屋外で両手で白いコーヒーカップを持つ若い女性。

寒い季節のむくみ、ふくらはぎの運動と水分摂取がスッキリの鍵!

2020/10/25

気温がぐっと下がって寒くなった今、「最近、太ったなぁ」と感じている人はもしかしたら“むくみ”が出ているだけかもしれません。

暑い季節には暑い季節の、寒い季節には寒い季節のそれぞれの季節ごとのすごし方によってむくみが出てくる原因は異なるのですが、気温がグンと下がるこれからの季節は運動不足と水分不足に要注意! 

今回は、ヨガインストラクターの高木沙織さんに寒い季節のむくみ対策について話しを聞いてきました。

ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...

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寒い季節のむくみは2つの不足から

幸せなミレニアル世代の女の子が岸壁で走り、音楽を聴いている
Prostock-Studio/gettyimages

涼しいを通り越して“寒い”と感じるようになると、運動をしようという気持ちが薄れていってしまう人は少なくないでしょう。外を歩くのも走るのも寒いし、家でヌクヌクとすごしているうちに自宅でできるエクササイズなどもやる気が出なくなってしまったり。

このような運動不足はむくみの原因のひとつになります。それは、下半身の血液を心臓に戻すポンプの役割を担うふくらはぎの筋肉の収縮・弛緩の働きが弱くなり血行不良が起こるからです。

そもそも寒い季節というのは足元が冷えやすいため、筋肉が硬くなりがちなので、ふくらはぎを動かすエクササイズやストレッチをするのがオススメです!

また、暑い季節と比べて水分の摂取量が減る人もいるでしょう。汗もかかないし、と思って水分を摂らないでいると水分不足を感じた身体は水分をため込むように働き、それがむくみの原因になるとも言われています。

テレビを見ながらでもOK、ふくらはぎの運動

ここではふくらはぎの簡単な運動を紹介します。慣れてきたらテレビを見ながらおこなってもOK。早速やってみましょう。

(1)ひざ立ちになる

(2)右足を前に踏み出し、両手の指先を床につく
→右ひざが前に出すぎないように90度くらいの角度を意識すること

(3)重心を前に移動させ、姿勢をキープする~呼吸を5回
→右ひざに体重をかけすぎないこと

(4)お尻をうしろに引き、右ひざを伸ばす~呼吸を5回
→ひざは無理なく伸ばせるところまででOK
→つま先を天井に向ける

※ 右ひざを軽く曲げてもよい

この動きを3セットおこなったら、今度は左足を前にして同様におこないます。
ただし、身体に痛みや違和感がある人は無理におこなわないこと。

冬の水分補給

ガラスに注ぐ水
Alter_photo/gettyimages

空気が乾燥していることや、暖房の効いた屋内ですごすことで身体からは水分が奪われやすくなります。さらには汗をかきにくくなることから水分摂取量が減ってしまい、身体が水分不足の状態に陥りやすくなるのが寒い季節。

だからといって一度にたくさんの水を飲んでもうまく吸収できるわけではありません。150mlほどの水を10回程度に分けてこまめに摂るようにするとよいでしょう。

身体が冷えやすい人は白湯を取り入れるのも〇。利尿作用のあるコーヒーやお茶は飲みすぎないように。


もしかしたらこれはむくみなのかもしれない、と思った人は運動不足、水分不足になっていないかを見直してみるのもいいかもしれません。

教えてくれたのは・・・

高木沙織さん

ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを得意とし、体の内外から美しさをサポートする。「美」と「健康」には密接な関係があることから、野菜や果物、雑穀に関する資格を複数所有。スーパーフードにも造詣が深く“スーパーフードエキスパート”としてイベント講師も務める。

 
 

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