温かい季節に旬を向かえる「きぬさや」。シャキシャキとした食感を楽しむことができ、鮮やかな緑色は食卓に彩りを添えてくれます。
今回は旬を迎える「きぬさや」の保存方法と下処理とあわせて、育児料理アドバイザーの菅智香さんがおすすめの、シンプルだけどとてもおいしい「きぬさや」のレシピをご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。

「きぬさや」の保存方法
「きぬさや」はあまり日持ちしない野菜です。購入する際はしっかり鮮度をチェックしてくださいね。ひげが白くピンとしているもの、全体にハリとツヤがあり、ガクの部分が鮮やかな色をしているかどうかを確認しましょう。
また、購入してそのまま冷蔵庫に入れるとどんどんしなびてきてしまいます。「きぬさや」を冷蔵保存する場合はぬらしたキッチンペーパーで包み、乾燥を防ぎましょう。
食品用ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管してくださいね。すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。塩ゆでして冷水にとってから冷凍するときれいな色をキープできますよ。水分をしっかり拭き取り、平らにして密閉できる冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫に入れてください。冷凍した「きぬさや」を使うときは解凍は必要なく、そのまま加熱調理できますよ。
「きぬさや」は筋を取ろう!
「きぬさや」には筋があります。筋を取らずに、そのまま調理すると口に残り、おいしく食べることができません。きぬさやは先端がとがっている方に太い筋があるので、ヘタを太い筋の方へ折り、先端に向かってゆっくり筋を取りましょう。ひと手間かかりますが、筋があるのとないのとでは食べたときにかなりの差が出るので、「きぬさや」の筋はしっかり取りましょう。
次の項目では「きぬさや」を使うおすすめレシピをご紹介します。
シンプルでおいしい!きぬさやソテー
「きぬさや」はさまざまな料理に使えますが、旬の時期はシンプルな味つけでいただくのがおすすめですよ。材料4つでつくれるレシピなので、ぜひつくってみてくださいね。
材料
「きぬさや」 25本程度
しょうゆ 小さじ1
オリーブオイル 小さじ2
粗挽き黒こしょう 適量
作り方
(1)フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、筋を取った「きぬさや」を入れて1分ほど炒める。
(2)しょうゆを回し入れ、全体をさっと炒めあわせたら皿に盛り、粗挽き黒こしょうをかけて完成。
旬の野菜はとてもおいしい!ぜひあなたの食卓に「きぬさや」を取り入れてみてくださいね。
■執筆/菅智香…育児料理アドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理、美容に良い料理の提案が得意。
編集/サンキュ!編集部