体重スケール。

40代は体重をはかっちゃだめ!?アラフォーヨガ講師が実践する長期的に続くダイエット

2020/12/14

「ダイエットをしなくては!」と思うのはどんなときですか?「いつもです!」という方も多いと思いますが、実際には「身体が重い」「見た目が明らかにサイズアップしている」と感じたときが、ダイエットを強く意識するときなのではないでしょうか。

そんなとき、最初に取る行動は「体重をはかる」だと思います。しかし、ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターの高木沙織さんは「アラフォーは体重をはかってはダメ!」と話します。その理由と、アラフォーのダイエットのコツを聞きました。

長期的に続けるために「あえて」計らないダイエット

精神障害、答えを見つける、混乱の概念
Aleksei Morozov/gettyimages

「〇kg増えていた」「〇kg減っていた」。

体重に重きを置いたダイエットをすると、このちょっとした増減に一喜一憂。後悔や反省から自分を責めたり、喜びからもっと痩せたいと過度な食事制限をもうけてしまったり……。厳しい言い方をすると、体重に振り回されることにもなりかねません。

ちなみに食べ過ぎた翌日の体重の増加はほとんどが水分によるもので、外見から分かるサイズアップは2週間後くらいに現れると言われています(食べたものが体脂肪として蓄積されるまでの期間の目安)。

もちろん「いつの食事がどうだった」ということはダイエット中には考える必要がありますが、よほどの暴飲暴食でなければ、一日前のことや当日のことよりも、もっと先のことを見据えて、ストレスを感じることなくダイエットをしたいものです。

また、体重を減らしたいあまりに厳しい食事制限をもうけていると、栄養不足から肌のハリ・つやがなくなったり、皮膚がたるんだり、疲れた印象に見えてしまったりするのもアラフォー女性のダイエットのむずかしいところ。

それに、同じ1kgでも脂肪と筋肉では密度が異なります。1kg分の脂肪がつくのと1kg分の筋肉がつくのとでは見た目に大きな違いとなって現れますから、ダイエットの成功=体重だけがすべてというわけではないことも知っておくべき大切なポイント。

「〇kg痩せた!」と喜んでも不健康そうに見た目年齢も高く見えるのと、体重は増えたけれど引き締まっていて健康的に見えるのとでは後者のほうがいいと思いませんか?

そこで筆者が長年実践していて、ヨガの生徒さんなどへも伝えているのが“あえて体重をはからない”ダイエットです。

体重計ではなく鏡に目を向ける

減量コンセプト
RyanKing999/gettyimages

これは、筆者の実体験やヨガの生徒さんの体験談でもあるのですが、“体重をはかる”ダイエットをしているときは自分の体よりも、体重計の目盛りに集中しがちになります。実際の自分の姿ではなく「この身長ならこのくらいの体重が美しいのだ」と、ただ体重を減らすことだけに意識が向いてしまうのですね。

ここで、そもそも何のためにダイエットを始めたのかを思い出してみてください。シュッと引き締まった体を取りもどすためではありませんか?

そのためには適度な運動をして筋肉量を増やすことだって大切になってきます。つまりは、見た目は引き締まっても体重が増えることだってあるのです。

ダイエットの基準を体重計の目盛りから、鏡に映る自分の姿へと変えることでグラム単位の変動によるストレスから解放され、変化していく身体にモチベーションを上げることもできるのではないでしょうか。

体型チェックをするときのポイント

runna10/gettyimages

では、実際に鏡に映る自分の姿をチェックする方法なのですが、一番いいのは“何も着ていない”状態もしくは、下着姿の状態です。全身鏡の前に立ち、前、うしろ、横と全方位からグルッとチェックしましょう。

最初のうちは「自分の体を見たくない!」「こんなところにもお肉が?」などと目をそむけたくなるかもしれませんが、慣れていきます。それどころか、どこをどのくらい絞りたいのかという目標が明確になり、変化が現れてくると鏡を見ることが好きに、楽しくもなるでしょう。

朝着替えをするときや夜お風呂に入るときなどの習慣にしてみてはいかがでしょうか。

もうひとつ、お気に入りの洋服を着て鏡の前に立つのもおすすめです。「この服をスッキリと着られていたときの体に!」というモチベーションアップにもつながるでしょう。筆者は全裸かピチピチのヨガウェアで鏡の前に立つようにしています。

どうしても体重をはかりたくなったら?

バスルームに座ってスケールとテープメジャーを見て不幸な十代の少女
Daisy-Daisy/gettyimages

それでも体重が気になって、どうしてもはかりたくなったら……はかってもいいと思います。ただし、なるべくモチベーションや気分を落とさなくてすむようなタイミングを狙ってみましょう。

たとえば、朝トイレをすませた後。体重は一日のなかでも変動します。食事や水分を摂った後は増え、尿・便・汗が体から出た排泄後は減るといったように、その日の活動内容によって左右されるので、そのなかでも変化が少ないかつ排泄後のスッキリとした時間帯をひとつの目安にするといいでしょう。

ダイエットを成功させる鍵は、ストレスが少なく、長く続けられることなのではないでしょうか。

もし、体重を意識するダイエットに取り組んでいてそれをツラいと感じている人がいたら、あえてはからないダイエットを試してみてはいかがでしょうか。バランスのよい食事と適度な運動もお忘れなく。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

教えてくれたのは・・・

高木沙織さん

ヨガインストラクター/ライター。骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスを得意とし、体の内外から美しさをサポートする。「美」と「健康」には密接な関係があることから、野菜や果物、雑穀に関する資格を複数所有。スーパーフードにも造詣が深く“スーパーフードエキスパート”としてイベント講師も務める。

 
 

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