整理収納が大好きな主婦が、片づけ苦手夫との暮らしをストレスなくすごすためのコツ

2020/05/20

8坪の狭小住宅3階建てに夫・娘2人と住みシンプルライフをめざす整理収納大好き!サンキュ!STYLEライターのmiokoです。

私の夫は片づけが苦手。そして捨てるのも苦手です。整理収納大好きの私と結婚して12年、夫を見てきて確実に夫が変わってきていることを実感しています。いまだに衣類や靴下が床に脱ぎ捨ててあることはありますが、何とかストレスなく暮らせるようになるまでに。私がしてきたことや、考え方のコツをご紹介したいと思います。

夫の片づけレベルに合わせた収納を徹底的につくった

ウォークインクローゼット内の夫の身支度コーナー

片づけが苦手な人は、ものを使ったあとに放置してしまいます。それはその人に合っていない収納方法、つまりはレベルが高い収納なんです。私が夫の収納をつくるときに考えたことは

・使いやすく
・もどしやすく
・見てすぐわかること

ウォークインクローゼットのいちばん手前の使いやすい位置に、夫の身支度コーナーをつくっています。会社への行きも帰りもこちらですべて完結。スーツ類、ネクタイ、ベルト、ハンカチ、時計などもすべて一度で見える位置に置いています(会社用バッグはラックに引っかけています)。帰宅後もスムーズにもどしてくれるようになりました。

簡単な収納

使うときはどんな場所でも取りに行きますが、もどすのが面倒だと放置されます。
そして見てすぐわかれば、引出しを開けたときにほかのものに影響せずに取り出すことができます。すぐにもののありかがわからないと、全部出されて適当にもどされるので散らかります。

また、引出しは仕切ると使いやすいのですが、こまかく仕切りすぎるともどすのが苦手な人はもどしてくれないことが多いです。ものを少なく厳選したり、放り込むだけの簡単な収納にすることで、元に戻すモチベーションを保ったままものを使うことができます。

夫のちょい置きスペースをリビングにつくった

右のリビングチェストの引出しが夫専用

夫のものがリビングに放置されることが多かったのですが(財布、名刺、薬、手紙、仕事のものなど)、夫専用のスペースを使いやすい位置につくることでリビングの散らかりを防止しています。リビングチェストの引出しを夫専用のちょい置きとして使用。とりあえずこの中に入れてもらうことを念押しして、入っていればOKとしています。仕事関係のものは左下のファイルボックス1つを利用してその中に収めてもらっています。

中身のぐちゃぐちゃが見えても、そこは夫のスペースで私の管理外だと割りきることで気になりません。いずれも私はふれずに夫が管理しています。

自分の価値観を押しつけない

夫が散らかしたものを元にもどさないのは、散らかっていても気にならないからでした。ずっと片づけてくれない夫にイライラしていた私は、夫に片づけを強要したり嫌味を言ったりしました。しかしそれらはすべて逆効果だったんです。

いちばん効果があったのは「気づかせる」ことでした。とにかく私が自分のものを手放して私のスペースを整えました。夫と共用しているウォークインクローゼットは、夫の衣類のほうがはるかに多いですが何も言わずに放置。すると夫も私に影響されて着ない服を捨てたり、自ら片づけてくれることが多くなったのです。

衣類が少なくなったウォークインクローゼットは、夫も使いやすいと実感したようです。人は一度よい状態を味わうとそれをキープしたくなるもの。その効果が表れたようでした。

左の衣類が夫、右が私 夫の衣類のほうが多い

以前の夫は探しものばかりしていて、日ごろものを捨てている私が捨てたのではないかと疑いをかけられることもしばしば。しかし捨てられない夫も、徐々に私に影響されてものを減らし始めています。片づけが苦手な人はとにかくものを減らして管理する労力を減らしていくことをおすすめします。

とくに思い出のものが捨てられない夫。裏を返せば思い出を大切にしてくれる優しい人。ものを片づけない捨てないことにイライラすることはありますが、そんな風に折り合いをつけてストレスなく暮らしています。

◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。

 
 

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