まるで実験!?子どもが大喜びする!「キラキラゼリー」をつくろう

2020/06/30

理系大学出身の料育児料理アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの菅智香です。

お子さんが理科に興味をもつきっかけになるかも!?ついでにおやつができちゃう!紫キャベツを使った簡単な実験のようなお料理をご紹介します。

お子さんが興味深々で目をまんまるくする表情、ぜひ見てあげてください♪

実験料理!色が変化する「キラキラゼリー」

作り方もとっても簡単なので、お子さんといっしょに取り組んでみてくださいね!

材料

紫キャベツ 1枚
ゼライス 10g
グラニュー糖 10g~
重曹 適量
レモン汁 定量

作り方

(1)紫キャベツを千切りにし、
ダシパックやお茶パックに入れる。

(2)水200mlを鍋にいれて沸騰させ、(1)を入れて2分程煮て、色を出す。

(3)紫キャベツを取り出し、グラニュー糖とゼライスを入れてよく混ぜ
火からおろして4つに分ける。

(4)1つにはレモン汁を少しだけ、
2つ目にはレモン汁をたっぷりと入れる。
3つ目には重曹を少しだけ、
4つ目には重曹を多めに加え、
色の差をつけていく。

(4)冷蔵庫で固まるまで冷やす。
固まったらフォークを使ってほぐす。

(5)器に盛りつけて完成。

なんで色が変わるんだろう?

紫キャベツで煮出した色はレモン汁、重曹を加えて混ぜるとそれぞれ色が変ります。

なぜ、色が変わるんでしょう。
ここからは少しむずかしいお話になるので、お子さんが知りたい!!となったら、教えてあげてください。

紫キャベツには、アントシアニンという色素が含まれていて、酸性では赤色、アルカリ性では青色に変わります。

小学校の理科でリトマス紙って出てきましたよね、リトマス紙の実験で、垂らす液体によって色が変わることと同じです。

今回はレモン汁が酸性、重曹がアルカリ性のため、それぞれ色が変わりました。

ほかにもいろいろ混ぜて試してみよう!

今回はできあがったものが食べられるように、お砂糖やゼライス、レモン汁を使いました。

食べる目的をなしにすれば、お砂糖やゼライスはなしでも楽しく実験できます。
さらに、お酢を入れたらどうなるかな?
など、ほかのものを入れて実験をすることもできますよ。

「理科」「実験」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、小さいうちに「なぜ?」「どうして?」に出会うと、自然と理科に興味を持ってくれるかもしれません。

しかも、自分でつくったものを食べることができる!そうなれば、お子さんの目は興味でキラキラに!ぜひ、お子さんと楽しく「実験料理」してみてくださいね♪

◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー。子供に食べさせたい料理、子供と作りたい料理、美容に良い料理の提案をしています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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