もう早起きしなくてもいいんです!夜型家事派さんに聞いた、家事が回るスケジュールとは?
2024/07/19
朝起きるとノンストップでやることがふりかかってきます。急いでいるときに限って、何かをこぼしたり、必要なものが見つからなかったりとイライラしがち。朝、時間にゆとりを持つためには早く起きて時間に余裕をつくることが大事。とはわかっていても、朝はなかなか起きられない。
そこで今回はもう早起きしなくていい!夜に終わらせておくと翌朝の家事が回るスケジュールを子どもが2人いるワ―ママの坂田亜希さんに教えてもらいました。
洗濯は夜に終わらせておく
洗濯は基本的に家族全員がお風呂に入り終わったタイミングで回します。お風呂に遅い時間に入る家族がいる場合は、その洗濯物だけは翌日の夜に回します。洗濯が終わり、干すところまで終わらせて寝ます。家族に洗濯は「21時に回す!それまでに洗濯機に入れるように!」とルールを決めてもいいでしょう。目安の時間があれば、家族みんなで意識しやすくなります。
夜、洗濯物を干すと、夏場だと朝には乾いています。また、冬場で乾きにくいときは、乾燥機があるかたはそのまま乾燥させておくのも手です。ただし、集合住宅の場合は、洗濯機の音が近隣に迷惑かからない時間帯までに配慮しましょう。
翌日に出すゴミをまとめておく
翌日に出すゴミは夜のうちにまとめておきます。そうすることで、朝のバタバタを軽減できます。地域やマンションによっては、ゴミを出す前日の夜20時以降なら出してもいいというルールがあるところがあります。その場合は、夜のうちにゴミステーションに捨てに行けば、朝、ゴミ捨てというタスクが減ります。
当日の朝でないと出したらダメという場合は、まとめてさえおけば、あとは家族の誰かに捨てるよう頼みやすいです。
シンクの中は空っぽにして寝る
朝起きてシンクの中に洗い終わってない食器を見るだけで気持ちが落ちてしまいます。夜は食器をすべて洗ってから寝ましょう。夕飯後すぐに食器を洗い、洗い終わった食器を広めのクロスの上に広げます。食器を重ねないことで食器が速く乾くのを助けます。
寝る前に確認して、食器が乾いていたら食器棚に片づけるところまですると、朝にゆとりが生まれます。食洗器で食器を洗うというかたは、乾燥までしてくれるので、寝る前に食器棚に片づけましょう。
朝食の段取りをする
朝食に使う食材をひとまとめにして冷蔵庫に入れておく。または、キッチンに置いておくと、朝すぐに食事作りにとりかかれます。
夜、どの食材を使おうかなと考えることで、自然と朝食の献立も決まってきますね。
また、お盆の上に、人数分の箸、コップなども準備しておくとスムーズです。
寝る前にフロアワイパーで1日のゴミをとる
1日バタバタと動くとホコリが溜まります。髪の毛も落ちます。翌朝、掃除機をかける時間があればいいのですが、仕事や子育てに追われていると、しっかり掃除機をかける時間がないかたも多いかと思います。そんなときに、夜寝る前にフロアワイパーでフローリングのホコリや髪の毛をキレイに掃除しておけば、翌朝気持ちにもゆとりがもてます。
夜、掃除機をかけると、近所迷惑にもなりますので、フロアワイパーで1日をリセットするつもりで掃除してみてください。
夜型家事で朝を制す!!
朝は出勤時間、子どもの登校登園時間など決まった時間に向けて準備していかないといけないので、何かと時間に追われがちです。朝、家族がなかなか起きてこない!と予想もしてなかったことが一つでも起きるとタイムスケジュールがくずれていきます。そうなると気持ちにも余裕がなくなり、イライラしがちです。
夜型家事で少しでも朝にゆとりがもてるようにしていきましょう。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部