ツラい起き抜けの頭の重さとサヨナラ!その原因とカンタン解決法
2020/09/18
サンキュ!STYLEライターで美人デザイン睡眠アカデミー主宰の内藤絢です。
女性の悩みの中で特に多い頭の重さ、首や肩の凝り。
原因は日常のスマホ操作、リモートワークでの長時間のパソコン操作やWEBミーティングが思い当たるのではないでしょうか?
実はその原因、ブルーライトに関係する物ではない事も…。
今回はセルフケアやマッサージでも中々解決が難しい【ツラい起き抜けの頭の重さ】が起こる原因とカンタン解決法を紹介します。
原因は寝ている時に発生している
自分が寝ている時の状態は分からない!と思う方も多いのではないでしょうか?
勿論、私も自身が寝ている姿を見た事はないのですが、その中でも起き抜けの頭や首、肩の重さの原因は見つける事が出来ます。
まず起き抜けの頭の重さ、首や肩の凝りの原因は
・就寝中に歯を食いしばっている
・仰向けで顎が上がり、口が開いたり喉に舌が沈んでいる
この2点が主な原因である事が多く見られます。
【まず上記に当てはまるかチェックをしてみましょう!】
1 口を大きく開いた時に手の指を縦にして4本分の幅があるか?
→4本分以下の場合、就寝中に歯を食いしばりがあるサイン。
2 朝起きると口の中がカラカラ
→口呼吸で舌が喉に沈み、いびきを掻いている可能性があるサイン。
次からはカンタン解決法を紹介します。
食いしばりや口のカラカラ原因は夕食にある?その原因とカンタン解決法
猛暑の夏は身体が疲れていたり火を使う調理が苦痛になり、夕食のメニューは炭水化物がメインになっていませんか?
素麺、冷やしうどん、パスタの他、丼物などおかずが少ない献立の場合はそこに原因があるケースが多いです。
炭水化物=糖質を摂る量が増える事で血糖値が急上昇すると共に交感神経が優位に。
交感神経を鎮静させようと就寝中に歯を食いしばる事が頭や首、肩の凝りや重さのもとです。
カンタン解決法は【夕食で白色の炭水化物を減らす】
・米食の場合は白米の量を減らすか玄米、雑穀米に替える
・パスタなら全粒粉や米粉が主原料の商品に切り替える
これだけでも糖質を摂る量と食いしばり防止に繋がります。
もう一つは長時間のスマホやパソコン操作で起こる顔全体の硬さ
スマホやパソコンの操作では頭が下がり、うつむき加減になる事で顔全体の筋肉が硬くなる他に美容面では顔が弛む原因にもなります。
カンタン解決法は【上を向きながら大きく口を開け(アイウエオ)の動きをする】
・顔の血行が滞る朝の起き抜け、仰向けのままで行う
・湯船で上を向きながら、顎を天井に向けながら行う
アイウエオの後、喉元から舌を10秒ほど出す事で口元全体の硬さが和らぎます。
これを朝と夜にそれぞれ5回ずつ行います。
大きく口元を開けない場合は小さな動きから徐々に大きくしていきましょう!
頭の重さや首、肩の凝りは身体が思うように動かなくて憂鬱になりがち。
とは言え、色々なエクササイズをするのはしんどい。
このカンタン解決法は生活内で手軽にできるシンプルな事!
朝の起き抜けがツラい時、是非お試しください。
◆記事を書いたのは…内藤絢
主にサンキュ読者世代のワーキングウーマンの日中パフォーマンス向上サポートと不眠、不調や体質改善を睡眠の改善を通して叶える睡眠栄養指導士®︎。
また睡眠専門家であると共に現役ヨガインストラクター【指導歴13年】食育指導士を保有する睡眠、運動、食事のヘルスケアのプロです。
※ご紹介した内容は個人の感想です。