔のなかのあるパーツのメイクを疎かにすることが大きく老け見えに繋がるそうで……詳しくお聞きしました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
年齢は鼻から下に出る!
老け見えを左右する顔のパーツと言うと、目元を意識しがちな方が多いはず。だけど年齢は意外と“口元”に出るんです。年齢とともに口角が下がってきたり、頬が落ちることでほうれい線が目立ってきたり、あごのラインがたるんできたり…さらに50、60代になってくると歯のトラブルも増えてきます。
最近はマスクをしているので、口元に対する意識がますます薄れがちだけど、口元を整えてあげることは大人にとって大切なことですよ!
リップケアをしっかりと!
まずは常日頃から、ふっくらとした唇になるようリップケアをしっかりとしましょう。唇の乾燥による縦皺やかさつきは老けて見えますよ。
色味の状態を整える!
唇や唇の輪郭の色素が濃くなることで、口元は暗く見えがち。顔色も悪く見えてしまいます。リップコンシーラーであらかじめ元の色を消して、色味の状態を整えてあげましょう。
唇は大きくふっくら描く!
年齢を重ねてくると、唇は次第にしぼんで薄くなっていきます。リップラインを実際の唇よりも内側に描いている方が多いけど、それだと痩せてきた頬が目立ち、ほうれい線にも目がいきがち。さらには貧相にも見えるという悪循環に…。ラインは大きくふっくらと描きましょう。上唇と下唇の厚みを合わせて、とくに上唇のラインは丸みを帯びるように描くと若々しくなりますよ。
口角を締める!
口角が下がっていると老け見えに繋がってしまいます。40代はリップブラシを使って上下をきちんと繋げ、しっかり口角を締めるようにしましょう。
色味を感じないリップはNG!
色味を感じない薄いベージュや、ノーカラーのツヤだけのグロスなどはやめましょう。若く見せたいからと、ビビッド過ぎる色のリップを塗るのもNGです。唇だけ浮いて見えてしまいます。