「春菊」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介
2023/01/15
春菊は冷凍保存が可能なことをご存知でしょうか。本記事では冷凍保存の方法やポイント、鮮度の良い春菊の選び方を紹介します。冷凍春菊をおいしい状態で食べ切るためには、鮮度の良いものを上手に保存することが大切です。保存方法や活用レシピを参考にしてみてください。
春菊は冷凍できる?
ゆでても生の状態でもおいしく食べられる春菊は冷凍保存が可能です。冷蔵庫の保存では日持ちしないため、3~5日以内に食べ切る予定がない場合には冷凍しましょう。
本記事では、解凍後もおいしく食べられる春菊の冷凍保存方法などを紹介します。冷凍保存することで日持ちするだけではなく、時短調理にもつながります。春菊をストックしておきたいときにも冷凍保存はおすすめです。
春菊を冷凍する際の注意点
新鮮な春菊はサラダにしてもおいしい食材です。ですが、傷みやすい食材でもあるため買ったままの状態で放っておくのは避けましょう。冷凍保存する際にも鮮度を保つために、購入したあとは早めに冷凍することがおすすめです。
おいしい春菊の選び方
冷凍した春菊をおいしく食べられるように、鮮度の良いものを選びましょう。鮮度の良い春菊を選ぶ際にはポイントがいくつかあります。
それは葉や茎にハリがあることや、切り口が乾燥していないことです。また香りが強いのも、鮮度が良いサインとなります。葉が根元の方まで密生していることや、茎の中心部分が白くなっていないことも鮮度を見極める目安です。
目で見てわかるポイントがほとんどなので、購入した際の参考にしてみてください。
春菊は生のまま冷凍するのがおすすめ
春菊は生のまま冷凍するのもおすすめです。冷凍する際に手間がかからないため、時間がないときにも保存しやすいというメリットがあります。
洗った春菊をカットしてからそのまま冷凍するだけで長持ちするため、ぜひ取り入れて欲しい保存方法のひとつです。次に春菊を生のまま冷凍する際の工程を紹介します。冷凍保存する際のポイントも合わせて記載しているので確認しましょう。
1:春菊を洗う
まず春菊をしっかりと洗いましょう。ボウルに水をためてから、春菊をつけて振り洗いします。振り洗いした春菊はザルにあげてから水気を切ります。
水気を切った春菊はペーパータオルで水分を拭き取ることがポイントです。水気が残ったまま冷凍してしまうと、春菊がくっつきやすくなります。調理に使いやすい状態を保つためにも、水分は丁寧に拭き取りましょう。
2:使いやすい大きさにカットする
水気をしっかりと拭き取ったら、茎の先端の茶色い部分を切り落として食べやすい大きさにカットします。葉と茎では火の通りが変わるため、茎を短めにカットすると調理の際に便利です。
葉は7~8cm、茎は2~3cmを目安にカットすると同じ加熱時間で調理できます。同じ長さでカットした際には、葉と茎を別にして冷凍すると加熱する際に使いやすくなるでしょう。
3:ジッパー付きの保存袋に入れ冷凍する
カットした春菊はジッパー付きの保存袋へ入れ冷凍しましょう。ジッパー付きの保存袋へ入れる際には平らにならすのがポイントです。また、中の空気を抜いてしっかりと閉じることも大切です。
袋の中で茎と葉をざっくり分けておくと、少量ずつ使用したいときにもバランス良く取り出せます。
ゆでてから冷凍すると食感キープ
続いて紹介するのが春菊をゆでてから冷凍保存する方法です。しっかりと洗った春菊をゆでてから水気を絞り冷凍します。
春菊は塩を少々入れ沸騰させたお湯に入れてから1分が、ゆで時間の目安です。ゆでた春菊は冷水にとり、軽く絞りながら水気を切りましょう。水気を切ってから5cmくらいにカットして小分けにし、食品用ラップで包みます。
食品用ラップで包み小分けした春菊は、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。春菊をゆでてから冷凍することで、食感や見た目をキープできるでしょう。
春菊の解凍方法
春菊は凍ったままの状態で調理できます。凍っている春菊を保存袋の上から軽く揉むとほぐれるため、使いたい量だけ取り出すことが可能です。
春菊は冷凍すると火が通りやすくなります。生の状態よりも火の通りが早いため、調理する際の加熱時間には気をつけましょう。
春菊は凍ったままの状態でも調理は可能ですが、加熱しない場合には自然解凍するか電子レンジで解凍するのがおすすめです。
冷凍春菊の保存期間は?
生のままの状態、ゆでてからの状態どちらでも冷凍した春菊の保存期間は1カ月が目安です。冷蔵保存では3~5日が保存期間の目安と考えると、冷凍することで長期保存できることがわかります。
冷凍することで保存期間は長くなりますが、劣化は進んでしまうため早めに使い切ることを心がけましょう。
冷凍した春菊の活用レシピ
パラパラとほぐしやすい冷凍した春菊は調理に使いやすい食材です。春菊を冷凍しておくと、時短調理にもつながるためストックしておくのも良いでしょう。
香り高い春菊は、メニューに取り入れるだけで食卓を豊かにします。冷凍した春菊の活用レシピを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。次に紹介するレシピは日々の食卓に簡単に取り入れられます。
春菊のみそ汁
まず紹介するレシピが春菊のみそ汁です。凍ったままの春菊をそのまま使用できるため時短調理につながります。
材料もシンプルなので、時間がないときにも重宝するのではないでしょうか。
春菊ナムル
続いて紹介するのが、春菊のナムルです。使用するのは春菊と調味料だけなため、簡単に作れます。
生のまま冷凍した春菊はゆでてから、ゆでた状態で冷凍した春菊は自然解凍してから使用しましょう。
ゴマ油の風味と唐辛子の辛みが食欲をそそる春菊のナムルは、食欲のない日にも重宝するでしょう。
春菊の卵とじ
春菊の苦味が苦手な人におすすめのレシピが春菊の卵とじです。春菊の独特の風味を溶き卵がマイルドにします。
春菊の保存は冷凍を活用しよう
冷蔵保存では傷みやすい春菊も、冷凍することで保存期間が伸びます。
すぐに使い切る予定のない春菊は、冷凍保存することがおすすめです。本記事で紹介している冷凍保存方法や、活用レシピ、注意点などを参考にしながら冷凍春菊を活用していきましょう。