すぐに試して!「やらなきゃいけない家事」を「やりたい家事」に変える工夫

2020/07/09

毎日の家事。「頑張ってもだれもほめてくれないから、やる気が出ない」なんて考えるのはもったいない。やらなきゃいけないことだからこそ、1日の終わりに自分をほめたくなるような「自分だけの家事の工夫」を見つけませんか。

<教えてくれた人>
宇高有香さん(神奈川県 39歳)
ライフオーガナイザー。夫、長男(11歳)、長女(9歳)の4人家族。著書に『子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり』(辰巳出版)がある。

◎HOUSE DATA◎
築7年/2LDK(95平米)/持ち家一戸建て

家事を楽しむ小さな工夫を暮らしのなかに仕込んでいます

「私、好きな家事って1つもないんです」と話す宇高さん。それでもすっきりと片づいた毎日を送れているのは、「こうしなくちゃ」という気持ちをばっさり切り捨て、「家事に追われないことを優先にした仕組み」を考えているから。「家事は苦手でも、ラクになる仕組みを考えるのは好き。ついでに終わったとか、やめても大丈夫だったとか、工夫を見つけるたびに自分がラクになるのが楽しいんですよ」。朝のルーティンを予定どおりの8時半に終えられたとき、夜10時に1日のミッションが終わり自分の時間を過ごすとき、宇高さんの気持ちは達成感でいっぱいに。その喜びが翌日のやる気にもつながっています。

宇高さんのMORNING Routine

06:00
・起床
・洗濯機から乾いた洗濯物を出してたたむ

頭と体のウオーミングアップ

・子どもを起こす
・白湯を作る→さます
・食洗機から食器を出してしまう
・白湯を飲む

07:00 
・朝食作り
・朝食を食べる
・食器を洗ってシンクを拭き上げる
・子どもを送って玄関掃除(ついで)
・身支度をして洗面台掃除(ながら)

08:00 
・メイクをする
・掃除機をかけながら棚の上のほこりを取る(ながら)

08:30
・仕事スタート

朝家事はひと筆書き

掃除は、「やらなくちゃ」と思うこと自体が負担だから、子どもを送り出した後の流れで、ひと筆書きのように終わらせる仕組みに。「終わった!」の達成感から1日をスタート。

子どもを見送る→そのまま玄関掃除

2分間パック→最中に洗面台を磨く

左手に掃除機→右手のふきんでほこりも取る

1日家にいる日もメイクをする

在宅仕事の日は、家事と仕事が入り乱れがちだけれど、サッとメイクをすることでスイッチを切り替え。仕事モードに集中します。

やる気を出す「仕掛け」をつくる

人のやる気にはムラがあるから、その気になるのを待つのではなく、自分をノリノリにする方法を見つけて実践するのが◎。

15分タイマーで、だらけないんです

家を出る前にこの家事だけは終わらせたい!そんなときにはスマホのタイマーをセット。「5分だとあっという間、30分は長すぎるので、15分で集中するのがはかどります」。

音楽をかけて家事のテンポを上げてます

学生時代はダンス部だった宇高さん。家事をするときにも、スマホからスピーカーに飛ばして音楽をかければ、自然にテンションがアップし、体を動かすのが苦じゃなくなるそう。

食事の「当たり前」を疑う

食にまつわる「こうしなくちゃ」って、実は自分の思い込み……でした。やめてみたら、家族も自分も笑顔でいられる好循環に。

食材にこだわれば、むしろ焼くだけがいちばんおいしい

肉も魚も、共同購入で取り寄せるようになったら、塩で焼くだけでもおいしくて家族も満足。「献立に悩んだり、手をかけたりしなくても、家族が喜ぶ方法って見つけられるんです」。

土日のランチは家族自由に食べることにしました

土日のランチくらいは「ゆるくていい!」と、各自で食べることに。「私は支度がお休みできるし、子どもたちにとっても好きな物が食べられるお楽しみタイムになっています」。

切るだけ副菜が毎日をラクにしてくれます

作り置きを頑張った時期もあったけれど、準備をするのも食べ切るのも負担でした。野菜を切るだけに割り切ったら、最低限の野菜不足は補えて、手間が減り、気持ちがラクに。

しないことを増やす

平日ワンオペの宇高さん。「自分だけが家事をやってる!」というネガティブ感情に陥らないよう、手放せる家事を増やしています。

裏返しの洗濯物はそのまま干します

裏返しのまま出される洗濯物を、試しにそのまま干して取り込んだら、特に子どもも困った様子はナシ。「わざわざ私が表にしなくても、本人が着るときに直せばいいんですよね」。

アイロンがけが必要な素材の服は持ちません

最も苦手な家事がアイロンがけだったので、アイロンがけをするような服は一切買わないことに。ハンカチだけは、「ピシッとさせたい」という夫が自分でかけています。

子どもへの声がけをやめる

いちいち声をかけるのは疲れるし、子どもの自覚も育たないから、「言われなくても子どもが自分でできる仕組み」に。

子どもに片づけてほしい物は階段に置いておきます

1階のリビングに置きっ放しの物は、階段にひとまとめ。2階に上がるとき、子ども自身が持っていく習慣に(黒い袋には宇高さんが2階に運ぶ洗濯物を入れています)。

お手伝いをポイント制にしたら子どもを巻き込めるように

トイレ掃除、ゴミ出しなど、お手伝いをした日にはカレンダーにスタンプ。その額が月のお小遣いになる仕組み。「息子は600円、娘は300円を目標に頑張ってくれます」。

宇高さんのNIGHT Routine

18:30
・夕食作り
・炊飯中

19:00
・夕食を食べる

19:30
・自由TIME

20:00
・子どもの入浴TIME
・リビングのリセット

20:00
・洗濯機を回す(1回目)
・入浴TIME

21:30
・洗濯物を干す
・洗濯機を回し(2回目)、乾燥までおまかせ

22:00
・自由TIME

23:00
・就寝

週末はパンを焼く

料理は苦手だけれど、趣味のパンを焼くことで「手料理してる!」と自己肯定。焼きたての食パンが、子どもたちにとって「母の定番料理」になればと、これだけは続けています。

Have a try!

□「ついで」や「ながら」で掃除してみる
□音楽をかけながら家事をしてみる
□自分がやらなくてもいい家事を増やしてみる

参照:『サンキュ!』2020年7月号「ほめたくなる家事」より。

撮影/清永洋 編集/サンキュ!編集部

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