【材料3つで簡単】便利な「サッパリにんにくダレ」とおすすめアレンジレシピ
2020/06/22
ハーブ&フードアドバイザーでサンキュ!STYLEライターのあおきゆみこです。
6月に入り、気温が上がり暑い日が多くなってきましたね。梅雨ということもあり湿気をともなう暑さで、疲れが出やすくなったり、食欲が落ちたりするかたもいるのではないかと思います。しかし今は日々の食事や睡眠で疲労をため込まないようにし、高い免疫力を維持することが大事な時期でもあります。
そこで、今回は新にんにくがおいしいこの時期にぜひ試してみていただきたい、超簡単にできる「サッパリにんにくダレ」と、そのおすすめアレンジをご紹介します。
材料3つで超簡単!!サッパリにんにくダレ
では早速、「サッパリにんにくダレ」の材料と作り方をご紹介します。
<材料>
にんにく 1株(丸ごと1個)
めんつゆ 200ml
調味酢 100ml(醸造酢に甘みなど調味料が加えられているもの。甘酢でもOK。)
6月はみずみずしい新にんにくがとってもおいしい時期ですので、新にんにくを使うのがおすすめです。
<作り方>
1.にんにくの皮をむいて2mm程度の厚さにスライスする。
2.消毒したビン(または保存容器)に1のにんにく、めんつゆ、調味酢を入れて混ぜ合わせる。
3.フタをして冷蔵庫に入れ一晩おいてできあがり。2~3日漬けおくと、にんにくの風味がタレにしっかり移り旨みがアップします。
<保存について>
調理の際などに空気にふれる保存容器の口部分や内側はカビやすくなってしまうので、冷蔵庫保管で1カ月を目途に使い切るようにしましょう。
「サッパリにんにくダレ」の特徴
完成した「サッパリにんにくダレ」は、お酢とにんにくの香りがとてもよく、食欲の落ちやすいシーズンにピッタリの調味料となります。
お酢はその酸味が味覚や嗅覚を刺激して脳の摂食中枢に働きかけ食欲をアップさせてくれ、にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を助け疲労回復や滋養強壮が期待できる成分です。サッパリにんにくダレは、ビタミンB1を多く含む豚肉やカツオとの相性がとてもよいのも魅力的です!
写真のようにカツオのたたきにかけるほか、焼肉や餃子のタレ、ドレッシングなどいろいろな料理に使え、とても便利なタレになります。
ただし、にんにくに含まれるアリシンなどの成分は刺激が比較的強いので、タレに漬け込んだにんにくを生のまま食べる場合は、食べすぎに注意してください。胃腸が弱い人(もしくは弱っている人)が生のにんにくを食べすぎると、胸やけがしたり逆に食欲不振になったりする可能性もあります。心配なかたは、漬け込んだにんにくは加熱調理で利用することをおすすめします。
いろいろ使える!アレンジご紹介
茹でたしゃぶしゃぶ用豚肉に、サッパリにんにくダレでつくったタレを絡めて、レタスの上に乗せ冷しゃぶサラダに。
冷しゃぶサラダのタレ(冷しゃぶ用豚肉200g分)は以下3つをよくかき混ぜたらできあがりです。
サッパリにんにくダレ…大さじ4(お好みで漬けたにんにくを添えてもOK)
ゴマ油…大さじ1
コチュジャン…小さじ1/3程度(お好みで調節)
サッパリにんにくダレは、炒め物にもよく合います。生姜をプラスするとよりおいしくなります。写真の炒め物の材料と作り方をご紹介します。
<材料>
豚バラ肉 300g
ズッキーニ 1本
サッパリにんにくダレ 大さじ5(漬けたにんにくも1~2かけ分程度入れます)
生姜すりおろし 小さじ1/2~1(お好みで調節)
<作り方>
1.ズッキーニは洗って、5mmくらいの厚さにスライスしておく。
2.熱したフライパンに豚バラ肉を入れて中火で炒める。焦げつきにくい加工がされたフライパンであれば油は不要ですが、焦げつきやすいフライパンの場合は、熱した後に適量の油を敷いて炒めてください。
2.豚バラ肉の表面の色が変わったらズッキーニを加えて軽く(1~2分程度)炒め、サッパリにんにくダレと生姜すりおろしを加えてさらに炒める。タレが肉に絡み、ズッキーニがしんなりしてきたら火を止めできあがり。
このほかにも、鶏肉やキノコを炒めてサッパリにんにくダレで味つけしてスパゲッティに絡めて和風パスタにしたり、素揚げしたナスやピーマンにタレをかけてもおいしいです。
簡単にできてとても便利なサッパリにんにくダレ。これから迎える暑い夏の食卓におすすめの調味料です!
記事を書いたのは…あおきゆみこ
ハーブ、アロマ、食育関連のアドバイザー資格を持つ自然食品店スタッフ。健康維持や子供の成長をサポートする食事、家事などで役立つ情報を発信しています。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。