うろつろばを気にする中年日本人女性

美容ジャーナリスト発「顔の小ジワを防ぐ家」に、マラソンの給水ポイントのように置かれている物

2022/06/10

白髪やシミに運動不足、最近は眠りも浅い……美容や健康の悩みは十人十色。そこで2人の美容のプロが、おうちの中をちょっと変えるだけでOKのお悩み解決法を伝授。

<教えてくれた人>
・ダイエット美容家 本島彩帆里さん
心も体も不安定な万年ダイエッターを脱し、健康的に産後20kgやせる。痩身サロンで様々な女性のダイエットサポートをした経験も活かし、SNS(@saoooori89)や著書、メディアにて発信。「やせやすい家は必ずつくれます」。


・美容ジャーナリスト 鵜飼香子さん
美容ジャーナリスト、ライター、編集者。美容誌「MAQUIA」編集部に約13年間在籍し、美容のエキスパートに。経営管理修士(MBA)の資格も所持する2女の母。「家の仕組みで、"ながら美容"は実現します」。

【お悩み1】運動不足だな~と思いつつ、結局なにもしないから太り続けてます……

U・Sさん(京都府 39歳)

【回答】リモコン、ドライヤーなどよく使う物をちょっと遠く&高い場所にしまおう

ヘアドライヤー
Olga Ivanova/gettyimages

千里の道も一歩から。わざわざ運動する時間を設けるよりも、必ず毎日する行動をエクササイズ化するのが効果的。よく使う物の定位置を手の届きづらい場所に設定してみて。(本島さん)

【回答】よく座る場所に全身鏡を置くだけで姿勢が整い、体幹が鍛えられます!

自分の今の姿を見ると、ダイエットに対するモチベーションがアップ。よく座る場所の近くに全身鏡を置き、「自分の姿を見たら姿勢を正す」という習慣をつけるだけでも効果あり!(鵜飼さん)

【お悩み2】顔の小ジワが目立ってきちゃった~

T・Cさん(和歌山県 35歳)

【回答】マラソンの給水ポイントのように、家のあちこちに保湿グッズを置こう

ヘルスケアの概念。保湿ハンド クリームを適用する若い女性の手のクローズ アップ ショット。
spukkato/gettyimages

小ジワの予防には、先回りの保湿が肝心。キッチンや洗面所など生活動線のあちこちに保湿スプレーを配置し、通るたびにシュッとスプレーを。(鵜飼さん)

【回答】下を向きすぎるとシワの原因に。テレビやパソコンの高さに注意!

ほうれい線や首のシワは、顔がうつむく姿勢が多いことも原因の1つ。長時間見る物は目線より高くなるよう、台座などを仕込みましょう。(本島さん)

【お悩み3】いきなり白髪が増えた気がする~!

H・Yさん(埼玉県 39歳)

【回答】玄関にUVケアスプレーを置いて、紫外線による頭皮へのダメージを防いで

白髪が増える原因の1つが紫外線。実は紫外線は頭皮に届きやすく、そのダメージが白髪の原因になるので、出かける前にUVケアスプレーを使いましょう。靴をはく→スプレーを流れに。(鵜飼さん)

【白髪の3大要因】
(1)ストレス
(2)紫外線
(3)頭皮の血流の低下

【お悩み4】最近、眠りが浅くて寝ても疲れが取れません

S・Eさん(広島県 38歳)

寝具にラベンダーやグリーン、ベージュを取り入れてリラックス効果をアップさせよう

ラベンダーが盛んな庭園
wjarek/gettyimages

寝室では"色使い"が大切。やわらかいトーンのラベンダー、安心感やリラックス効果を得られるグリーン系、落ち着いたイメージのベージュを取り入れてみて。(MAKOさん)

【回答】まぶしい光で脳は覚醒!廊下やトイレの電灯をワントーン暗くしよう

脳はとても敏感なので、光を感じると眠れなくなってしまいます。夜中にトイレに行ってもベッドに戻ったらスッと眠れるように、最低限動けるくらいの暗めの明かりに調整を。(加藤先生)

【お悩み5】シミをどうにか減らしたい

T・Kさん(神奈川県 40歳)

カーテンをUVカットの物にして、座る椅子の向きもこまめに変えて

風に揺れるカーテン
byryo/gettyimages

室内にいても紫外線は入ってきます。物理的に紫外線を防ぐため、カーテンを交換しましょう。また顔の一方だけに紫外線を浴び続けるとシミができやすいので、椅子の向きも意識して。(鵜飼さん)

参照:『サンキュ!』2022年6月号「なんでもお悩み相談マンションにようこそ」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部

 
 

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