春にやりたい!自宅でできる花粉症対策

2019/04/12

春は花粉症のある人にとってはツライ季節です。咳やくしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状を軽くするために、家事や暮らしで気をつけることはできるでしょうか。

暮らしスタイリストとして、料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、おうちでできる花粉症対策をお聞きしました。

対策の基本は『花粉を家に持ち込まない』

この時期に屋外へ行けば、どうしても花粉と接触せざるをえません。でも、家に帰ってきても、その症状は和らぐどころか、むしろひどくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。その原因は、外からの花粉が家の中に持ち込まれていることにあります。

まず外から家に入るときに、玄関前で洋服や髪の毛についた花粉をはたくことを心がけましょう。できれば洋服ブラシや粘着クリーナーを洋服全体にかけてから玄関に入るのが◎。

なお、洋服に静電気が発生すると、花粉が付着しやすくなるので、外出前には静電気防止スプレーを使っておくこともおすすめします。

帰宅後すぐにシャワーを浴びたり、入浴をしたりして、身体や髪の毛についた花粉を洗い流してしまうのも効果的です。少なくとも寝具に花粉を持ち込まないように、就寝前には必ず入浴などで全身を洗い流してから寝るようにしましょう。

また、部屋の換気でも花粉は室内に入り込んできます。この季節の換気は花粉の少ない夜から早朝にかけての時間帯がベター。雨の日も花粉が飛散しにくいので、雨が入り込まない程度に窓を開けておくといいでしょう。

洗濯は柔軟剤と部屋干しが必須

洗濯をするときに柔軟剤を使うことも花粉症対策につながります。柔軟剤には洗濯物を柔らかくするものというイメージがあるかもしれませんが、静電気を防ぐ効果もあります。静電気は花粉を引き寄せてしまうため、できるだけ発生させないようにしたいもの。ふだんは柔軟剤を使わないという人も、この時期だけは使っておくことをおすすめします。

また、花粉の飛散する時期の洗濯干しは、部屋干しが必須です。洗濯物を外に干せば、いくら払ってから取り込んでも、完全に除去することはできません。花粉のついた洋服を着たり、タオルを使ったりすることで、家中に花粉をまき散らしたり、お風呂上がりのキレイな身体にまた花粉を付着させることにもなりかねません。

同様に、布団を干すのもNGです。布団乾燥機を使うか、持っていなければ窓際の日当たりのよい場所に広げておくだけでも、布団の湿気を飛ばすことはできます。

せっかくの気持ちのいい春の晴天に洗濯物や布団が干せないのは悔しいですが、花粉の季節が終わるまではぐっと我慢して、部屋干しを心がけるようにしましょう。

朝の拭き掃除で花粉を除去

部屋で人が動き回っているときは花粉が空中に舞ってしまうため、いくら掃除をしても取り去ることができません。でも、人の動きがいなくなると、花粉は落ちてきて、床に溜まります。掃除をするなら、このタイミングがベスト。朝起きた直後、もしくは帰宅直後に掃除をしましょう。

掃除をするといっても、掃除機を使うのは得策ではありません。掃除機の機種にもよりますが、排気が花粉を舞いあげてしまったり、吸いこんだ花粉が排気から出てきてしまうこともあります。

花粉対策としておすすめなのは、フローリングワイパーやハンディワイパーなどを使った拭き掃除です。まずは花粉を舞いあげないように、床をフローリングワイパーで拭いて、そのあとテレビや照明器具、エアコンの上などホコリの溜まりやすい箇所をハンディワイパーで拭きます。細かい部分は手袋型のマイクロファイバークロスがおすすめ。手で撫でるだけで花粉が簡単に除去できます。

また、ラグやクッションといった布製品は、粘着クリーナーなどをかけて、花粉を取り除きましょう。カーテンなどには静電気防止スプレーをかけておくと、窓の開け閉めで花粉がつきにくくなります。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしをつくる、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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