理系大学出身の料育児料理アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの菅智香です。
お子さんが理科に興味をもつきっかけになるかも!?ついでにおやつができちゃう!紫キャベツを使った簡単な実験のようなお料理をご紹介します。
お子さんが興味深々で目をまんまるくする表情、ぜひ見てあげてください♪
実験料理!色が変化する「キラキラゼリー」
作り方もとっても簡単なので、お子さんといっしょに取り組んでみてくださいね!
材料
紫キャベツ 1枚
ゼライス 10g
グラニュー糖 10g~
重曹 適量
レモン汁 定量
作り方
(1)紫キャベツを千切りにし、
ダシパックやお茶パックに入れる。
(2)水200mlを鍋にいれて沸騰させ、(1)を入れて2分程煮て、色を出す。
(3)紫キャベツを取り出し、グラニュー糖とゼライスを入れてよく混ぜ
火からおろして4つに分ける。
(4)1つにはレモン汁を少しだけ、
2つ目にはレモン汁をたっぷりと入れる。
3つ目には重曹を少しだけ、
4つ目には重曹を多めに加え、
色の差をつけていく。
(4)冷蔵庫で固まるまで冷やす。
固まったらフォークを使ってほぐす。
(5)器に盛りつけて完成。
なんで色が変わるんだろう?
紫キャベツで煮出した色はレモン汁、重曹を加えて混ぜるとそれぞれ色が変ります。
なぜ、色が変わるんでしょう。
ここからは少しむずかしいお話になるので、お子さんが知りたい!!となったら、教えてあげてください。
紫キャベツには、アントシアニンという色素が含まれていて、酸性では赤色、アルカリ性では青色に変わります。
小学校の理科でリトマス紙って出てきましたよね、リトマス紙の実験で、垂らす液体によって色が変わることと同じです。
今回はレモン汁が酸性、重曹がアルカリ性のため、それぞれ色が変わりました。
ほかにもいろいろ混ぜて試してみよう!
今回はできあがったものが食べられるように、お砂糖やゼライス、レモン汁を使いました。
食べる目的をなしにすれば、お砂糖やゼライスはなしでも楽しく実験できます。
さらに、お酢を入れたらどうなるかな?
など、ほかのものを入れて実験をすることもできますよ。
「理科」「実験」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、小さいうちに「なぜ?」「どうして?」に出会うと、自然と理科に興味を持ってくれるかもしれません。
しかも、自分でつくったものを食べることができる!そうなれば、お子さんの目は興味でキラキラに!ぜひ、お子さんと楽しく「実験料理」してみてくださいね♪
◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー。子供に食べさせたい料理、子供と作りたい料理、美容に良い料理の提案をしています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。