トイレや浴槽のゴシゴシ掃除も!?片づけ掃除でやめていい家事8選
2020/03/27
「家事の効率化は、だらしないのではなく、知的な行為です」というのは、知的家事プロデューサーの本間朝子さん。やらなくてもいい片づけや掃除は、実はたくさん!暮らしの質を落とさずに気持ちよくやめるコツ、教えてもらいました。
<教えてくれた人>
本間朝子さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。多くの女性の悩みを解決している。月に一度無料で「時短家事セミナー」を開催中。http://honma-asako.com
1 来客時の玄関掃除
⇒外出のついでにウエットティッシュで表札やポストをひと拭き。
来客時は準備に追われがちなので、玄関掃除はふだんの生活に組み込むのが◎。玄関にウエットティッシュを常備して、外出のついでに表札やインターホンなどを拭いておくと来客時に慌てません。
2 遊び途中のおもちゃの片づけ
⇒シートの上で遊ばせて、風呂敷みたいに包んで部屋の片隅へ。
来客があったり掃除機をかけたいというとき、おもちゃごとシートでくるんで一時保管。都度都度片づける手間が省けます。ひもを引くときんちゃく袋のようになる専用の商品(収納マット)も人気。
3 ふきんを洗って干す
⇒9等分したペーパータオルを常備して、ちょっとした汚れに対応。
油跳ねや洗剤の泡などのちょっとした汚れ対策に、ペーパータオルを9等分にカットして常備しておくと便利。ふきんだと〝洗って干して〞がつきまといますが、サッと拭いて気兼ねなくポイッ。
4 夫や子どもの物の片づけ
⇒玄関とリビングにコーナーをつくって散らかりを予防。
玄関に定期券やマスクなどの置き場所をつくり、リビングにはお絵描きした紙や読みかけの本などを入れておけるトレーを家族ごとに用意。各自が「戻す」「入れる」を習慣にすれば、片づけ不要に。
5 冷蔵庫の液垂れ掃除
⇒ドアポケットにペーパータオルを敷くだけで解決できる。
液垂れで汚れやすい冷蔵庫のドアポケット。たたんで四隅を立たせたペーパータオルを敷いておけば、汚れたら交換するだけで掃除終了! パーツを取りはずして丸洗いする必要がなくなります。
6 サッシの溝の掃除
⇒マスキングテープを貼って汚れをブロック。
汚れがたまりやすいのに掃除しにくいサッシの溝には、マスキングテープを貼ってしまいます。半年をめどにピーッとはがすと、あらきれい!テープを貼り替えれば年末のサッシ掃除いらず。
7 すき間掃除
⇒家具は掃除機のヘッドやワイパーの入る間隔で配置。
ソファやテレビ台は壁につけて置きがちですが、掃除機ヘッドやフロアワイパーの幅の分だけ空けて配置するのが◎。常にほこりを取り除けるので、わざわざ家具をずらして掃除する手間がなし。
8 トイレや浴槽のゴシゴシ掃除
⇒こすらなくていい洗剤を活用すれば負担が激減。
去年トレンドに火がついた「スプレーして時間をおいたら流すだけ」の洗剤。浴槽用は少しぬめりを感じることもあるので、気になる人は週1でブラシ掃除を並行しても。それでもかなりの負担減。
【本間さんが自宅で実践!】「名もなき家事」の対処法
ほこりが目立つ濃い色の家具の掃除
上に布を1枚掛けて、時々ベランダでパタパタ。
ほこりが目についてストレスだった家具に、布を掛けたら掃除いらずに。時々布をはずして外でほこりを払ったり、洗濯すればいいだけ!
ティッシュやトイレットペーパーのストック管理
「残り2個になったら買い物リストへ」と決めて家族と共有。
気づいた人が「アレクサ!ティッシュを入れて」とスマートスピーカーに声をかけ、スマホの買い物リストに追加される仕組みに。
掃除機をかける前に物をどける
空気清浄機も観葉植物もキャスターつきの台にのせる。
空気清浄機などの重い物は、片手で動かせるようにキャスターつきの台にのせて。ゴミ箱やスリッパも壁に掛けて、床は極力何もない状態に。
参照:『サンキュ!』2020年4月号「みんながやめてる家事リスト43」より。掲載している情報は2020年2月現在のものです。構成・文/志賀朝子 編集/サンキュ!編集部
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