気になる「サラミ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/17
この記事では「サラミ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
サラミを食べると太りやすい?
お酒を飲んでいるときに、おつまみとしてサラミを食べる方も多いでしょう。
お手軽で食べやすいサラミですが、カロリーと塩分が高い傾向にあるため、ダイエット中などのカロリーを気にしている方は、避けた方が良い食品といえます。しかし、食べ方を工夫することでカロリーを抑えることも可能でしょう。
この記事では、サラミのカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
サラミ1食分のカロリー
サラミのカロリーは、1枚7gあたり35kcalとなっています。また、脂質は1枚7gあたり3.01g(27.09kcal)です。
このことから、サラミは脂質がカロリーの大部分を占めていることが分かるため、カロリーが高い傾向にある原因といえるでしょう。そのため、カロリーを気にしている方は控えることをおすすめします。
サラミの炭水化物量は?
サラミの炭水化物量は、1枚7gあたり0.15gです。また、三大栄養素となるたんぱく質が1枚7gあたり1.78g、脂質が前述したように3.01gとなっています。
このことから、サラミに含まれる三大栄養素の中で、脂質が最も多く含まれていることが分かるでしょう。
さらに、炭水化物は食物繊維と糖質に分けられ、サラミの糖質が1枚7gあたり0.15gとなっていることから、炭水化物のすべてを占めていることが分かるため、糖質制限などをしている方は注意した方が良いでしょう。
サラミを食べるときのポイント
サラミは、カロリーが高い傾向にあります。しかし、食べ方を工夫することで、カロリーが気になる方でも上手にサラミを取り入れることができるでしょう。
少しでもカロリーを抑えられるように、ここからはサラミを食べるときのポイントについて紹介していきます。
炙って食べる
サラミを炙って食べることでカロリーを抑えられるでしょう。
サラミが高カロリーである原因は、脂質といえます。そのため、網などを使って炙ることで余分な脂が落ち、カロリーを抑えることが可能になります。
ただし、フライパンに油を引いて焼いてしまうと脂質が余計に増えてしまうため、注意しましょう。
サラダにトッピングする
サラミを食べるときは、キャベツや白菜などの食物繊維が多く含まれている野菜を使ったサラダにトッピングすると良いでしょう。
前述したように、サラミに含まれている炭水化物のすべてを糖質が占めているため、食物繊維が含まれていないことが分かります。
そのため、サラミをサラダにトッピングすることで、野菜から食物繊維などの栄養が摂取でき、サラミに不足している栄養を補いやすくなるでしょう。
また、食物繊維には栄養素の吸収速度をゆるやかにすることで、食後の血糖値の上昇を抑えたり、腸内細菌のエサになることで善玉菌を増やし、腸内環境を整えたりする働きもあるため、健康にも気を使いたい方は試してみてください。
食べ過ぎに注意する
サラミには塩分が含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
サラミの食塩相当量は、1枚7gあたり0.25gとなっています。厚生労働省では、1日の成人男性の食塩摂取目標値を7.5g未満、成人女性を6.5g未満に定めており、サラミを食べ過ぎるとこれらの目標値をオーバーしやすくなってしまう可能性もあります。
また、塩分に含まれているナトリウムを過剰に摂取することで血圧が上昇し、高血圧などの生活習慣病につながる可能性もあるため、健康にも気を使いたい方は注意した方が良いでしょう。
おつまみとして食べない
サラミを食べるときは、おつまみとして食べないようにした方が良いでしょう。
アルコールは、直接的な肥満の原因にはなりませんが、肝臓がアルコールを分解する際に中性脂肪の合成を促進する作用があります。
そのため、サラミなどのカロリーや塩分が高い傾向にあるものは避け、キャベツやトマトなどヘルシーなものをおつまみにすることをおすすめします。
サラミのおすすめアレンジレシピ
サラミは、カロリーや塩分が含まれているだけではなく、亜鉛やカリウムなど健康面にも良い栄養素も多く含まれているため、上手く取り入れることができれば、おすすめの食材といえるでしょう。
カロリーを気にしている方でも取り入れやすい、サラミを使ったアレンジレシピを紹介していきますので、参考にしてみてください。
おすすめレシピ1:サラミとリンゴのサラダ
1つ目のアレンジレシピは、リンゴの甘さとサラミの程よい塩気が相性抜群のサラミとリンゴのサラダです。
サラミなどの肉類はフルーツとの相性も良いとされています。また、リンゴは皮ごと食べることができ、手間もかからないため、おすすめです。
おすすめレシピ2:大根サラミサラダ
2つ目のおすすめレシピは、大根とセロリのシャキシャキ感とサラミがマッチした、大根サラミサラダです。
大根は、食物繊維やビタミンが含まれているため、足りない栄養素を補うことが可能でしょう。また、食材を細かくカットしているため、食べやすくおすすめの一品となっています。
サラミのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
サラミは、炭水化物が少なくカロリーが高い傾向にあるという特徴があります。また、おつまみとして食べられることが多いため、食べ過ぎには注意が必要でしょう。
しかし、カロリーを気にしている方でも、工夫次第で上手にサラミを取り入れることができるため、この記事を参考に試してみてはいかがでしょうか。