面倒な食器洗いを楽にする方法とは?工夫するポイントやグッズを紹介
2022/06/04
「食器洗いが家事の中で一番ストレスに感じる」
「食器洗いをスムーズに行えるコツやポイントを知りたい」
「面倒な食器洗いを楽にする方法はある?」
みんなで楽しく食事をしたあと、シンクにたまっているお皿やフライパンを見てうんざりしたという経験は、よくあることでしょう。
特に、油っぽい汚れがべったりとついたものは見なかったことにしたくなりますよね。
この記事では、食器洗いを楽にするポイントについて解説します。この記事を読めば、面倒な食器を洗いをスムーズに行えるような時短テクニックが分かるでしょう。また、食器洗いがこれまでより楽になる可能性があります。
この記事を読んで、少しでも楽になる食器洗いの方法を知って、家事ストレスを軽減させましょう。
シンクに下げるときに食器を重ねない
家族が食器をシンクまで下げてくれるのはありがたいのですが、下げるときに食器を重ねてしまっていました。そうすると汚れのひどいところに重なった部分の食器もきちんと洗わなければなりませんよね。
それを説明してからは汚れのひどい食器には重ねないようにしてくれました。
食器類はぬるま湯につけておく
汚れは時間がたつほど落ちにくくなってしまいます。そのため食器は使い終わったらできるだけ早めにぬるま湯につけることをおすすめします。特にカレーやミートソース、麻婆豆腐や餃子など、まずぬるま湯につけておくだけであとの処理が楽になります。
そのときの注意点は、「汚れが軽い食器は一緒につけおきしない」ということ。汚れが軽い食器にも油汚れがついてしまい、洗うのが大変になってしまいます。
油汚れのひどい物はあらかじめ落とす
油汚れのひどいフライパンや鍋、軽く水で濡らしたあとにスポンジでいきなりこすってはいませんか?そうするとスポンジの劣化が早まってしまいます。
我が家で使っているモノはなんと、使い古したラップやビニール袋です。調理中に必ずと言っていいほど使うラップやビニール袋、実は汚れを落とす道具になるんです。ラップやビニールを丸めて食器用洗剤をつけてごしごしこするだけ。役割をきっちり果たしてゴミ箱へ。
汚れがだいぶ落ちた状態からスポンジで仕上げ洗いをすれば、簡単にキレイになる上にスポンジの傷みも軽減され長持ちします。
牛乳パックをまな板代わりにリサイクルする
肉や魚を切ったあとのまな板、菌が気になりませんか?丁寧に洗って、キッチンハイターをして、と手間をかけていましたがやめました。
我が家では飲み終わった牛乳パックを開いて乾かしたものをストックしています。こちらの牛乳パックまな板を肉や魚を切るときに使っています。これは使い終わったら汚れた面を内側にたたみ、ゴミ箱へポイっとするだけ。
肉や魚を切ったあとのまな板の消毒にかけていた時間の削減に成功しました。
ラップを使用する
プラスチックのタッパーって色の汚れがつきやすく落ちにくいですよね。そこでプラスチックのタッパーを使うときに汚れ防止対策としてラップを敷いています。
特にカレーやミートソースなどの色の濃い料理のときは必須です。防災時にも使えるワザなので覚えておくと便利です。
工夫して食器洗いを楽にしよう
食器洗いをラクにしてくれるもの、それは食洗機であることは間違いありません。我が家でも食洗機のおかげでラクになった部分はたくさんありました。
しかし家族4人分の食器や調理器具すべてが入りきるわけではありません。手洗いでやらなければいけないこともあります。
今回ご紹介した工夫はとても些細なことばかりですが、やるかやらないかでずいぶん食器洗いの手間が変わってきますよ。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小4娘と年長息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。
※ご紹介した内容は個人の感想です。
食器洗いを楽にする方法とは?
食器洗いは食事のたびに発生し、面倒だと感じる人も多いでしょう。しかも、比較的工程が多く手間のかかる食器洗いを苦痛に感じている人は多いはず。
とにかく目についたものから洗ってしまいがちですが、手順ごとのポイントを押さえることで食器洗いの手間と時間を軽減させることもできます。
サンキュ食器洗いを楽にするちょっとしたコツを掴んで、効率的な食器洗いを目指しましょう。
ここからはサンキュ!編集部が、食器洗いを楽にするポイントなどを紹介していきます。
【手順別】食器洗いを楽にするポイント
食器洗いは、「洗う → すすぐ → 乾かす → 拭く → しまう」という手順で行われます。一つ一つの工程は大したことがなくても、すべて終えるには結構な手間と時間がかかるものです。
この手順ごとに工夫することで時短につなげましょう。ここからは、食器洗いを楽にするポイントを紹介していきます。
洗う前のポイント
食器洗いを楽にするには洗う前から工夫が必要です。洗う前に準備や注意をしておくことで、そのあとの手間と時間がグンと軽減されることもあるため、しっかり実践したいですね。
洗いやすい食器を使う
まずは、洗いやすい食器を選ぶことが大切です。たとえば、底の浅い平らな皿や溝がない器、そこが深すぎないコップなどは洗いやすいでしょう。また、ワイングラスのような繊細なガラス製の食器は割れやすいので普段使いしないことをおすすめします。
さらに、ワンプレートに盛りつけて食器の数を減らすのも良い方法です。
汚れのレベル別に分ける
本格的な洗いに入る前に、洗い物を汚れのレベル別に仕分けをしておくと良いでしょう。
まずは「汚れの少ないコップや湯飲み」など、そして「油汚れの少ないご飯茶碗や汁椀」、続いて「油汚れがついた大皿・小皿」などと「油汚れが残っている鍋」などに分けます。
大きな調理器具は先に洗っておく
食器洗いの手間を省くには、調理をしながら洗い物を済ましていくことも良い方法です。使い終わった調理器具を先に洗っておくことで、食器洗いのときにシンクが使いやすくなります。そのため、かさばる鍋やボウル、菜箸などは調理をしながら洗っておきましょう。
また、長時間放置するより調理器具の油汚れが落ちやすいメリットもあります。料理に慣れていないと難しいかもしれませんが、少しずつ取り入れていけると良いですね。
洗うときのポイント
洗いとすすぎの段階では、食器を一つずつ洗うたびにすすぐのではなく、全部の食器を洗ってからまとめてすすぎましょう。それによって食器洗いが楽になるだけでなく、時短や節水につながります。
汚れの軽いものから洗う
まずは、食器洗いは汚れの軽いものから洗っていきます。先に仕分けをしておいたのでスムーズに進めていけるでしょう。
汚れの少ないコップ類から、続いて汚れのついた茶碗、油汚れの強い皿などの順に洗っていきます。この方法で洗えば、汚れのほとんどついていないグラスに油汚れをつけてしまうこともないでしょう。
洗剤は必要に応じて使用する
一般的に食器洗剤の適量は1~3mLで、その量は汚れに応じて変えていきます。
1mLの洗剤はスポンジに1円玉サイズのシミができる量です。食器洗剤の量が多すぎると、すすぎでたくさんの水が必要になるため、できるだけ汚れの強さによって量を変えて使うようにしましょう。
洗剤不要のスポンジやたわしを使用する
汚れの強さによっては食器洗剤を使わなくてもかまいません。また、洗剤不要のスポンジやたわしも販売されています。
洗剤を使わずに食器を洗えれば、すすぎ時間も短くなり手荒れをしにくくなります。また、環境への配慮という観点からも意義が高いですよね。
すすぐときのポイント
すすぐときのポイントは、ムダをなくして手早くスムーズにすすぐことです。すすぎを手早くすることで、時短になる、水やお湯を無駄にしない、手荒れを防ぐ、などのメリットがあります。
また、お湯を使う方が油汚れを良く落とします。特に、水滴あとを残したくない透明のコップなどは、すすぎにお湯を使うといいですね。
洗った食器を重ねた上ですすぎを行う
効率よくすすぐためには、洗った食器を重ねた上に水を注いですすぎを行います。蛇口の下に食器を重ねておくことで、すすいでいる食器からこぼれ落ちる水で残りの食器もすすぐことができます。
なるべく少ない水で手早くすすぐために、食器からこぼれ落ちてくる水を有効活用しましょう。
水切りかごへ入れやすいものからすすぐ
すすぎ終わった食器をスムーズに水切りかごへ入れないと、その間に流し続けている水やお湯を無駄にしてしまいます。
また、手当たり次第にすすぐことですぐに水切りかごの中がいっぱいになり、食器が全部入りきらないという事態を避けるために、事前にすすぐ食器の順番を決めておくことをおすすめします。
まとめてすすぐ
すすぎは食器一つ一つを洗うたびにすすぐのではなく、先に洗ってその後まとめてすすぐと、時短・節水つながります。
「洗う・すすぐ」の工程が短くなれば、食器洗いが苦痛な人のストレスや気の重さも少し和らぐでしょう。
洗い桶を使う
洗い桶は浸けおき洗いにも役立ちますが、すすぐ際にも活用できます。洗い済みの食器を入れた桶ですすぎの水を受ければ、桶の中で洗剤がとれるのですすぎ時間が少なくてすみます。
洗い桶がない場合は、大きなボウルやお鍋で代用することもできるでしょう。
洗った後のポイント
洗い終わった後の食器をそのまま水切りかごに放置しておくのが嫌な人もいるでしょう。その場合、すすいだ食器をすぐに拭いて食器棚に片付ける必要があります。
その場合、洗った食器の水気が早く乾けば拭くのも楽になるでしょう。ただ、洗い・すすぎの段階で汚れが残っていると、水分が切れにくいのでしっかりと汚れを落とすことが大切です。
割れやすいものはすぐに片づける
繊細な形状をしているワイングラスや割れやすい皿などは、すすいだらすぐに拭いてしまいましょう。重い皿や鍋などの重さで割れてしまうこともあります。
また、水滴のあとが残りやすいので、ガラス製のコップは先に拭いておくことをおすすめします。
また、水きりかごに濡れた食器を長い時間放置しておくとホコリを被ったり、キッチンが片付かないことがストレスになったりするでしょう。
すき間を作り乾きやすくする
食器同士がピタっと密着していると水分が蒸発しないので、乾きがよくありません。水切りかごに食器を並べるときは、すき間をあけたり少し斜めに立てかけたりして、適度なすき間を作りましょう。
食器の置き方は洗い方と同様に順番が大事です。割れやすいものから、外側に置く大きい食器、内側に置く小さい食器の順ですすぎ、食器かごに並べます。皿は立てて風の通り道を作り、同じ形や大きさの食器をそろえて整然と並べましょう。
また、フタやパッキン、箸置きなど細かく乾きにくいものはキッチンペーパーなどの上に広げて乾かします。
食器洗いに時間がかかることで感じるデメリット
食器洗いに時間がかかるとさまざまなデメリットがあります。
たとえば、水道代。食器洗いに長い時間をかければかけるほど、水道料金が上がります。逆に、少しでも食器洗いを短くすることで多くのメリットがあるでしょう。
料理することが面倒になる
料理したあとの食器洗いや片付けが長時間になると、料理することを面倒に感じてしまいますよね。食器洗いが嫌で、外食やお弁当が増えてしまうのは自然なことです。
しかし、健康を維持したり食費を抑えたりするには、自炊をするほうが望ましいでしょう。そのためにも、食器洗いを含めた片付けのストレスは減らしたいものです。
他にしたいことへの時間が減ってしまう
食器洗いが早く終わらないと、単純に自分の自由な時間が減ってしまいます。家事が苦手な人にとっては料理をするだけでも大変なのに、さらに後片付けで自分の時間が奪われるのは大きなストレスとなるに違いありません。
すべての人が家事が得意というわけではないし、家事にかける時間が長いことは決して素晴らしいことではありません。省ける部分は省き、効率よく食器洗いを終わらせることでより多くの自分時間が得られるはずです。
食器洗いを楽にするグッズと食洗器
食器洗いを楽にするコツだけでなく、食器洗いのストレスを軽減させるグッズやアイテムを紹介します。お気に入りのグッズを取り入れ、少しでも明るい気分で面倒な食器洗いを乗り切りましょう。
MARNA これは使える!食器洗いスポンジ
MARNAの食器洗いスポンジは、食器や鍋などを洗いやすい楕円型をしています。MARNA独自のハード樹脂加工面とソフトなパイル面の二つの顔を持つスポンジで、洗うものに応じて使い分けられます。
洗剤なしで汚れをかき出せる機能を持っているため、食器の汚れもすばやく落ちます。見た目は鮮やかなグリーンやブルーで、使う人の気持ちも明るくさせるはず。
暮しの友社 すごい スポンジ 白
暮しの友社の「すごいスポンジ」は、油の粒子よりも細かい繊維でできた食器洗い用スポンジです。立ち上がった繊維は水に濡らすとまとまっていた繊維が枝分かれして、極細繊維が油汚れをからめ落とします。
しかも、傷付きが心配な漆器やグラスなどを洗う際も安心です。素材はレーヨン・ポリエステル・抗菌加工ポリウレタンで、油汚れを洗ってもスポンジに汚れが残りません。
Lot's 洗い桶
Lot'sの「洗い桶」は食器や野菜を洗う用途以外に、洗濯物の漬け置きや飲み物の運搬用にも活用できる洗い桶です。
ABS樹脂とシリコン製の洗い桶は、使用時に広げて使用後は折り畳んでしまえるため、スペースを有効に使えるうえに持ち運びに便利です。
さらに、洗い桶は8リットルの大容量で、排水口の回転式キャップを回せば簡単に水を抜けます。