ラクするために週1必ず掃除するべき場所3選
2022/11/24
掃除は定期的に行わなければなりませんが、仕事や育児に追われつい先送りにしてしまってはいませんか?それでは掃除が大変になってしまいますよ!
整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし簡単な掃除法や家事テクなど、プロとしてのノウハウを発信する中里愛子さんに、どんなにいそがしくても最低限週1回は掃除しておきたい場所を教えてもらいました。
1.排水口
排水口のヌメリが気持ち悪く、掃除したくないかたも多いのではないでしょうか?とくにしばらく掃除していないと怖くて開けたくなくなってしまいますよね。しかし、気持ち悪いと感じるかたほど、こまめな掃除が有効なのです。
ヌメリの原因は主に汚れを栄養にして繁殖した菌です。週に1回程度掃除しておけば、菌が増殖する前の汚れを取り除くことができるので、ヌメリと格闘する必要がなくなります。さらにふだんから塩素系泡洗剤や除菌スプレーなどを排水口に吹きかけておけば、掃除も圧倒的に楽になりますよ。
2.コンロまわり
コンロまわりはベタベタしたり、五徳の焦げつきを取るのに苦労したりと、面倒になってつい先送りしがちです。
しかし、コンロまわりの油汚れは時間とともに頑固になりますし、汚れはさらなる汚れをつけやすくするので状況は加速度的に悪化します。また、五徳など汚れたまま使い続けると焼け焦げてしまい、取り除けなくなってしまいます。
コンロまわりを週1回程度掃除しておけば、強力洗剤も使う必要はなく食器用洗剤など安全で身近な洗剤で落とすことができます。さらに言うと、使用後すぐに拭き取れば洗剤を使うことなくキレイにすることができますよ。
3.トイレ
キッチンは料理をしなければ汚れませんが、トイレを使わないお宅はないでしょう。トイレは目に見えない尿はねや水はねがあり、放置していると臭いの原因になってしまいます。またトイレは構造上ほこりが溜まりやすい環境です。ホコリが湿気含んでしまうと、床に張りついたり、雑菌がわいたりと掃除が大変になってしまいます。最低限週1回は丁寧に掃除するよう習慣づけましょう。
またふだんから汚れが目についた場所だけでもサッとふき取っておけば、週1回の念入りな掃除も簡単に終わらせることができます。そのためにもトイレには余計なものを置かず、掃除しやすい環境を整えておくといいですね。
掃除は面倒と思って先送りしていると、汚れは厄介なものへと成長し、ときには掃除では落とせなくなってしまいます。ラクしたいからこそ、こまめな掃除を心がけましょう。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。
編集/サンキュ!編集部
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