やらなきゃもったいない!旬の水菜ですぐ完成するシャキッ&じゅわ〜な簡単副菜を野菜ソムリエが紹介
2024/01/20
冬の鍋料理に欠かせない旬野菜の水菜。
鍋以外だとサラダや和え物など生で食べる料理が多いですが、ほっこり温かいおかずがありがたい季節、加熱して楽しむ方法もまだまだあります。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、水菜を使って簡単につくれる冬のおすすめ副菜を教えてもらいます。
【レシピ】水菜と油揚げのシャキッ&じゅわ〜な煮浸し
[材料]2~3人分
・水菜…1/2袋
・油揚げ…1枚
・だし…100cc(水100cc+和風顆粒だし小さじ1/2でも可)
・砂糖…大さじ1
・醤油…大さじ1
[作り方]
1.水菜は洗って食べやすい長さ(3cmくらい)に切る。油揚げはキッチンペーパーで余分な油を吸い取り、幅1cm、長さ3cm程度の短冊切りにする。
2.フライパンにだしと油揚げを入れて加熱し、煮立ったら弱火で数分煮る。
3.水菜を加えて、全体を混ぜながら1分ほど煮たら完成。
※水菜は1分煮るだけだとかなりシャキシャキ食感が残った状態になります。もっとやわらかくクタクタに煮た水菜がお好みの場合は、プラス2〜3分煮てください。
覚えやすい分量で油揚げがじゅわ〜!
今回、調味料はだし100cc、砂糖・醤油が大さじ1ずつの、100︰1︰1という覚えやすい分量になっています。
この比率で油揚げを煮て、だいたい煮汁が半分まで減ったあたりで今回は水菜を加えるレシピでしたが、ほかにもほうれん草や小松菜、白菜でもOK。
野菜の種類ごとに野菜から出る水分の量が異なり、たとえば白菜だと多めに水が出て味が薄くなりがちなので、砂糖と醤油を少し多めに入れるとちょうどよくなります。
旬の水菜をたっぷり味わおう!
鍋料理の具材の需要が高まる冬の間、水菜は店頭で特売になることも多く、家計にうれしい旬野菜です。
一方で、寒いとサラダをあまり食べなくなって、せっかく買った水菜を余らせてしまうことも…。
今回ご紹介したレシピはさっとつくれるうえに水菜のかさも減ってたくさん消費できるので、水菜をしっかり有効活用できます。
カルシウムや鉄分、葉酸も含んでいて栄養面でもうれしい水菜。
ぜひおいしい時期にたっぷり楽しんでください!
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。インスタグラムは@megumi_kitchen_and_atelier。
編集/サンキュ!編集部