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「後でしまおう」と放置したものが片づけられない理由

2018/07/26【 家事 】

「後でしまうからいったんここに」と放置して、気が付けば山盛りになっている……なんてことありませんか?つい面倒くさいことを後回しにしてしまうのは、脳みそが「省エネモード」になっているからなんです!そこで、脳と片づけの関係性について「溜め込みがちな場所別」に、専門家に話を聞きました。

教えてくれた人……菅原道仁さん(脳神経外科医)
菅原脳神経外科クリニック院長。最新の脳医学に基づいた、仕事や片づけなどやりたいことを行動につなげる方法論を提唱。著書多数。

テーブルの上の出しっぱなし

【溜め込む理由】
忘れないためにただ出しっ放しにするのは、実は逆効果。判断を後回しにすることになるので、脳は「優先順位が低いから忘れてOK」と認識します。片づけても忘れない収納法を取り入れて。

【こうして解決】
プリントや手帳、筆記用具を入れる「箱」を用意し、テーブルのそばに置くと◎。食事前に箱に戻す習慣にすればテーブルが片づき、手帳に転記もしやすくなります。さらに、寝る前など転記するタイミングを決めると忘れません。

テレビの前の置きっぱなし

【溜め込む理由】
邪魔なものを取りあえず移動しただけでも、脳は「片づけという目的を達成した」と勘違いし、思考がストップ。その結果、置きっ放しになり、永遠に片づかない溜まり場に。

【こうして解決】
テレビ台とテーブルを離し、テレビ台の引き出しを1つ空けて一時置き場に。引き出しの中のものはその日中に指定席に戻しましょう。片づけずに寝ると脳の記憶の多くがリセットされ、物が入れっ放しになるので、寝る前に必ず戻すこと。

階段の一時置き

【溜め込む理由】
つい楽なほうに流される脳は先を見通すのが苦手。階段に物を置くとつまずいて大ケガをする危険があっても、楽できるなら目をつぶります。怠け者の脳にだまされないで!

【こうして解決】
「今だけ」と思っても階段に物を置くのは危ないのでNG。ちょい置き品の片づけを後回しにすると、忘れてそのまま放置しがちなので、その都度しまうのがベスト!それが大変なら一時置き場を設けて、その日中に戻すことを習慣に。

*家族の物が気になったら……
家族のものを勝手に処分するのは禁物。脳は自分を正当化するため、持ち主にとっては何でも宝物だからです。個人的なものは1人1箱だけなどルールを決め、捨てるものは本人が決定するのが成功の秘訣です。

*こんな影響も……
脳は人の行動をマネする性質があります。親が物を置きっ放しにすると、子どもの脳に「後で使うものは出しっ放しでOK」と刷り込まれ片づけベタに。口で言うより親が片づける姿を見せるのが先決。

後から片づけようと思っても、怠け者の脳はそうはさせてくれません。汚部屋にならないためにも、片づけは「後から」ではなく「今」やることが大切ですよ。

参照:『サンキュ!』8月号「夏中スッキリ!が叶う捨てる!新基準」より。掲載している情報は18年6月現在のものです。監修/菅原道仁 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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