あなたは大丈夫?「太りやすくなる習慣6つ」いくつ当てはまるかをチェック!
2020/12/10
年齢や体質によるところもありますが「太りやすい人」と「太りにくい人」はいます。そして自分は前者かもしれない……そう思ったことはありませんか?
できることなら「私、太りにくいから」とダイエットとは無縁の生活を送ってみたい!もしかしたらそれ、次の太りやすくなる習慣を改めることによって実現するかもしれません。
ヨガインストラクターでビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんに教えてもらいました。
執筆/監修: ヨガインストラクター 高木沙織
ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを...
いくつ当てはまる?太りやすくなる6つの習慣
まずは、太りやすくなると言われている習慣をご紹介します。当てはまる数が多ければ多いほど……それでは早速チェックしていきましょう。
(1)ながら食い
(2)炭水化物から食べる
(3)生野菜のサラダがメイン
(4)たっぷり重ね着&強い締めつけ
(5)座っているときは猫背が定着
(6)ベッドの中で友人のSNSチェック
さて、みなさんはいくつ当てはまりましたか?
次は、なぜこれらの習慣によって太りやすい身体になってしまうのかくわしくお話ししましょう。
どうして太りやすくなるの?
(1)
今、何を口に入れたのか、またそれをよく噛んで味わうことは食事の満足感を高め、満腹感も感じやすくしてくれます。丁寧に食べることは早食い・大食いを防ぐのにも欠かせません。
家族の身支度や食事の準備があったりすると自分のことは後回し。やっと自分の食事だと思ってもテレビやスマートフォンでニュースを見たり、新聞・雑誌などを読んだり、なかにはパンをくわえて車の運転をしたりと食事に集中することがむずかしいという人も多いでしょう。
毎食とはいかなくても、食事中ずっととはいかなくても、少し食べることに集中する時間を設けられるように工夫してみませんか。
(2)
空腹からの糖質主体の食べ物(主食など)の摂取は血糖値を急上昇させ、それを下げるためのホルモンが過剰に分泌されるようになります。このインスリンというホルモンは血中の糖分を脂肪として身体にたくわえようと働くため、過剰な分泌を引き起こす食べ方は太りやすい食べ方になってしまうのです。
まずは食物繊維を含む野菜やきのこ類、海藻類から食べて消化吸収を緩やかに、血糖値の急上昇を抑えましょう。
(3)
ヘルシーでダイエット向きだと思われがちな生野菜のサラダですが、それがメインになって温かい物をあまりとらないでいると身体は冷えてしまい、基礎代謝も上がりにくくなります。
温野菜のサラダにしたり、温め食材のショウガをプラスしたり、スープを添えたりして、飲食によって身体を冷やさないように。
(4)
過剰な重ね着や締めつけの強い衣類は、本来なら動く身体の範囲を狭めて運動量を減らしてしまったり、血流を悪くしたりして冷えにつながることもあります。
着る物の枚数や生地の厚みではなく薄手でも目の詰まったインナーを着たり、素材やサイズ感を意識した防寒を。
(5)
猫背の姿勢で座っているとき、腹部の筋肉はしっかりと使われていません。つまりはたるみやすくなります。くわえて腹部に圧がかかり内臓の負担になることも。
姿勢の癖に気がついたら、上にスーッと伸びるように背筋を伸ばし、左右の肩甲骨同士を中央に寄せるように胸を開いて、あごを軽く引いてみてください。
(6)
スマートフォンから発せられるブルーライトによって入眠しにくい状態になり、睡眠時間が短くなると、食欲抑制ホルモン・レプチンが減り、食欲増進ホルモン・グレリンが増えると言われています。
日中じっくりとスマートフォンを見る時間が取れないとつい眠る前に手にしてしまいますよね。まずはその時間を短くしたり、可能であれば就寝1~2時間前は見ないようにできると◎。
ほかには、身体を内側から温めてくれる根菜類や肉類(豚肉は涼性なのでショウガなどといっしょに)、ショウガ、ニンニク、玉ねぎなどを積極的に取り入れたり、血流を促すストレッチをおこなったりするのも太りにくい身体作りの役に立ってくれるでしょう。
年齢や体質ももちろん関係してきますが生活習慣だって大いに関係あり、ですよ。