クレヨンは牛乳で落ちる!?ついた場所別の落とし方を紹介します
2022/08/15
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クレヨンは牛乳で落ちる!?ついた場所別の落とし方を紹介します
子どもは、カラフルなクレヨンでお絵描きやぬり絵をするのが大好きですよね。ですが、「ちょっと目を離したすきにフローリングや壁、服にクレヨンがべったり!」なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
クレヨンは、水拭きした、流水でもみ洗いしたりするとかえって汚れが広がることがあるので、正しい掃除・洗濯方法を知ることが重要です。
この記事では、ついた場所別のクレヨンの落とし方を紹介しています。
1)クレヨンはどんな汚れ?
クレヨンは、ロウ(ワックス)に石油から作った色の元である顔料を混ぜて作られています。つまり、クレヨンは油分の塊です。そのため、水に溶けにくく普通に洗濯しただけでは汚れが落ちません。
脂溶性の汚れは落としにくい汚れだと思っている方が多いですが、クレヨン汚れの正しい落とし方を知れば、簡単にすっきり落とすことができます。
2)フローリングやプラスチック製品についたクレヨンの落とし方
フローリングなどのつるつるとしたものについたクレヨンは、比較的落ちやすいです。
クレヨン汚れの落とし方でおすすめなのが、クレヨンなどを製造・販売している「ぺんてる」が紹介している、牛乳を使って落とす方法です。牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれていて、それが油に浸透し浮かせることで落としやすくなるそうです。
乾いた布に牛乳を染み込ませて、汚れた部分を拭きましょう。牛乳で拭いた後は、必ず水拭きと乾拭きをして牛乳が残らないようにしてくださいね。
3)衣類についたクレヨンの落とし方
衣類についたクレヨンはやや落としにくい汚れですが、時間をかけて落とせばきれいになります。
また、油分は温めることで粘度が下がるので、水ではなく40~50度ほどのお湯を使うのがポイントです。衣類の洗濯方法は、以下を参考にしてください。
【1】クレヨンの汚れに直接クレンジングオイルをたらし、歯ブラシでこすって汚れを浮かせてから拭き取る。
【2】40〜50度のお湯に酸素系漂白を規定量溶かし、1時間ほどつけ置きする。
【3】よくすすいで乾燥させる。
クレンジングオイルがない場合は、食器用洗剤を使ってください。食器用洗剤も油汚れを落とすのに向いています。
4)壁についたクレヨンの落とし方
壁も落書きされやすい場所ですが、落とすのはなかなか大変です。ですが、絶対に落ちないわけではないので、以下の方法を試してみてください。(ご紹介するのは、ビニールクロスの壁紙の対応方法です。)
【1】50度ほどのお湯を雑巾にたっぷりと含ませ、落書き部分を拭いて油分溶かす。
【2】食器用洗剤を歯ブラシにつけて、落書きをこする。
【3】お湯をつけて硬く絞った雑巾で溶けだしたクレヨンを拭き取る。
【4】乾拭きする。
時間が経てば経つほど顔料が定着して落としにくくなるので、なるべく早く落としましょう。
5)水で落ちるクレヨンを使う
落書きをしない年齢になっても、袖についたり勢いあまってテーブルに書いてしまったりすることありますよね。子どものいたずらや失敗でイライラしないように、水で簡単に落ちる水性のクレヨンを選ぶのもひとつの手です。
ぺんてる クレヨン 水でおとせるふとくれよん GWM1-12 12色
油性のクレヨンと違って絵具をはじかなかったり書き心地や風合いが若干異なったりしますが、水性のクレヨンは発色がよく書き心地がなめらかなどのメリットがあります。
ただ、油性のものよりも割れやすいようなので、落とさないように注意してくださいね。
6)まとめ
クレヨンは油性なので、水や洗濯用洗剤で洗うだけではなかなか落としきれません。ですが、牛乳やクレンジングオイルなどを使えば、きれいに掃除や洗濯をすることができます。
また、水で落とせるクレヨンもあるので、クレヨンの汚れが気になる方は購入を検討してみてください。