未調理の自家製ニョッキとマッシュルームのクリームソース、パセリをボウルに添えた濃い背景。

「ニョッキ」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介

2023/03/01

ニョッキは冷凍できるのか知りたいという方は多いのではないでしょうか。本記事では、ニョッキの正しい冷凍方法や解凍方法を紹介しています。また、冷凍ニョッキを使った簡単レシピなども併せて紹介していきます。ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

ニョッキは冷凍できる?

一度調理したニョッキは冷蔵してもあまり日持ちしないため、どうしても食べきれない場合には冷凍保存がおすすめです。ニョッキを冷凍ストックしておけば、食べたいときに解凍して手軽に食べられるというメリットもあります。

本記事では、ニョッキの適切な冷凍方法や冷凍したニョッキをおいしく食べるための解凍方法などを解説していきます。冷凍したニョッキを活用したレシピなども紹介しているため、ご興味のある方は参考にしてみてください。

ニョッキを冷凍する際の注意点

ニョッキを冷凍する際は、下記のポイントに注意しましょう。これらを押さえることで、ニョッキをおいしい状態で冷凍保存できます。

ここからは、ニョッキを冷凍する際に重要な2つのポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。

  • 生地のまま冷凍しない
  • 成型後はゆでる前に冷凍する

生地のまま冷凍しない

生地のまま冷凍すると、解凍後にべとべとしてしまってニョッキが作りにくくなります。そのため、先に成型してから冷凍するのがおすすめです。

成型を済ませておくことで、解凍後すぐに食べられるという利点もあります。少し手間はかかりますが、後々のことを考えると成型してから冷凍した方が良いでしょう。

成型後はゆでる前に冷凍する

ニョッキを成型したら、ゆでる前にそのまま冷凍しましょう。ゆでる前の状態で冷凍することで、よりおいしさを損なわずに保存が可能です。

料理に活用する際もゆでる前の状態の方が扱いやすいため、ゆでずに冷凍するのをおすすめします。

ニョッキは1個ずつ冷凍するのがおすすめ

何も考えずにニョッキをまとめて冷凍すると、ニョッキ同士がくっついてしまい、調理に使いにくくなる可能性があります。

それを防ぐために、ニョッキは1個ずつ冷凍するようにしましょう。面倒な作業と感じるかもしれませんが、ニョッキをおいしい状態で保存するために、前項のポイントと併せて押さえておくことをおすすめします。

ここからは、ニョッキ同士がくっつかないように冷凍保存するための手順を解説していきます。

1:ニョッキを金属製のトレイに並べて冷凍庫に入れる

まずは、成型したニョッキを等間隔になるようにトレイにのせていきます。ニョッキ同士が近すぎるとくっついてしまう可能性があるため、しっかりと離すようにしましょう。

ニョッキをトレイに並べ終わったら、食品用ラップをかけてから冷凍庫に入れてください。

2:ニョッキが凍ったらジッパー付きの保存袋に入れる

金属製のトレイにのせたままでは冷凍庫の場所を取ってしまうため、ニョッキ同士がくっつかない程度に凍ったら、ジッパー付きの保存袋に移して再度冷凍しましょう。

ジッパー付きの保存袋がない場合は、食品用ラップなどでも代用可能です。どちらの場合も、できるだけ空気を抜いてから冷凍すると、味や食感の劣化を抑えられるでしょう。

なお、冷凍する際はあらかじめ、ニョッキを1食分ずつ小分けにしておくと調理に使いやすくなるためおすすめです。

ニョッキの解凍方法

ニョッキパスタのポモドーロソース
Photology1971/gettyimages

冷凍したニョッキを解凍する際は特に難しいことは考えず、凍ったままゆでてしまうのが手軽でおすすめです。なお、自然解凍してからゆでると、水っぽい食感になってしまうため避けましょう。

スープや鍋などの料理に使用する場合は、加熱したスープにそのまま投入するだけで良いため、時短調理にもつながります。忙しいときにも手軽に使えて便利なため、冷凍したニョッキを上手に活用しましょう。

冷凍ニョッキの保存期間は?

ニョッキは生パスタであるため、冷蔵では2日程度しか保存できません。調理後はさらに保存できる期間が短くなってしまいます。しかし、本記事を参考にして適切な方法で冷凍すれば、約1カ月の長期保存が可能になるでしょう。

なお、冷凍したニョッキは手軽に使えて便利ですが、劣化を完全に止められるわけではないため、できるだけ早めに食べきってしまうのがおいしく食べる秘訣です。

傷んだニョッキの特徴は?

ニョッキはとても傷みやすい食材です。冷凍することで長期保存が可能になるとはいえ、傷んでいないかの確認は怠らない方が良いでしょう。

まずは、調理する前に見た目やにおいを確認することが大切です。ニョッキの表面にぬめりがあったり、酸っぱいにおいがしたりなどの特徴がみられた場合は傷んでいる可能性が高いため、食べるのは避けましょう。

目視やにおいで異常が確認できなかった場合でも、酸っぱい味がするなどの違和感があったらすぐに食べるのを止めてください。

冷凍したニョッキの活用レシピ

冷凍したニョッキは凍ったまま調理に使えるため、忙しい朝の時間帯でも簡単に一品作れたり、急な来客時でもすぐにおもてなし料理を作れたりと便利です。

ここからは、ニョッキを活用したレシピを紹介していきます。冷凍したニョッキを使えば、簡単に再現できるレシピになっているため、ぜひ作ってみてください。

ポテトのニョッキ

出典:E・レシピ

こちらは、ニョッキ本来のおいしさを感じられるシンプルなレシピです。冷凍したニョッキを活用すれば、具材と一緒にオーブンで焼くだけで簡単に作れます。使用する食材が少なく、難しい調理も必要ないため、誰でも手軽に再現できるでしょう。

シンプルなニョッキが好きな方や、ニョッキを初めて使う方におすすめしたい一品です。

トマトクリームソースニョッキ

出典:E・レシピ

こちらのレシピは、ニョッキにトマトクリームソースを合わせた一品です。最後に菜の花とスナップエンドウを添えることで、色鮮やかな仕上がりになっています。

冷凍したニョッキをゆでてソースと和えるだけで簡単に作れるため、忙しいときにもおすすめです。ニョッキのもちもちとした食感を楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。

ニョッキグラタン

出典:E・レシピ

こちらのレシピは、ニョッキを使ったグラタンです。グラタンにニョッキを入れるレシピはあまり聞いたことがないかもしれませんが、相性は抜群です。マカロニの代わりにニョッキを加えることで、ボリューミーで食べごたえのある一品になっています。

子どもも喜ぶ定番料理に仕上がっているため、パーティーなどで作ってみるのも良いのではないでしょうか。

ニョッキの保存は冷凍を活用しよう

ニョッキは傷みやすく冷蔵でもあまり日持ちしないため、なるべく早めに食べきってしまうことをおすすめします。しかし、作りすぎて余ってしまった場合などには、冷凍保存しましょう。

本記事を参考にして適切な方法で冷凍すれば、味や食感を損なわずにニョッキを1カ月ほど保存できるでしょう。

ニョッキを冷凍ストックしておけば、凍ったまま調理してすぐに食べられます。あらかじめ1食分ずつ小分けで保存しておくととても便利なため、ニョッキを保存する際は冷凍を上手に活用しましょう。

 
 

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