女性はクリームで焼きたてのカップケーキを飾ります

気になる「カップケーキ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/18

この記事では「カップケーキ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

カップケーキを食べると太りやすい?

カップケーキとは、アルミや紙のカップに生地を入れて焼き上げた、小さめサイズのケーキです。スタンダードなプレーンに加えて、チョコやストロベリーなどフレーバーのバリエーションも多く、クリームなどでデコレーションされたものもあります。

カップケーキは、ショートケーキなどと比べてサイズが小さめとはいえ、トッピングや材料によって、1食当たりのカロリーは高くなってしまいます。

ダイエット中のかたやカロリーが気になるかたは、小さいサイズのカップケーキや、トッピングされていないシンプルなものを選ぶとよいでしょう。

カップケーキ1食分のカロリー

カップケーキにはバナナ、ストロベリー、抹茶など、数多くのフレーバーが存在しています。フレーバーによって材料や分量が異なるため、カップケーキのカロリーにも多少の違いがみられます。

ここからは、たくさんあるフレーバーの中から「プレーンカップケーキ」と「チョコカップケーキ」の2種類のカロリーについて、紹介していきます。

プレーンカップケーキのカロリー

プレーンカップケーキ1食分(44.6g)のカロリーは、176kcalになります。これは、小麦粉とベーキングパウダーに、牛乳、無塩バター、卵、グラニュー糖を加えてつくった場合のカロリーです。

無塩バターや小麦粉、グラニュー糖がプレーンカップケーキのカロリーの大半を占めています。カップケーキで使用する材料の分量やサイズによって、カロリーが変わるため、ダイエット中のかたやカロリーが気になる場合は注意が必要です。

チョコカップケーキのカロリー

小麦粉やバター、砂糖を使用したチョコカップケーキ1食分(47.3g)のカロリーは、165kcalになります。チョコカップケーキでは「チョコレート」のフレーバーをつけるため、ココアやチョコレートを材料に使用している点が、プレーンカップケーキと違う点です。

前述したプレーンカップケーキ1食分(44.6g)のカロリーと比較して、チョコカップケーキはカロリーがやや少なめです。

カップケーキの炭水化物量は?

プレーンカップケーキ1食分(44.6g)中に含まれている炭水化物量は19.43gで、チョコカップケーキ1食分(47.3g)中の炭水化物量は16.81gです。

炭水化物とは、糖質と食物繊維の総称です。含まれる食物繊維の量は、プレーンカップケーキで0.3g、チョコカップケーキで0.66gであることから、カップケーキの炭水化物は大部分が糖質といえるでしょう。

しかし、材料である小麦粉や砂糖の量、ケーキのサイズなど工夫することで、炭水化物の量をある程度調整できます。

カップケーキを食べるときのポイント

甘いマジカ
vladans/gettyimages

カップケーキは、プレーンだと1食分(44.6g)176kcal、チョコだと1食分(47.3g)165kcalありますが、材料の選び方やケーキのサイズによってはカロリーを抑えることが可能になります。

ここからは、カップケーキを食べるときのポイントをいくつか紹介していきます。ポイントを押さえて、おいしくカップケーキを食べましょう。

小麦粉を大豆粉に置き換える

カップケーキの材料である小麦粉の主成分は、炭水化物です。糖質は炭水化物の一部であるため、小麦粉の量が多いほど、摂取する糖質量も増加することになります。

そこでおすすめなのが、小麦粉の代わりに大豆粉を使ったカップケーキです。大豆の主成分はタンパク質と脂質であるため、大豆粉を用いることで摂取する糖質量を減らすことが可能になります。

砂糖を人口甘味料に置き換える

人工甘味料とは、化学的に合成された甘味料です。砂糖よりも低カロリーで、少量でも強い甘味を感じられることから、砂糖の代替品としてぴったりといえるでしょう。

カップケーキをつくるときは、カロリーカットできる人工甘味料がおすすめですが、低カロリーだからといって使いすぎないように注意しましょう。

ミニサイズのものを選ぶ

1日の間食のカロリーの目安は、200kcalほどが適切であるといわれています。

種類にもよりますが、プレーンカップケーキ1食分(44.6g)当たりのカロリーが180kcal近くあるため、生クリームなどのトッピングをのせてカップケーキを1食分食べてしまうと、目安のカロリーをオーバーしてしまう可能性が高いです。

しかし、小さいサイズのカップケーキであれば、その分カロリーも抑えられるでしょう。間食としてカップケーキを食べる場合は、小さめのサイズがおすすめです。

トッピングを控える

カップケーキは、いろいろとアレンジして楽しめるケーキです。種類によっては生クリームやフルーツをトッピングしているものもありますが、そのようなカップケーキは、トッピングがないものと比べてカロリーや糖質が高くなります。

カップケーキを食べるときは、できるだけシンプルなものを選ぶようにすることで、カロリーオーバーを防げるでしょう。

生地に野菜を練り込む

野菜に含まれている食物繊維やビタミン類は、体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素です。カップケーキの生地に野菜を練り込むことで、野菜に含まれる食物繊維やビタミン類をより手軽に摂取できるようになるでしょう。

カップケーキに加える野菜の候補として、カボチャやニンジンがあげられます。これらの野菜には、皮膚や粘膜の健康を保ち、美肌効果が期待できる「ビタミンA」の元になる成分や、腸の機能を整える効果がある「食物繊維」が含まれているため、おすすめです。

カップケーキのおすすめアレンジレシピ

ここからは、カップケーキのおすすめアレンジレシピを紹介していきます。

カップケーキは、アレンジの幅が広いお菓子です。お酒の風味を加えた大人向けのものからヘルシーレシピまで、工夫次第でバリエーションがどんどん広がっていくことも、カップケーキの魅力でしょう。

おすすめレシピ1:梅酒入りカップケーキ

出典:E・レシピ

生地に梅酒と刻んだ梅を混ぜてつくる、カップケーキのアレンジレシピです。

梅酒に漬かっていた梅はエキスがお酒に移ってしまい、そのまま食べても味に物足りなさを感じることがあるでしょう。しかし、梅酒の梅をフルーツの代わりとして刻んでカップケーキに混ぜることで、使い終わったはずの梅をおいしく再利用することが可能となります。

カップケーキに、梅酒と漬かっていた梅を使うことで、お酒の風味がプラスされた大人向けのひと味違ったカップケーキが楽しめるでしょう。

おすすめレシピ2:長芋のスフレカップケーキ

出典:E・レシピ

すりおろした長芋を生地に混ぜ込んで焼き上げる、カップケーキのアレンジレシピです。

長芋はビタミンB1やビタミンC、ミネラル、食物繊維が含まれている食材です。長芋を加えることで、カップケーキに不足しがちな栄養素を摂ることが可能でしょう。

すりおろした長芋を混ぜ込むことで、生地のふわふわ感が増す効果が期待できる点も、このレシピのおすすめポイントです。

カップケーキのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!

カップケーキは、ショートケーキなどと比べて小さめであるため、ついたくさん食べてしまうこともあるでしょう。しかし、1食分当たりのカロリーが180kcal近くあることから、食べ過ぎはカロリーオーバーにつながる可能性があります。

しかし、レシピを工夫することで、カロリーや糖質量を抑えながら、足りない栄養素を補うことも可能です。カップケーキのカロリーや炭水化物量を正しく知って、食べ方を工夫する際の参考にしていきましょう。

※参考にしたサイト

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