野菜のプロが教える!旬のパクチーのおいしすぎる食べ方
2022/06/13
エスニック料理に欠かせない食材といえば、「パクチー」。強く独特な香りが特徴。普段食べる料理としてはハードルが高いと感じることも。
暑い時期に食べられるイメージのある香味野菜ですが、国内生産されているパクチーの旬は春~初夏。
苦手な方も多いですが「めちゃくちゃ好き!」な方も多く、好みがはっきり分かれる野菜です。
今回は、旬を迎えるパクチーの魅力とおいしすぎる食べ方を野菜ソムリエで管理栄養士でもあるサンキュ!STYLEライターのhiroさんに紹介していただきました。
唐揚げと合わせて食べる
パクチーの柔らかい葉の部分を中心に、唐揚げにたっぷり乗せるだけ!
香辛料としてから揚げ粉にも含まれることもあり、から揚げとの相性はばっちりです。
ちょっと物足りないかな?という場合は、市販の青じそドレッシングをかけると、よりさっぱりいただけますよ。
塩ラーメンに添えていただく
あっさりとした味わいのフォーに乗せることが多いですが、塩ラーメンとの相性もばっちり。
ナンプラーをかけてもおいしくいただけますが、仕上げにレモンをきゅっと絞るとさっぱりします。蒸し鶏をトッピングしても。
インスタントラーメンの罪悪感をたっぷりのパクチーでやわらげてくれますよ。
おにぎりにしても
強い香りのパクチーは、ツナフレークなどの味がしっかりついている食材と合わせるのがおすすめ。
白米より酢飯と合わせるようにすると食べやすいですよ。
パクチーってどんな野菜?
パクチーは「コリアンダー」または「香菜」とも呼ばれています。
日本には10世紀ころに渡来したとされているので、意外と昔から親しまれていることが分かりますよね。
強い香りが特徴ですが、香りや味がマイルドな「岡山パクチー」も栽培されています。
柔らかい葉の部分を食べることが多いですが、茎の部分や根の部分も食用として使うことができる、「捨てるところがない」野菜です。
パクチーは、アンチエイジング効果のあるβカロチンやビタミンCやカルシウムなども豊富ですが、身体に溜まっている有害物質を体外に排出してくれるデトックス効果もあります。
香りにはストレス解消作用もあるため、疲れているとき食べたい野菜ということが分かります。パクチーが好きな方にはたまらない香りですよね。
冷凍保存も可能
食べきれない場合は、新鮮なうちに濡れたキッチンペーパーに包み、ポリ袋などに入れて保管します。
生のまま冷凍保存もできるので、用途によって保存法を選ぶようにしましょう。
冷凍したパクチーは凍ったままスープに入れたり、餃子のタネに使うがおすすめです。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツのレシピを発信中。Instagramは@gk_hiroka
編集/サンキュ!編集部