【レシピ提案】旬の秋食材を120%おいしく食べよう!シンプル献立決定版

2016/11/03

秋はおいしいものがたくさん!

脂ののったさんまや、ほっくり甘いかぶやかぼちゃ。そんな秋の旬食材をおいしくいただくには、「余計なことをしない」シンプルな調理、シンプルな味つけがいちばんなんです!
そこで、シンプルな調理で食材の味を最大限に引き出す腕に定評のある料理研究家・大庭英子さんに、秋の食材をぞんぶんに味わう料理と献立を教えてもらいました!
 


~秋のシンプル献立5つのルール~

1.調理法は焼くだけ! 煮るだけ!
「炒めてオーブンで焼く」など複雑な料理より、工程1つですむ料理のほうがおいしい


2.味つけはすくなくていい
調味料が増えると素材の味が消えてしまいます。塩で焼くだけ、のりであえるだけのレベルでOK


3.食材を使いすぎない
かぼちゃならかぼちゃだけ、煮物なら食材は2つまで、など、潔く減らすことで食材を深く味わえます


4.品数はたくさんいらない
バランスが取れていれば2品でもOK。むりに「一汁三菜」にこだわる必要はありません


5.切り方を変えれば同じ食材でも飽きない
目新しいメニューに挑戦するより、切り方1つで食感も見た目も、簡単に変えられます

 


献立案1【さんまの塩焼き献立】
さんまが手に入ったら、青菜と具だくさん味噌汁でボリュームも栄養もバッチリ!

「さんまの塩焼き」
塩をふって焼くだけ

「ほうれん草ののりあえ」
ゆでたほうれん草を焼きのりとしょうゆであえるだけ

「里芋とごぼうのみそ汁」
たっぷりの根菜で献立に満足感をプラスします

 


献立案2【焼きかぶの豚肉みそ炒め献立】
かぶは焼くだけ、かぼちゃは煮るだけ。旬の野菜の甘みと食感を味わう献立です。
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「焼きかぶの豚肉みそ炒めがけ」
食材は2つだけ! 焼くだけで香ばしく甘くなるかぶ。肉みそをのせて主役感を。

「かぼちゃの甘煮」
かぼちゃを煮るだけ。素材1つだから甘みが引き立ちます

「かぶの葉の混ぜご飯」
塩とごまと炒めて、ご飯に混ぜるだけ


いかがでしたか? とってもシンプルなのに、すごく“ごちそう感”がありますよね。旬の食材は安価なのでお財布にもやさしいし、栄養もいっぱいで、いいことづくめ。季節の恵みで豊かな食卓を味わって!


参照:『サンキュ!』11月号「旬の秋食材をおいしく食べるシンプルおかず」より一部抜粋 監修/大庭英子、撮影/木村拓(東京料理写真)、取材/佐藤由香、文/田谷峰子
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