サボるとやばい!?冬場に手を抜くのはNGな家事
2023/12/06
寒い時期は、なにをするのも億劫で、掃除もつい手抜きになりがちですよね。しかし、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフいわく、冬場の掃除では「ここをサボるとやばい!」というポイントがあるそうです。
冬に家事をサボるとウイルス感染の危険性が高まる!?
掃除をサボったところで、ちょと汚れが目立つくらいだし……と考える人もいるかもしれませんが、冬場に関しては「汚れが目立つ」では済まないかもしれません。具体的には冬場の掃除さぼりは、ウイルス感染の可能性を高めてしまうのです。
冬場はさまざまなウイルスが活発化する季節。うがいや手洗いなどに気をつける人は多いと思いますが、家の中のお掃除にも気をつけなければ、対策は万全とは言えません。
言い換えれば、冬場は「ウイルスの感染ルートに対応したお掃除」を意識することが、ポイントになるのです。
冬にサボっちゃダメな家事1:ホコリの除去
ウイルス感染ルートのひとつに、飛沫感染があります。感染した人の咳やくしゃみなどで2~3m以上の範囲に菌が飛び散ると言われており、飛び散った菌は、着地したところのホコリにくっついて、再び空中に舞い戻り、今度は空気感染を起こす可能性も。
つまり、ホコリが多い環境では、菌に触れる機会も増えてしまうと言えます。
寝室やトイレなど、とくにホコリが多い場所の掃除は、夏よりも意識して行う必要があるでしょう。とくに冬は、ホコリの原因となる衣類や寝具の種類、数量も多くなります。また、冬場の乾燥によってホコリが舞いやすくなったり、静電気によってホコリが集まりやすくなったりと、ホコリの移動が活発になります。
ウイルスにとって、ホコリは絶好の居場所になりますから、冬はとくにホコリの除去を意識して、こまめにお掃除しましょう。
冬にサボっちゃダメな家事2:みんなが触る箇所の掃除
もうひとつ注意したいのが、接触感染の対策。菌に触れた手で食事をしたり、口や鼻を触ったりして、菌が体の中に入り込んでしまうのです。
ですから、家族みんなが触るドアノブ、手すり、リモコン、照明などのスイッチ、冷蔵庫の扉などの掃除が大事になります。
これらの箇所はふだんから手垢がつきやすく、汚れが目立つ箇所です。汚れは菌のエサとなり、菌の住みかにもなります。冬場はとくに、インフルエンザ等の接触感染も意識しながら、よりこまめにお掃除しましょう。アルコールなど除菌効果のあるスプレーや洗剤、シートを使って拭き掃除します。
家族の健康を守るために冬場の掃除はしっかり行おう!
以上のとおり、「こまめなホコリの除去」「手で触れる箇所の拭き掃除」が冬場のサボっちゃNGなポイントとなります。お掃除は、家族の健康を守る上でも、大事な仕事といえますね。