SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs 情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班のむらせがお届けします。

- Topic1.おにぎりの写真を撮ってSNSにアップするだけ!「おにぎりアクション」が今年も開催
- Topic2.家電を買うなら、環境に配慮しお財布にもやさしい「整備済み製品」も検討してみませんか?
- Topic3.ファミリーマートが、職業体験をしながらSDGsを学べる「ファミマこども店長+SDGs」を開始!
- 明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
Topic1.おにぎりの写真を撮ってSNSにアップするだけ!「おにぎりアクション」が今年も開催

世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)は、国連が定めた10月16日「世界食料デー」を記念して「おにぎりアクション」を2025年10月7日(火)~11月15日(土)に開催します。
今年で10回目を迎える、こちらのプロジェクト。昨今の日本での米不足や価格高騰を受けて「コメ離れ」が懸念される今、お米のおいしさを再確認できるよい機会なのではないでしょうか。
Topic2.家電を買うなら、環境に配慮しお財布にもやさしい「整備済み製品」も検討してみませんか?
シロカ株式会社が「持続可能なものづくり」を実現させるため行っている「整備済み製品」の販売が、今年6月で3年目を迎えました。シロカの整備済み製品は、返品された製品の中からまだ使用できるものを、専門スタッフが一つ一つ丁寧に点検し、クリーニングしています。
外観の傷の確認から付属品の有無、動作確認まで徹底されており、安心して使える美品のみを、特別価格で販売しています。
整備済み製品の販売を開始した当初は季節家電を中心に取り扱っていましたが、その後コーヒーメーカーやホームベーカリーなどの生活家電などもラインナップに加わりました。2025年6月16日からはさらに製品ラインナップを拡充し「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO」や「コードレスクリーナー」といった人気アイテムも販売されます。家電を買い替える予定のある方は、整備済み製品の購入も検討してみてはいかがでしょうか。
Topic3.ファミリーマートが、職業体験をしながらSDGsを学べる「ファミマこども店長+SDGs」を開始!
株式会社ファミリーマートは、サステナビリティを体験的に学べる新プログラム「ファミマこども店長+SDGs」を開始しました。
このプログラムには、こどもたちと保護者が持続可能な社会への理解を深め、地域交流を活性化できるようにという狙いが込められています。2025年6月9日(月)埼玉県川口市の店舗での開催を皮切りに、希望する全国の店舗で順次実施されます。
品出しの際におむすびに「エコ割(涙目)シール」を貼って食品ロス削減の取り組みを体験したり、様々な理由から会話がしづらいお客さんに対して「コミュニケーション支援ツール」を使いスムーズに買い物できるようサポートするなど、誰もがいきいきと暮らせる社会づくりの重要性について学びます。
単なる職業体験ではない「ファミマこども店長+SDGs」。子どもたちがSDGsへの理解を深め、持続可能な社会の実現に貢献するきっかけになりそうです。
明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
SDGsと聞くと「ちょっと難しそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。
「おにぎりアクション」今年は参加します!
Topic1でご紹介した「おにぎりアクション」。毎年SNSで見ていたものの、これまで参加したことはありませんでした。今回調べてみて「おにぎりの写真を投稿するだけなら私にもできそう!」と思いました。
期間中何度でも投稿でき、1投稿につき5食分の給食がアフリカやアジアの子どもたちに届けられるこちらのプロジェクト。
お子さんと一緒に参加してみるのもよさそうです!
■執筆者…サンキュ!STYLE 取材班 むらせ
年中と年長の年子姉弟の母。家事・育児とのバランスに悩みながらもフリーライターとして奮闘中。サンキュ!STYLEにて暮らしをラクにする商品に関する記事を執筆中。
◆「おにぎりアクション」とは おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」の写真をSNS(Facebook, Instagram, X(旧Twitter))、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。国連が定めた10月16日「世界食料デー」を記念し、2015年からTFTが主催しています。インスタグラム上での#OnigiriAction(98.8万件)のハッシュタグ数が#Onigiri(92.6万件)を上回るほどのムーブメントとなっており、2015年に開始してから2024年までの10年間で、累計約214万枚の写真が投稿され、約1,163万食の給食を届けています。