【節約料理研究家】サンキュ!STYLEライターの中島 愛(なかしま いつみ)です。
仕事の日は、毎日夫婦でお弁当持参の我が家。簡単でないと、中々毎日は続きません。今回はワーキングマザーでも、多忙な朝に【10分でつくれる】お弁当のコツを3つご紹介します。
1.晩ごはんのおかずをフル活用!
晩ごはんのおかずは必ず【先取り】しています。例えば、揚げ物をつくったときは揚げたてを先取りし、1回分ずつラップして即冷凍。後日いつでも使いたいときにチンして入れられます。
炒め物のときは、かなり多めにつくって残りを冷蔵保存。次の日にレンジで温めなおしてから詰めています。
1番楽なおかずは【スープおかず】。
お鍋の残りや、前日の汁物の残りにお肉を入れて【おかずスープ】にリメイクしたり。肉じゃがなどの煮物を入れることもあります。温めてスープポットに入れるだけなのでとても楽です!
◾︎前日の残りのスープ
◾︎前日の残りのポテトサラダ
◾︎作り置きのキノコと牛肉の佃煮
◾︎揚げ焼きトンカツ
朝は、衣をつけて冷凍していたミニトンカツを揚げ焼きにしただけ。
残り物と一緒に詰めて、10分以内にできました。
2.つくり置きと一緒に冷凍おかずをつくっておく。
休日の時間がある時に【つくり置きおかず】をつくるのですが、その時に【冷凍おかず】をつくることがあります。
この日は、週末に長男の遠足があったので【野菜の牛肉巻き】をつくりました。1回分ずつラップして、保存袋に入れて冷凍。卵焼きなども多めにつくって冷凍したりしています。
◾︎野菜の牛肉巻き
◾︎唐揚げ・茹でブロッコリー(前日の残り)
◾︎チンしたカボチャのスライス
◾︎トマト・おにぎり
おかずにほとんど手をかけていないので、おにぎりだけつくってこちらも10分ほどでできました。
3.隙間埋めには、果物・ミニトマト・季節の葉物。
「隙間が埋まらない…」ということ、ありますよね。
そんなときにオススメは【果物・ミニトマト・季節の葉物】です。果物はミニトマトのように、洗って入れるだけのものがよいです。葉物は大葉やレタスなど。
その季節の旬のものがおいしくてお値段も優しいので、オススメです。
◾︎鮭のキノコドレッシング焼き(前日の残り)
◾︎きんぴらごぼう(つくり置き)
◾︎トマトとスナップエンドウの生ハム巻き
◾︎レタス(入れただけ…)
朝はスナップエンドウと切ったトマトにマヨネーズをつけて生ハムで巻いただけ。
こちらも10分以内にできました!
毎日続けるコツは【重荷にならないようにする】ことだと思います。
無理せず残り物を活用しながら、詰めるだけの旬の食材や果物に助けてもらって、楽にお弁当生活を楽しみましょう!
◆記事を書いたのは…中島 愛
フルタイムで働く3人の子供のママ。料理・時短家事・家計のやりくりで多数の賞を受賞。
『家族が癒される家作りを大切に』家族が幸せになる『節約しても豊かな暮らし』を実践しながらライフスタイル提案をしています。
Instagramでは、お弁当や、日々の節約献立を中心に、材料・価格も詳しく載せています!
※気温の高い時期はお弁当が傷みやすいので注意してください。気温25度以上の日には生野菜を避け、卵や練り物、肉・魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。