防災グッズと聞いて、まず思い浮かぶ「備蓄食」。食品は、定期的なチェックやローリングストックをしているけれど、「グッズのチェックはしたことがない」という方もいるのでは?「いざというときに使えなかった…」なんてことにならないよう、定期的に見直したいグッズを紹介します。

ガスボンベの使用期限、気にしてる?
意外と見落としがちなのがガスボンベ。食品を温めたり、カップ麺のお湯を沸かしたりするときに欠かせませんよね。ガスボンベは、缶底の数字を要チェック!
使用期限の”目安”は製造から約7年、缶底に製造年月日が印字されています。注意書きには「製造後約7年以内を目安に使い切ってください」と書いてあります。”目安”とあるのは、保管状況によって劣化状況が異なってくるから。一部がサビていたり、先端に変形やゆがみがあるものは危ないので、製造年月日に関わらずすぐに処分してくださいね。
寒い時期には、鍋などで日常的にガスボンベを使う機会が増えます。防災用の古いガスボンベは、ふだん使いで早めに使い切ってしまいましょう。防災グッズとして保管しているガスボンベを一度チェックしたあとは、ローリングストック使いがおすすめ!ガスボンベを購入したときに、パックに数字を記入します。購入のたびに数字は大きくなりますが、数字の小さいものから使えばいいだけ。缶底を1つ1つ確認する手間も省けて便利ですよ。
ウエットティッシュやおしりふき、カピカピになってない?
体をふけるボディーシートは、お風呂に入れないときの強い味方。さらに、小さな子どもがいる家庭では、おしりふきはマストアイテムです。でも、「久しぶりに使おうと思ったら、かぴかぴに乾いていた…」そんな経験はありませんか?
食べ物のように明確な期限はありませんが、未開封の状態でも時間が経てば経つほど水分は蒸発してしまいます。使用期限のないものは、購入した日をマジックで書いておくと便利!商品によって違いはありますが、「未開封で2~3年は品質が変わらないよう製造している」というメーカーが多いです。購入した日付から2年経ったら、新しいものと交換するのがおすすめです。
カピカピに乾いてしまったシートがあれば、捨てずに再利用しましょう。少量の水やアルコールを足せば、掃除グッズに変身!冷蔵庫内やサッシの掃除など、拭き掃除に大活躍です。
紙おむつや子ども服、サイズは合ってる?
子どもはあっという間に成長しますよね。防災リュックに入れたままの紙おむつや着替え、サイズアウトしていませんか?
1年に1回では成長ペースに間に合わないこともあるので、最低でも半年に1回、できれば3カ月に1回の見直しが理想的。季節や成長に合わせてチェックしましょう。おさがりやワンサイズ大きめの服を用意しておくと安心ですよ。
乾電池、液漏れしてない?
「一度も使っていないのに、久しぶりに見たら液漏れしていた…」という経験は、ありませんか?懐中電灯やラジオ用の電池は、いざというとき必要不可欠。
電池を入れたまま長期間放置していると、劣化したり液漏れしたりして故障の原因になることもあります。「メーカーが違う電池をいっしょに使わない」、「古い電池と新しい電池を混ぜない」などちょっとしたことに気をつけるだけでも、劣化を防ぎやすくなります。
電池には、”使用推奨期限”が書かれています。これは、未使用の状態で保管された場合に、日本産業規格(JIS)で定められた電池性能を発揮する期限を定めたもの。期限をすぎると使えなくなるわけではありませんが、性能が下がってしまうので、古い電池は早めに使い切ってしまいましょう。ガスボンベと同様、日常使いと合わせてローリングストックをうまく活用してくださいね。
家族みんなで中身を把握する
防災グッズで何より大切なのは、「必要なときにすぐ使えること」。防災リュックを管理しているのはママだけ、という家庭も多いのでは。でも、いざというときに使うのは家族みんなです。
防災リュック、家族はどれが自分のものかわかっていますか?置き場所や中身を知っていますか?どこに何があるのか、誰でもわかるようにしておき、いつでも使える状態をキープしておきましょう。
家族で中身をいっしょに確認する機会をつくれば、防災意識が高まるだけでなく、安心にもつながります。まずは、防災グッズの中身を全部出してチェックから始めてみてくださいね。
■執筆/村上真由美
片づけオタクなワーママ。SNSで話題の片づけ術を取り入れながら、ドタバタ時間を減らすコツを探求中。整理収納アドバイザー×クリンネスト。欲張りママの毎日に役立つヒントを発信している。インスタグラムは@mayumi321.jp
編集/サンキュ!編集部