疲れた表情をした中年女性

「家事したくない日」は誰にでもある!家事が嫌になる原因と解決策を紹介

2022/02/27

“おせっかいな”ご家庭サポートを提供する「東京かあさん」から、暮らしに役立つ情報を教えてもらいました。

「東京かあさん」は、株式会社ぴんぴんころりが運営する育児・家事支援サービス。第2のお母さんとなって、 "おせ...

>>>東京かあさんの記事をもっと見る

「家事したくない」という気持ちには理由がある!5つの原因を紹介

タイアード主婦
liza5450/gettyimages

毎日の終わりの見えない家事。「今日は家事したくないな…」と思う日もありますよね。

おそらく多くの方が感じたことのある「家事したくない」気持ちの原因を、5つご紹介します。あなたはどれに当てはまるかチェックしてみましょう。

仕事や育児で精神的・体力的に疲れている

毎日の仕事や育児によって、精神的にも体力的にも疲れ切っている方も多いですよね。そのような方は、疲労感によって「家事したくない」と感じています。

特に仕事が上手くいかなかったり、子供に対してイライラしたりすると気分が下がり、家事したくないと感じてしまうでしょう。

家事に充てる時間がない

家事以外のことが忙しく、物理的に家事に充てる時間がない方もいますよね。フルタイムで勤務している方や、手のかかる年齢のお子様がいる方は当てはまるのではないでしょうか。その他にも、介護や学校・町内の役員など、さまざまなことに時間が取られてしまいます。

料理や洗濯など最低限の家事はどうにかできても、掃除までは手が回らないという方も多いでしょう。

頑張っても対価がない

家事はどんなに頑張っても、仕事と違ってお金を貰えるわけではありません。

また、時間をかけて料理を作ったり、家の隅々まで掃除をしても家族に気付いてもらえないこともあるでしょう。すると、家事をする意味を見出せず、家事したくないと感じてしまいます。

やらなければいけない家事がたくさんある

家事と言えば、掃除・洗濯・料理などを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実際にはその他にも多くの「名もなき家事」がありますよね。やる家事が多すぎると、どれから手を付けていいのかわからなくなり、やる気が出なくなることがあります。

また、1つの家事に時間がかかると、他の家事まで終わらないことも多いです

家事が得意ではなく上手くできない

家事が苦手な人ほど「家事したくない」と感じることが多いです。

例えば、料理を作っても「好みの味じゃない」と言われたり、ものを整理整頓できなかったりしたらどうでしょうか。どんどん家事に対して苦手意識が強くなりますよね。その結果「家事したくない」という心理が働きます。

逆に、作ったご飯を褒められたり、部屋が見違えるほどきれいになったりすれば気分も上がります。家事のやる気も出るでしょう。家事がそもそも嫌い・苦手という方は、意識改革が必要です。

「家事したくないのに無理に頑張る」ことで起こり得ること

眠っている女性の画像
maroke/gettyimages

「家事したくないけど自分がやらないと」このような心理で無理して家事をした場合、起こり得ることを紹介します。

イライラして家族と喧嘩になる

自分ばかりが頑張って家事をしていると、家族に対してイライラすることもあるでしょう。その結果、家族を強い口調で責めてしまい、喧嘩につながることもあります。

または、イライラすると物に当たってしまうという方もいますよね。大きな物音がすると家族にもイライラが伝わり、空気が悪くなります。

家族に迷惑かけないと家事を頑張った結果、家族から反感を買ってしまうかもしれません。

体調を崩す

家事を頑張りすぎて、自分のキャパをオーバーすると体調を崩してしまいます。体力的に無理をすると風邪を引きやすくなりますし、持病を持っている方は悪化する可能性がありますよね。

また、精神的に無理をするとうつ病などになる方も多いです。時には頑張ることも必要ですが、限界を超えるほど頑張りすぎてはいけません。

仕事や育児に支障が出る

家事を無理やり頑張った結果、仕事や育児などに支障が出る可能性もあるでしょう。

例えば、仕事に集中できず普段の倍の時間がかかったり、良い案が思いつかなかったりするかもしれません。育児の場合は、疲れすぎて子供との遊ぶ時間を削って、昼寝してしまうことも考えられますね。

家事は無理してやらなくてもいいタイミングがあります。自分にとって大切にしたい時間は何なのか、見つめ直すことが大切です。

「家事したくないからやらない」ことで起こり得ること

床に洗濯のための展開された服の山。寄付やリサイクルのために使用済みの服の山。デクラッタ・コンセプト
Damian Lugowski/gettyimages

続いては「家事したくないから無理してやらない」という決断の結果、起こり得ることを紹介します。

やらなければいけない家事が溜まって悪循環に陥る

家事は、結局いつかはやらなければいけません。やらなければ洗い物はどんどん溜まりますし、部屋は汚くなるでしょう。汚くなっていく家を見て、やる気を出せる人は中々いませんよね。多くの方は「もっと家事がやりたくなくなった」と感じてしまいます。

悪循環に陥る前に、家事に手をつけることが大切です。

部屋が衛生的でなくなるため家族の健康面に支障が出る

家事をサボると自分だけでなく、家族の体調にも悪影響になる可能性が高いです。

例えば、部屋の掃除をしないとホコリなどが溜まり、家族の風邪や喘息の原因になります。布団を長期間干さないことでも起こり得ることでしょう。

また、水回りの掃除を怠るとカビが生え、身体に炎症が起こることも考えられます。たまに家事を手抜きするのは良いですが、長期間やらないという選択は避けましょう。

他の家族の家事負担が増える

自分が家事をしないと、家族が代わりに家事をしてくれるケースもありますよね。とても助かりますが、手伝ってくれる家族の負担が増えてしまいます。自分の方が時間があるのに家族ばかりに家事を任せていると、家族の仕事や勉強に支障が出る可能性もあるでしょう。

家事を任せすぎたことが原因で、家族との仲が悪化するかもしれません。家族の家事バランスを考えることは、とても大切な事です。

「家事したくない」と思ったときの解決策8選

台所で若い日本の家族料理
itakayuki/gettyimages

「家事したくない」と思ったときの解決策を8つ紹介します。

1日家事をせず外に遊びに行って身体を動かす

1日くらいなら家事をしなくても大丈夫です。思い切ってサボってしまいましょう。

おすすめは家から出て、身体を動かして気分転換をすることです。外の空気を吸ったり運動をすることで気分が晴れ、気持ちを切り替えるきっかけになります。

家事の手抜きをする

家事は常に全力で頑張る必要はありません。毎日ちょっとずつ手抜きをしてもバレないですからね。

例えば、夕食を1品だけ冷凍食品にしてみたり、掃除機をかけなかったり‥。トイレ掃除を週4日から週3日に替えてみても良いでしょう。

ずっと同じ家事を手抜きするのではなく、日々違う家事をサボってしまえばいいのです。自分や家族に悪影響にならないくらいで、程よく手抜きをしてみてください。

自分にご褒美を用意する(家族に用意してもらう)

家事は対価がないからやる気が出ないという方は、ご褒美を用意しましょう。家事が終わったら、おいしいスイーツが食べれると思えば頑張れる方もいますよね。

家族にご褒美を用意してもらえば、もっとやる気が出るはずです。お母さんは家事・お父さんは仕事・お子さんは部活など、家族みんなが頑張れたらご褒美をプレゼントしあっても良いでしょう。

お掃除ロボットや食洗機などの便利家電を購入する

物理的に家事をする時間がない方は、便利家電を購入しましょう。

・お掃除ロボット
・食洗機
・洗濯乾燥機

色々な家電がありますよね。

また、こすり洗いしなくていいお風呂やトイレの洗剤なども発売されています。時間がないならお金をかけて、家事の負担を減らしましょう。その分、仕事の精度が上がったり、子供との時間が増えたりすれば問題ありません。

家族の家事分担を見直す

自分だけ家事の負担が多いと感じたら、家族の家事分担を見直しましょう。メインの家事担当は自分だとしても、ちょっとした名もない家事を家族にお願いすることで、負担が大きく軽減することもあります。

・お父さん:週2回ゴミ集め・ゴミ出し
・子供①:毎日玄関に出た靴を棚に入れる
・子供②:毎日出しっぱなしのコートやカバンを片付ける

子供は自分が家事を担当することで、普段から片付ける習慣が身に付きます。無理のない範囲で家族にお願いしてみてください。

友達を家に呼ぶ予定を作る

友達を家に呼ぶときは、家をきれいな状態にしたいですよね。その心理を逆手にとって、家事をしたくないときに友達と家で遊ぶ約束をしましょう。「友達が来る日までに家事を終わらそう」というやる気につながります。

音楽を聴いてテンションを上げる

何だか気分が乗らない日は、音楽を聴いて気分を上げることがおすすめです。家事をしながら音楽を聴いていると、いつもと違った明るい気持ちになります。自分の好きな歌手ならなおさらです。

「1曲終わるまでに玄関掃除を終わらせよう!」などのルールを作っても良いですね。やる気が出るだけでなく、家事のスピードアップにもつながるでしょう。

サブスクやネットスーパーなどを利用する

買い物に行く時間がない方や、小さなお子様がいて買い物に負担を感じているなら、サブスクやネットスーパーの利用もおすすめです。毎月おかずが届くサブスクなら「料理を手抜きする日」を作ることができます。

また、ネットスーパーで食材を頼めば、わざわざ買いに行く必要がありません。重い物も玄関まで届けてくれるため、体力的な負担も減りますね。

家事代行サービスを利用すれば家事が楽になる!

ハウスメイドはテーブルをきれいにします。洗剤を背景にしたモップと青いバケツ
Dusan Sapic/gettyimages

「家事したくない」ときの最大の手助けが、家事代行サービスでしょう。家事代行サービスを頼めば、次のようなメリットがあります。

・家事をサボっても掃除や洗濯が溜まらない
・担当者が家事をしてくれるため家族の負担になることがない
・仕事中に家事が完了しているため帰って来たときに気分が良い
・家事してもらう間に子供と遊ぶ時間が確保できる

良いこと尽くめですね!

デメリットは来てくれる担当者と相性が合うかわからない点と、費用がかかる点です。費用はどうしようもないデメリットですが、担当者との相性はお願いする会社によっては解決できるデメリットです。

「家事したくない」ときは無理をしない!気持ちの切り替えと手抜きすることが大切

「家事をしたくない」という日は誰にでもあります。無理をすると身体に影響がでるため、時には休んでしまうことも大切です。自分の好きなことをするなどの気分転換をして、次の日からまた頑張ればいいですからね。

また、忙しい毎日を送っている方は、便利家電や家事代行サービスを利用して家事の手抜きをすることをおすすめします。費用以上の楽さや快適さを、手に入れることができるはずです。

自分に合った方法で、楽しみながら家事をできるような環境を整えましょう。

■教えてくれたのは・・・

東京かあさん

「東京かあさん」は、株式会社ぴんぴんころりが運営する育児・家事支援サービス。第2のお母さんとなって、“おせっかいな”ご家庭サポートを提供中。働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けするWEBメディア「ミソシル」も運営しています。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND