【鶏むね絶品アレンジ】焼いても揚げても2度おいしい“黄金チキン”
2022/01/17
家計の味方の食材といえば、“鶏むね肉”。高タンパク質食品としても知られていますよね。ぜひたくさん食べたい食材の一つです。
半端に残ってしまった鶏むね肉の活用法としてもおすすめの、パサつかずおいしい食べ方を、野菜ソムリエで管理栄養士のhiroさんに教えてもらいました。
黄金チキンとは?
今回紹介する“黄金チキン”は、卵の衣が黄金のように見えるところからきています。ピカタとも呼ばれ、ケチャップとの相性が抜群なメニューです。
卵でかさ増しされるので鶏肉が少し足りないかも、という時にもおすすめ。鶏肉を小さくカットしてつくるので、小さな子どもから、成長期の子どもがいる家庭まで対応可能です。
筋取りに失敗してボロボロになってしまった“ささみ”でつくることもありますが、今回は鶏むね肉でつくっています。
つくりかた
〈材料〉
鶏むね肉、片栗粉、卵、めんつゆ、しょうが、塩こしょう
鶏むね肉1~2枚までは卵1個、めんつゆは大さじ1~2が目安です。
生地がとろっと鶏肉に絡むようになるまで片栗粉を加えます。
ざっくり計量でOK!
〈つくりかた〉
1.鶏むね肉は皮を取り除いて小さめにカットしたらボウルかポリ袋へいれます。
ポイント…肉、鶏むね肉は皮を取り除くとカロリーダウンに。
2.ポリ袋に鶏むね肉に入れたら卵、塩こしょう、めんつゆを適量混ぜて、片栗粉を全体がトロッとするまで加えます。
鶏むね肉2枚でめんつゆは大さじ1~2が適量ですが、味付けが心配な場合は少しだけ焼いて味見をすると失敗なくつくれます。
3.サラダ油をなじませたフライパンで焼いていきます。スプーンで好きな形にすくって焼いていきます。片面を焼いたら裏返して蓋をしめて蒸し焼きに。
中まで火が通れば出来上がり!
ふんわり食感で冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったり。親子丼のように卵と鶏肉の組み合わせは、おいしいに決まっていますよね。しょうがの風味もアクセントになってご飯が進みます。
今回は鶏むね肉を使いましたが、ささみなど他の部位でもOK。鶏肉を小さくカットすることで焼き時間も短縮できます。
溶き卵に片栗粉やコーンスターチなどのでんぷんを加えて焼くと子どもにも食べやすいふっくら食感に。さらに卵もやぶけにくくなるので、通常の卵焼きをつくるときにもおすすめの方法です。
そして油で揚げると“ナゲット”にもなるのがこのレシピのおすすめポイント。同じ材料でも調理法を変えるだけで1品になるのが助かりますよね。
味付けが薄いなと感じる場合はケチャップを添えればいいだけなので、ざっくり計量でつくっていきます。しょうがなどの薬味もお好みで増減可能なので、家庭の味付けを見つけてくださいね。
■執筆/hiro…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉使った料理やスイーツの料理教室を主催。
編集/サンキュ!編集部
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。