【画像つき】洗濯洗剤の汚れ落ち比較&液体・粉末洗剤の人気ランキング

2017/09/22

汚れ落ちのいい洗濯洗剤ランキングをご紹介します。液体洗剤と粉末洗剤ではどちらがより汚れが落ちるのかなどを画像つきで比較。そのほか柔軟剤や漂白剤の選び方もまとめました。これでもう、数ある洗剤の中から洗剤選びに悩む必要がなくなります。

汚れ落ちのいい洗濯洗剤ランキング

液体・コンパクト液体・粉・ジェルボールのタイプ別でもっとも汚れ落ちのいい洗濯洗剤をランキングでご紹介します。

1位 粉末洗剤

洗浄力が強く、しっかり汚れを落とすが、冬場などは溶けきらずに残る場合があります。泥や汗汚れを落とすのに適しています。

2位 液体洗剤

水に溶けやすい。洗濯ものの汚れのひどい部分に部分塗りしやすい。粉末洗剤より洗浄力が弱まるが、普段の洗濯物には十分。添加されている酵素や漂白剤により効果が異なる。

3位 コンパクト液体洗剤

液体洗剤を濃縮し、小型にしたもの。液体洗剤同様の効果。洗濯槽のカビ防止や洗濯物の抗菌をプラスしたものもある。

4位 ジェルボール洗剤

ジェルボール洗剤は液体内部の水分含有量を低く抑えることで酵素の働きを高めているため、他の洗剤と同等の効果がある。計量の必要がなく洗濯初心者にも扱いやすい。

柔軟剤の選び方と正しい使い方

柔軟仕上げ剤(柔軟剤)は、洗濯乾燥させた衣類の表面に油の膜をつくることで、ふんわりなめらかな肌さわりに仕上げ、静電気の発生や花粉の付着を防止する効果もある洗剤です。「チクチク防止」や「洗濯ジワ予防」など効果を明確にして選ぶのがコツ。最近ではさまざまな香りを売りにした商品も多いので、買う前に好きな香りかどうかも確認しておくといいです。

洗剤と同時に使うとお互いの効果を打ち消しあってしまうので、洗濯前に専用の投入口に適量をセットしておきましょう。適量以上の柔軟剤を使い続けると、吸水性や風合いを損ねることがあるので注意。

漂白剤の選び方と正しい使い方

漂白剤には大きく4つの種類があります。

酸素系漂白剤(粉末)

主成分は過炭酸ナトリウム。液性は弱アルカリ性。強力な酸化力で漂白する。除菌・消臭効果も高く、環境負担も少ない。

酸素系漂白剤(液体)

主成分は過酸化水素、液性は弱酸性。殺菌効果も高く、短時間で効果があり、弱酸性なので水洗いできるウールや絹にも使うことができる。

還元系漂白剤

主成分は二酸化チオ尿素など、液性は弱アルカリ性。酸化漂白で落ちない白もの漂白などに使用。

塩素系漂白剤(液体)

主成分は次亜塩素酸ナトリウム、液性はアルカリ性。強力な酸化力で漂白する。強力に黄ばみと黒ずみを取る。木綿、麻、ポリエステル、アクリルなどに使用。

漂白剤は、素材や汚れに合わせた選び方と使い方をすることが大切。衣類全体の汚れには、白もの・柄物ともに使える酸素系漂白剤(液体)を洗剤と同時に使いましょう。食べこぼしのシミやえり汚れなどの部分的な汚れには、酸素系漂白剤(液体)を直接衣類に塗り、そのまますぐ他の洗濯物と洗濯するのがおすすめ。時間が経ってしまったシミや広範囲の黄ばみには、洗剤と酸素系漂白剤(粉末)をぬるま湯でといた液体につけて2時間程度置くと効果的です。漂白剤にはそれぞれ使えない素材があるため、表示をよく読むようにしましょう。

おしゃれな詰め替えボトルにすると毎日のお洗濯も楽しい

最近では、100円ショップなどでもおしゃれな詰め替えボトルがたくさん売っています。白で統一したり、ラベルをおしゃれな書体にしたりするだけで、生活感がなくなり洗濯エリアがスッキリした印象になります。ちょっとしたことで、毎日の家事のやる気アップにつながりますね。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤などは、詰めかえると大変危険なので気をつけましょう。

監修/藤原千秋
大手住宅メーカー営業職を経たあと、Webや雑誌で住まいまわりライターとして活躍する3児の母。現在は並行して家事サービス、商品開発などにも携わる。掃除に関する著書やマスコミ出演も多数あり。


取材・文/サトウヨシコ

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND