【窓ふき】知っていてよかった!窓ふきの順番

2022/12/20

日々の小さな心がけで、汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さんに、知っていてよかったと思える、窓ふきの順番について教えてもらいました。

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順番の大切さ

気が付いたところから掃除すればいいのではないか?とやみくもに掃除をしてしまうと、効率が悪くなってしまいます。順番を間違えると、せっかくキレイにした箇所がまた汚れてしまったり、軽く取れたはずの汚れを取りにくくしてしまったりと時間も労力もかかってしまいます。そうならない為にも、順番を意識して掃除するだけで、効率アップに繋がります。

1.サッシ

まずはサッシから。サッシは塵、埃、場所によっては砂などが溜まりやすい場所です。汚れが乾燥している状態のまま掃除をするのがベスト。サッシ掃除前に、窓ふきや網戸掃除で水を使い、その水がサッシに落ちると、乾燥していた汚れが濡れて、掃除しにくくなってしまいます。砂埃は濡れて、泥のように固まってしまうこともあります。そうならない為にも、まずは、掃除機で乾いたごみをしっかりと吸い込みます。ハケがあればサッシの端に溜まっている汚れもかき出して、掃除機で吸いましょう。その後、クロスを濡らしてサッシをふき、仕上げていきます。汚れた状態のサッシに水分が入ることを防ぐためにも、まずはサッシから掃除していきましょう。

2.網戸

サッシの次は網戸です。網戸にも埃がたくさん溜まります。場所によっては、排気ガスの汚れも付着し、黒ずんでいます。網戸は、クロスやメラミンスポンジで掃除する方法があります。網戸をふいている最中に、網戸に付着した塵や埃が舞い上がり、黒ずんだ水分が窓につきやすくなってしまいます。ですので、窓をふく前に網戸掃除を完了させた方が、効率がいいです。サッシの次は網戸掃除に取りかかりましょう。

3.窓

最後に、窓ふきです。窓の内側は、手垢などの皮脂汚れ。窓の外側は、花粉や排気ガスなどの汚れ。同じ窓でも汚れの種類が異なります。内側はクロスでお湯ふきをするとキレイになることも多いですが、外側は、中性洗剤を使用してふいた方がキレイになります。水を流しても大丈夫な場所であれば、外側の窓は、中性洗剤を薄めたお湯を使って柔らかスポンジで磨き、シャワーで洗い流すとあっという間にキレイになります。

効率を更に上げるために

汚れを更に汚さない為にも、掃除の順番を是非意識してみて下さい。また、更に効率を上げるためには、どの道具、どの洗剤を使用したらいいかを把握しておくといいです。ドラッグストアには、さまざまな洗剤が販売されています。しかし、サッシも網戸も基本的に洗剤はいりません。お湯、スポンジ、クロスなどの道具だけで十分キレイになります。また、窓に関しても、中性洗剤1本あれば大丈夫です。窓用、網戸用とあれこれ購入する必要はありません。洗剤や道具が増えると、それだけ収納にも困ります。逆に洗剤を使用すると、洗剤のふき取りが大変でより時間がかかることもあります。掃除の順番を意識しながら、まずは家にあるクロスとお湯で、掃除してみて下さいね。

■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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