物価高に屈せず食費予算を守っている人の1週間献立

2024/09/06

物価が高くても高校生の子どもがいても食費予算をキープ♪キッチンのちょっとのリセットと、先取りで自炊を継続しています。適度な自由度が長続きの秘訣という、食費を上げない1週間献立を教えてもらいました。


<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Kさん(福岡県 39歳)
強豪バスケ部員の高校生がいても食費月6万円キープ。夫(42歳)、長男(15歳)、長女(9歳)の4人家族。仕事は自営業の夫の会社の手伝い。

◎Total Money Data◎
世帯月収(手取り) 52万円
ボーナス 0円
世帯年収(手取り) 624万円
月貯蓄額12万6000円
年貯蓄額150万円
総貯蓄額1500万円以上

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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物価高に屈せず、食費予算を守っている人はキッチンに秘密がありました

「毎晩キッチンを片づけたら、翌朝すぐ作業できるように必要な物をセットするのが日課。散らかっていたり、後手後手になると料理する気がうせるので、リセットとちょっとの先取りを意識してます」。1週間の献立も先取りして6日分だけ決め、残り1日はゲーム感覚の在庫一掃メニューで乗り切り。冷蔵庫が空っぽになったら庫内を掃除し、また献立を決めて買い物へ。常に「リセット→先取り」の流れをこなすことで、多忙な毎日でも食費節約につながる自炊を継続。予算を守れる秘訣は、“自炊する気になるキッチンのルーティン”にありました!


●Kさんの1カ月の家計表
<収入>
世帯月収(手取り) 52万円

<貯蓄>
先取り貯蓄 12万6000円
・教育費用積み立て 4万円
・iDeCo 4万6000円
・NISA 4万円
特別出費用積み立て 5万円

<支出>
住居費10万6000円
水道・光熱費 3万円
通信費 1万2000円(プロバイダー、4人分のスマホ代)
保険料 9000円
子ども費 3万2000円
やりくり費 10万円
(食費、日用品費、医療費など)1日3000円×30日分+予備費1万円
夫小遣い 3万円
妻小遣い 1万5000円
長男小遣い 9000円
長女小遣い 1000円

食費を上げない「1周間献立」大公開!

献立を決めても何曜日に何を作るかはフリー。買い物メモを作っていても特売品によって買う食材を調整。適度な自由度が長続きの秘訣!

POINT1 週末、6日分の献立表と買い物メモを書く

6日分を書きやすい100円ショップのA5サイズのメモ帳

メモ帳を6分割し、6日分の主菜と副菜を記入。時間がない日に時間がかかる献立だと大変なので、あえて何曜日に何を作るかは決めず、その日の時間の余裕度で決定しています。

POINT2 1つのスーパーで食材をまとめて買う

買い物メモを持参しつつも、安い食材があれば変更や追加するなど臨機応変に。週1回のまとめ買いで店のはしごもしないので、1回の会計で週の予算内に収まっていればOK。

1万5000円を目安に買う

献立表からメニューを選び、1週間スタート

【月】
せん切りキャベツの上に、しょうゆと焼き肉のたれで味つけした豚肉と卵をのせた豚丼。さっぱり系の副菜でバランスよく。

MENU
・キャベツ豚丼
・トマトマリネ
・ところてん

【火】
手軽な丼ものに、盛って出すだけの副菜2品を合わせた、超忙しい日の「逃げメニュー」。

MENU
・ビビンバ
・もずく酢
・卵豆腐

【水】
今週の献立の中で一番手間がかかる肉団子は、比較的時間に余裕があるこの日にチョイス。

MENU
・肉団子
・とうもろこし
・小松菜の炒めもの

【木】
照り焼きと煮ものはオーブンレンジで同時に調理。その間に付け合わせのレタスや副菜を準備。

MENU
・鶏の照り焼き
・かぼちゃの煮もの
・春雨サラダ

【金】
主菜はライスペーパーを生地代わりにすることで、フライパンで簡単に作れるお好み焼き。

MENU
・ライスペーパーお好み焼き
・きゅうり山芋の梅あえ
・高菜のおにぎり

【土】
たんぱくな白身魚はあんかけでボリューミーに。なすの揚げびたしはオーブン調理で油を節約。

MENU
・白身魚のあんかけ
・切り干し大根煮
・なすの揚げびたし

【日】
炒飯とスープで半端に残った食材を一掃。金曜のお好み焼きの残りのライスペーパーで作った生春巻きにも、残った肉や野菜を投入。

MENU
・高菜と白ねぎの炒飯
・鶏肉入り生春巻き
・残り野菜と春雨のスープ

残っている食材を食べ切るゲーム感覚のサバイバル献立

参照:『サンキュ!』2024年9月号「貯めてる18人の家とお金潜入調査!」より。掲載している情報は2024年7月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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