ボトルとグラスウォッカグラスに注が白で分離

気になる「ウォッカ」のカロリーや炭水化物量とは?飲む際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/23

この記事では「ウォッカ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は、テキスト下部に載せた参考データを基にしています(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)。

ウォッカを飲むと太りやすい?

ウォッカは、カクテルでよく使われるお酒です。カクテルを作るときは、ほかのお酒と組み合わせたり、フルーツやジュースなどで割ったりします。組み合わせるお酒やジュースにカロリーや糖質を多く含むものが多いため、飲みすぎると太る原因になってしまうでしょう。

また、ウォッカ自体には栄養がほとんどなく、カロリーも高いため、カロリー制限をしている人は控えたいお酒といえます。ですが、工夫することで、カロリーを抑えたり、ほかの栄養素を補ったりすることが可能です。

ウォッカ1杯分のカロリー

ウォッカ1杯95gあたりのカロリーは228kcalです。同量のビールだと38kcal、日本酒だと104kcalとなるため、ウォッカは、ほかのお酒と比べるとカロリーが高いといえるでしょう。

ウォッカの割り材として、甘いドリンクを使用するとさらにカロリーが上がってしまう可能性もあるため、ウォッカの飲み方には気をつける必要があります。

ウォッカの炭水化物量は?

ウォッカには炭水化物が含まれていないため、糖質の含有量も0gとなります。また、そのほかの栄養素、たんぱく質や脂質なども含まれていません。

ウォッカを飲みすぎると、カロリーだけが上がっていってしまうため、栄養バランスが偏ってしまいます。

ウォッカを飲むときのポイント

新鮮なジントニック
ahirao_photo/gettyimages

ウォッカには、たんぱく質や脂質などの栄養は含まれていませんが、高カロリーでアルコール度数が高いため、健康のことを考えると飲み方に工夫が必要になります。ここでは、ウォッカを飲むときに知っておきたい、飲み方のポイントを解説します。

ポイントを押さえて、ウォッカからは摂取できない栄養を補い、カロリー過多にならずにすむような飲み方ができるよう心がけておきましょう。

ゆっくり少しずつ飲む

お酒をどのくらい飲めるかは、個人の体質によって異なりますが、一般的にはアルコール度数43度を超えるウィスキーでダブル1杯~2杯程度が適量といわれています。

また、ウォッカのアルコール度数は40度以上あり、アルコール度数が高く、酔いやすいため、イッキに飲み干すような飲み方はせず、適量を少しずつ味わうように飲みましょう。

自分がアルコールに強い体質なのか、飲めない体質なのかを知っておくことも大切です。アルコールに弱い体質の人は、ウォッカは避けたほうが無難です。

高たんぱく質のおつまみを選ぶ

空腹の状態でアルコールを飲むと、胃や小腸からすぐに吸収されてしまうため、アルコールの血中濃度が急激に高くなる可能性があります。アルコールが急速に吸収されることを避けるために、飲み始めるまえに胃に何かを入れておきましょう。

おつまみとして、高たんぱく質の食品を食べておけば、アルコール代謝酵素の働きを高めてくれる効果も期待できます。高たんぱく質食品としては、魚介類や枝豆などがおすすめです。

就寝前に飲まない

よく眠れるように寝酒を飲むという人もいるでしょう。寝酒を飲むと寝つきがよいと感じるかたもいますが、アルコールが代謝されると覚醒作用が働き、途中で目覚めやすくなります。

一晩ぐっすりと眠るためには、就寝前の寝酒は避け、就寝3~4時間前には飲み終えるようにしましょう。就寝前にお酒を飲むと、就寝途中で起きてしまう可能性があるだけでなく、筋肉が弛緩され睡眠時無呼吸症候群になる危険性もあります。

休肝日をつくる

アルコール分解で疲弊した臓器の修復をするために、連日の飲酒は控え、週に少なくとも2日は休肝日を設けましょう。

お酒は肝臓だけでなく胃や腸にも負担をかけているため、これら臓器のためにも休肝日が必要です。また、お酒を飲んだあとは、就寝していても肝臓は働いているため、連続で酷使してしまうと体に不調が起きてしまう可能性があるのです。

割り材に注意する

ウォッカはアルコール度数が高いため、ストレートではなく何かで割って飲むことをおすすめします。お湯や水で割るときは問題ありませんが、ジュースやフルーツなどを使う場合は、ウォッカのカロリーに割り材のカロリーが上乗せになることを意識しましょう。

ウォッカ自体にカロリーがあるため、割り材にはカロリーのないものや低いものを使うとよいでしょう。また、カロリーのある割り材を使用したい場合は、ウォッカの量を減らすという方法もあります。

ウォッカを使ったおすすめのカクテル

ウォッカはカクテルに使われることも多いお酒です。カクテルを作るときに使うほかのお酒や割り材、フルーツなどによっては、カロリーが増えるだけでなく、糖質が高くなることもあります。

ここでは、ウォッカを使ったおすすめのカクテルを紹介します。ウォッカを飲むうえで、おすすめとなるポイントを覚えておきましょう。

ブラッディメアリー

ブラッディメアリーは、ウォッカをトマトジュースで割ったカクテルです。トマトには、リコピンという栄養素が含まれており、ブラッディメアリーならウォッカといっしょにその栄養素を摂取できます。

トマトには、老化やがんを予防する抗酸化物質が含まれているといわれています。自宅でブラッディメアリーを作るときは、食塩無添加のトマトジュースを使って、少量のペッパーソースを加えると、辛みの効いたウォッカを楽しめます。

ウォッカリッキー

ウォッカリッキーは、ウォッカを適量のソーダ水で割り、ライムの果汁を加えたカクテルであるため、カクテルの中でもカロリーが低めで作りやすいという特徴があります。

ライム味でさわやかな味わいのカクテルであるため、飲みすぎには注意しましょう。

ブル・ショット

ブル・ショットは、ウォッカとビーフブイヨンをシェイクして作るカクテルです。ジュースやフルーツのような甘味を帯びたカクテルではなく、ビーフコンソメの味がする冷製スープのような異色のカクテルです。

カクテルグラスで出されるのが一般的ですが、スープカップで出されることもあります。スープの旨みとアルコールを味わえ、少量でもウォッカを楽しめます。

ウォッカのカロリーや炭水化物量について知り飲み方を工夫しよう!

ウォッカは、割り材をうまく使うことで、ウォッカに含まれない栄養素を摂取したり、カロリーを抑えたりしながら飲むことが可能です。今回紹介したおすすめのカクテルを参考に、自分に適したものを探すのも楽しいでしょう。

ウォッカのカロリーを把握したうえで、飲み方に工夫して、無理なく飲むように心がけることが大切です。

※参考にしたサイト

 
 

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