靴を捨てるときに、セットで捨てることになるであろう靴紐。キレイに洗えば、靴紐単品でも暮らしに役立つ便利アイテムに変身するとか。
便利な靴紐の活用術について、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

物干しスペースの増設に役立つ
室内干しをしたいときに便利なハンガーラックですが、衣類が多いと「干すスペースが足りない!」なんてことはありませんか?そんなときに「古い靴紐」が物干しスペースの増設役立つんです。
用意するのは、「靴紐2本」と「つっぱり棒1本」だけ。ハンガースタンドのバーに、靴紐を輪っかにして両サイドに設置します。下の部分につっぱり棒を置いたら完成。
たったこれだけで、物干しスペースが2倍になり、今まで干せなかった衣類を干すことができるんです。外用の物干し竿やクローゼット収納でも、下のスペースが余っていたら同じ要領でスペースを有効活用することができますよ。
小物を干すスペースの増設にも
カゴの端から端を結べば、小物を干す簡易スペースが完成。ピンチハンガーで挟む手間を省けるだけではなく、室内干しをする場合、扇風機やサーキュレーターがよく当たる場所に設置しやすいので、効率よく乾かすことができます。
掛ける場所が足りないときでもハンガースタンドを増やす必要がなく、干さないときは紐を外してまとめればコンパクトに収納できるので、1セット持っておいて損はありません。
目立たないバッグの目印にも!
活用法はそれだけではありません。色の目立つ靴紐は、バッグやファスナーなどに通して目印にすることもできます。お子さんの「遠足」や「修学旅行」などでカバンに取り付けると見分けやすく、紛失防止にもつながりますよ。
ちょうどいい長さに切ってファスナーの穴に通すだけで完成。紐を取り付ける際は、先を輪っかにしてあげるとファスナーが開けやすいですよ。靴紐で代用すると、必要なくなったり万が一なくしても「どうせ捨てるものだったから」と割り切れる点もメリットのひとつです。
古い靴紐は洗えばまだまだ活用できる!
筆者が使った靴紐は、じつは13年ほど履いたランニングシューズの靴紐を代用したものでした。靴自体は傷んでいたものの、意外と靴紐は汚れが目立たず、洗えばまだまだ活用できます。
代用することにより、わざわざ専用のアイテムを買う必要もなくなるので、節約にもつながりますよ。室内干しをする際は、靴紐で代用できることを思い出してみてください。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部