芸術の秋、芸術的な空間で“大人のご褒美家電”を体験
2018/11/21
秋も深まり、各地で紅葉が見ごろを迎え、“芸術の秋”を楽しむには最適な季節となりました。そんな折、パナソニックさんからサンキュ!編集部に届いた新製品体験会の案内。そこにはこんなメッセージが書かれていました
「パナソニックは一年頑張ったご褒美として、また健やかな年を迎える必需品として、充実した時間を過ごすために最適な“大人のご褒美家電”を取り揃えております」。
会場は東京駅のすぐ近くにある「三菱一号館美術館」。調べてみると、同館では2018年10月17日から2019年2月11日まで、巨匠たちの絵画が一同に会す「フィリップス・コレクション展」が開催中とあります。日々仕事に追われ、芸術を楽しむ余裕もなかった記者は、喜び勇んで体験会へ足を運びました。
芸術を楽しみ、家電の芸術体験を楽しむ
にしても、なぜ体験会の会場が美術館?と思った記者。しかし、会場に着き今回体験できるラインアップを見て、その理由がわかりました。
巨匠たちの作品が並ぶ「フィリップス・コレクション展」は、言うまでもなく芸術的な体験を我々に提供してくれます。そして、この日体験会で用意された家電は、パナソニック「ビエラ」の最新機種「4K有機ELテレビ FZ950シリーズ」と、エアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ」。有機ELを搭載した「ビエラ」の美しさはまさに芸術的、「コードレス レッグリフレ」のリラックス効果は、芸術作品に触れたときの癒しに通じるものがあるわけです……たぶん。
体験会では最初に「フィリップス・コレクション展」の一部を解説とともに鑑賞し、続けて同館内にあるカフェ「Cafe 1894」で、“家電による芸術体験”を楽しませてもらいました。
ビエラの美しい映像を支える「有機EL」がスゴイ
セザンヌ、モネ、ゴッホ、ピカソ……「フィリップス・コレクション展」に展示されている作品は芸術に明るくない記者でも名前くらいは知っている巨匠のものばかり。
作品ごとの良さについて詳しく語る言葉は恥ずかしながら持ち合わせていませんが、ケースに入れられることもなく、至近距離で鑑賞できるのは素人ながら「これは非常に貴重な体験だなぁ」と感激させられるもの。油彩画の絵の具が重なったデコボコした感じや、乾いた絵の具がひび割れた様子がしっかりと見られるのも、至近距離で鑑賞できればこその体験です。
……と思ったのですが、後半の家電体験会でビエラを見て考えを改めました。デモで上記巨匠たちの絵画が画面に映されると、そこには「至近距離で鑑賞できればこそ」なはずのデコボコ感やひび割れもしっかりと確認できるではありませんか。そしてこの超高精細な映像を実現する重要な要素が“有機ELテレビ”であることも教えてもらいました。
有機ELテレビとは、ものすごくざっくりと説明すればテレビパネル(画面)を構成する画素1つ1つが発光する仕組みだそうです。言い換えれば、光源が画素の数だけ存在するわけです。
一方、現在主流となっている“液晶テレビ”は、光源がバックライトで、その前面にある液晶がシャッターの役目をして開閉することで必要な光をパネルに届けるというもの。後者の場合、どうしてもバックライトの光漏れが発生するため、たとえ黒い画面でも暗い空間などで見ると薄ぼんやりと光って見えます。
その点、有機ELテレビは必要ところに必要な光だけを出すので、黒は光っていない=漆黒になるわけです。もちろん、黒以外の色もより美しくなるわけで、前述したような絵画の超微細な部分や色彩も本物に近い質感で鑑賞できるそうです。
芸術作品をテレビでも楽しめる時代が来たことに、改めて「これは非常に貴重な体験だなぁ」と感激する記者なのでした。
こっそり使えてうれしい!「コードレス レッグリフレ」
もうひとつの体験アイテム、エアーマッサージャー「コードレス レッグリフレ」もじつに芸術的な存在でした。同商品は2015年に発売された「レッグリフレ」のコードレス版(リフレシリーズには腰やお尻をマッサージする「骨盤おしりリフレ」もあるそうです)。
パナソニックの方いわく、「レッグリフレ」の調査で「家以外でも使いたい」といった要望が多く寄せられたそうで、今回の商品はそれに応える形で発売されたものだそう。単三形電池(片脚2本・合計4本)での稼働が可能(ACアダプターもアリ)で、本体もコンパクトなので持ち歩きも簡単。そして、個人的に「これはいいな」と感心させられたのが動作音が静かなことです。
レッグリフレの仕組みは“エアーマッサージャー”という名称からもわかるとおり、本体内のエアーバッグにポンプで空気を送り込み、ダイナミックにマッサージするというもの。当然、動作中は「プシュー」という音がしてしまいます。しかし、「コードレス レッグリフレ」ではポンプにサイレンサーを搭載することで動作音を軽減。
今回は人が集まる体験会という比較的にぎやかな場でありましたが、それでも数十人がいっせいに「レッグリフレ」を使っても、まったくうるささを感じなかったのは驚かされます。
前述のパナソニックの調査によれば家以外の具体的な場として「職場」を挙げる人が半数以上だったそうです。いくらコードレスでも、仕事中に突然「プシュー」という音を立てたら同僚はビックリしてしまうでしょう。しかし、そんな心配もしなくてよさそうです。
静か、と言えば美術館も静かさが求められる場。我ながら無理やり感は否めませんが、今回の体験会会場にぴったりなアイテムですね。
肝心のマッサージ具合ですが、これはもう「とてもイイです!」以外、とくに言うことがありません。今回はふくらはぎのあたりに巻いて体験したのですが、弱すぎず強すぎない締め付け具合は、マッサージ特有の「イタ気持ちいい」感覚そのもの。
また、体験した時間帯もよかった模様。体験会が開催されたのは夕方の5時過ぎだったのですが、パナソニックが20~40代の女性ビジネスパーソン309名を対象に行った調査によれば、「仕事中に疲れを感じる時間帯」でもっとも多かったのは午後4時~5時だったそうです。
まさに疲れが最高に溜まっているタイミングで、記者は美術館という癒しの空間でマッサージを受けられたのです。
芸術の秋を楽しみ、そして忙しい年末年始を乗り切るための“大人のご褒美家電”。皆さんもぜひ、電気屋さんの店頭などで一度体験してみてはいかがでしょうか。
取材・文/サンキュ!編集部