「ちくわ」は冷凍保存が便利!上手においしく保存するためのテクニック
2022/10/13
この記事では、ちくわを冷凍保存したときの期間や保存方法、冷凍したちくわの活用レシピをご紹介しています。使いきれずに余ってしまったちくわを保存するときに、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
冷凍ちくわの保存期間は?
ちくわは、冷蔵ではあまり長持ちしません。スーパーなどで売られているものでは、未開封の冷蔵保存の場合約1週間、開封済みで約3日となっています。しかし、冷凍保存することで約1カ月保存が可能です。また、冷凍しても栄養は変わらないためおいしさを保ったまま保存できるのです。
そのため、1回で食べ切れなかったら、冷蔵保存より冷蔵保存をする方がおすすめでしょう。
ちくわをおいしく冷凍する方法
ちくわを冷凍するときは、そのまま冷凍しても良いですし、調理しやすいようにあらかじめカットしてから冷凍しても良いでしょう。しかし、どちらの場合でも乾燥防止のためラップにしっかり包むことがポイントです。
ここからは、ちくわをおいしく冷凍保存する方法をご紹介していきます。
ちくわの水気を拭き取る
まずは、ラップで包む前に、ちくわの表面に付いた水分をペーパータオルなどでやさしく拭き取りましょう。表面の水分が付いたままだと、傷みを早めたりしてしまう場合があります。
ラップでちくわを包む
表面の水分を拭き取ったら、ラップで包みます。手間はかかりますが、1本ずつラップで包むことで、ちくわが乾燥して味が落ちてしまうのを防ぐことができます。
しかし、数本まとめて調理に使うのであれば、2~3本まとめてラップしても問題はありません。また、あらかじめ使いやすい大きさにカットしてから冷凍しておくことで調理の際に解凍を待ってからカットしなくて済むため、手間が省けます。
冷凍用保存袋にラップで包んだちくわを入れる
ラップに包んだら、冷凍用保存袋にちくわを入れます。
この時しっかりと空気を抜いて冷凍用保存袋のチャックを閉めましょう。食材は空気に触れることで酸化を起こします。酸化をすると食材の品質がさがってしまうため、なるべく冷凍保存する場合であっても、空気を抜いて保存しましょう。
ちくわの解凍方法
ちくわは、自然解凍をしたらそのまま食べることができますが、加熱調理をする方が良いでしょう。もし、調理せずに食べる場合は冷凍保存するときに触れる手や、まな板、包丁などを良く洗ってから清潔な状態で使用しましょう。
冷凍したちくわの活用レシピ
ここからは、冷凍ちくわを活用したレシピをご紹介していきます。
ちくわを冷凍しておけば、約1カ月保存ができますし、急に今日の献立やお弁当にあと1品足したいときなどに役立つでしょう。
ちくわの磯辺炒め
ちくわの磯辺炒めは、油で揚げていないため磯辺揚げよりも油の使用量が少なく調理できます。揚げ物を控えている方などは、試してみてはいかがでしょうか。お弁当のおかずにもぴったりの1品でしょう。
おでん
ちくわを使用した代表的な料理である、おでんにも冷凍したちくわが活用できます。
時間をかけてじっくり煮込むおでんのため、解凍せずに凍ったままの状態でほかの具材とともにお鍋に入れることができます。あらかじめ冷凍する前にお好みの大きさにカットしておくと、より手間が省けておすすめです。
ピーマンとちくわのきんぴら
お弁当のすき間埋めたり、お弁当に彩りをもたせる緑系食材の定番なピーマンを使ったレシピです。
醤油とみりんを使った、甘じょっぱい味付けでごま油の風味が食欲をそそります。季節を問わないレシピですので、ぜひ試してみてください。
ちくわの保存は冷凍を活用しよう
ちくわの保存期間は、冷蔵保存では短く、冷凍保存の方が長いことや、冷凍したちくわの活用レシピなどを紹介してきました。
ちくわは、今回紹介したポイントを守ることで約1カ月冷凍保存できます。ちくわを1回の調理で使いきれなかったときなど、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
おいしく保存するために正しい保存方法や、冷凍で保存できる期間を守りましょう。