混ぜるだけでめちゃウマッ!旬の水菜で作る「水菜と梅の混ぜごはん」
2024/04/01
漬けものや鍋ものだけでなく、生でサラダとして楽しむことが増えてきた水菜。
今回は、旬の水菜を使った手軽な混ぜごはん(菜飯)のレシピを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
水菜の旬は冬〜早春
水菜は周年出回りますが、本来の旬は冬〜早春。特に3月〜4月にかけての出荷が増えます。
京都発祥の水菜は、漬けものや鍋もので食べられていましたが、生でサラダとして食べられるようになったことがきっかけで全国区の野菜になり、今ではスーパーで1年中買うことができるようになりました。
今回は、旬の水菜を使った手軽な混ぜごはん(菜飯)レシピをご紹介します。
大根葉や小松菜で作る定番の菜飯は、茹でたり炒めたりする加熱工程がありますが、生でも歯切れのよい水菜は、刻むだけで生のまま菜飯に使うことができます。
旨みや香りのアクセントに加えるのは、梅干しとかつおぶし。調味料で味付けはせず、シンプルに仕上げます。
あたたかいご飯に混ぜることで、水菜がほどよく馴染み、塩もみの手間も省いたお手軽レシピです。
水菜と梅の混ぜごはん
材料(2人分)
・ごはん 300g(茶わん2杯分)
・水菜 1株
・梅干し 2個
・かつおぶし 2g
作り方
(1) 水菜は洗って水気をきり、1〜2cm幅に切る。
(2) 梅干しは種をとり、包丁で細かくたたく。
(3) ボウルにあたたかいごはんを入れ、刻んだ水菜、たたいた梅干し、かつおぶしを加える。
(4) 全体をよく混ぜ合わせる。
炒めず混ぜるだけの手軽な菜飯
細かく刻んだ水菜は、ごはんのあたたかさで程よくしんなり。加熱や塩もみはしていないので、シャキシャキ感はしっかりと残っています。
梅の酸味とかつおぶしの香りが、深みも出しつつさわやかな仕上がりに。お好みで、炒りごまを加えてもおいしいですよ。
大根葉や小松菜などを使った菜飯とはちがい、水菜は火を通さずに使えるのがこのレシピのポイントです。ごはんに混ぜるだけという手軽さも、うれしいですよね。冷めてもおいしいので、おにぎりにするのもおすすめです。
使いきれずに1株だけ余ってしまった水菜も、混ぜごはんにしておいしく食べ切ることができますよ。旬の水菜を味わうなら、手軽な混ぜごはんも、ぜひお試しくださいね。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する野菜ソムリエプロ。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。Instagramは「@kasumiii.mm」。
編集/サンキュ!編集部