グルグル混ぜるのが楽しい!ニューヨークチーズケーキのレシピ
2020/05/16
元幼稚園教諭、おやつ教育家でサンキュ!STYLEライターの橋爪ひとみです。
おやつ教室主宰、料理家、今年は発酵おやつをテーマにおやつづくりをしている中学生、小学生姉妹のお母さんです。
今回は大人が食べても子どもが食べてもおいしくて、トロンとなめらかなニューヨークチーズケーキをご紹介します。混ぜていくだけですから、子ども1人でもできますよ。
おやすみ中の楽しいことの1つになればうれしいです!
(でき具合は個人差がありますので、できない部分のお手伝いは大人がしてあげてくださいね)
ニューヨークチーズケーキづくり始まるよ!
材料(直径15cmの底が抜ける丸型1個)
Aクリームチーズ200g
Bきび砂糖50g
C卵黄1個+全卵1個
D生クリーム100g
E水切りしたヨーグルト100g
F葛粉10g
・シリアル70g
・溶かしバター30g
・熱湯 適量
※材料の置き換えのこと
・水切りヨーグルトは、同量でサワークリームにしてもよいです。
・生クリームの代わりに牛乳でもよいですが、その場合は生クリームの半量にしてください。
・つなぎの役割をする葛粉は、薄力粉、米粉、コーンスターチなどに置き換えできます。
・残った卵白は、卵焼きに足したり揚げ物の卵液にしたりお使いください。
少し濃厚さが薄れますが、卵1個でも作れます。
・シリアルはどのようなものでも使えます。市販のクッキーでも代用できます。
準備
・クッキングシートを型の底と側面に合わせて切り、敷いておく。
・焼くときにお湯が入らないように、アルミホイルでおおう。
・オーブンは170度(ガスオーブンは160度)に予熱する。
・お湯をわかす。
作り方
準備ができたら実際につくっていきましょう!
チーズケーキの底部分をつくる
台にタオルを敷き、シリアルをポリ袋に入れてめん棒でたたいてこまかくする。
溶かしたバターをこまかくしたシリアルの上に流し入れ、袋の上からもみこみバターがまんべんなくいきわたるようにする。
ときどき、ふったりしてもみこんでくださいね。
バターがまんべんなく混ざったら、ケーキ型の底に敷きつめます。
上から平らになるように、大きなスプーンで優しくおさえてできあがり。冷蔵庫で冷やしておきます。
クリームチーズ部分をつくる
材料のAからFを順番に入れてその都度しっかり混ぜていきます。ハンドミキサーがなければ、泡立て器でも構いません。泡立て器でも、その都度しっかりグルグルと混ぜてください。
(1)クリームチーズを混ぜる。
(2)砂糖を加える。
ハンドミキサーの場合、すぐにスイッチを入れて回すと砂糖が飛び散るため、スイッチを入れる前にグルグル混ぜてなじませてから、スイッチを入れよく混ぜる。
(3)卵黄→卵白の順に入れてその都度よく混ぜる。
(4)生クリームを入れてよく混ぜる。
(5)水切りヨーグルトを加えてよく混ぜる。
(6)葛粉をふるいながら加えてよく混ぜる。すぐにスイッチを入れると粉が飛び散るため、一度グルグル混ぜてなじませてからスイッチを入れて混ぜる。
あれば、レモンの皮をすり下ろして入れてもよいですよ。
なめらかな食感にするために、一度こし器でこす。
冷蔵庫から型を出す。チーズクリームを型に流し入れる。
耐熱性のバットや大きめのボールの中に熱湯を深さ3cmくらいまでそそぎ、アルミホイルでおおったチーズケーキの型を入れる。
オーブンに入れる
170度のオーブン(ガスオーブンは160度)で25分焼き、オーブンに入れたまま1時間おいて蒸らす。蒸し焼きにすることで、しっとりと仕上がります。
1時間後、オーブンから出し荒熱がとれたら冷蔵庫で一晩冷やす。冷めれば食べられますが、一晩冷やした方が生地がしまり材料がなじみおいしくなります。
底型をゆっくり持ち上げるようにはずして、シートをとり、切り分ける。
(ナイフの刃先をお湯で温めてから切るときれいにカットできます!)
できあがり!
写真の手順どおり、順番に混ぜていくだけでできてしまいますので、材料がそろえばいつでも手軽につくることができますよ。
それでも大変そう…と感じましたら材料のAからFまでフードプロセッサーかミキサーにいれて混ぜてもOK!
ただ、一つ一つ混ぜていくのもおいしくなる理由があって、水分量の少ない材料から混ぜることでダマになりにくく、また風味よくなめらかな食感になるというメリットがあります。
なので、時間に余裕がありましたら一つずつ加えてはしっかり混ぜることで、最高においしいチーズケーキになりますので、ぜひお試しくださいね。
そして、なぜ「ニューヨーク」なのか?
ルーツはユダヤのお菓子で「ニューヨークチーズケーキと名乗るには、全体の50%以上がクリームチーズであること」なんだそうです。
サワークリームもたっぷり入るのがニューヨークチーズケーキですが、家にある材料でと思い、近い酸味の水切りヨーグルトにしました。
甘さ控えめですが、優しいトロンとした大人な味わいはきっと子どもも大好きなはず!
素材の旨さを感じていただけると思います。
■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ。
私たちの体は食べたものでできている。でも、それだけではなくて…過去の人たちが食べてきたもののおかげで今の私たちの体ができている。だから、昔の知恵料理、食べ継がれてきたものを大切に。
今年は発酵をテーマにおやつづくりをしています。今回のケーキでは、発酵食品のヨーグルトを使いました。
※ご紹介した内容は個人の感想です。