煮込み不要で時短!食育にも役立つドライカレーのつくり方
2020/08/01
家族と自分の健康のため、日々、お料理、パン&お菓子づくりに取り組んでいるサンキュ!STYLEライターのmarikoです。
お子さん達が大好きなカレー、皆さんはどのくらいの頻度でつくられていますか?毎週〇曜日はカレーなんてご家庭もあるのではないでしょうか?
わが家の子どもたちもカレーが大好きで、よくつくります。しかし、定番のカレーライスは滅多につくりません。その代わりに細かく刻んだ夏野菜とひき肉を使ったドライカレーをつくっています。このドライカレーは、食育という観点で3つの役割があると考えており、「食育カレー」という名前にしました。定番のカレーライスではなく、ドライカレーをつくる理由、レシピをご紹介させていただきます。
「食育カレー」の3つの役割とは
1.よく噛んで食べられる
カレーライスは、食べやすく飲み込んで食べてしまうため、咀嚼が減ってしまいがちですが、ドライカレーならよく噛んで食べられます。
2.野菜嫌い克服
お子さんが苦手なたくさんの野菜が入っていますが、大好きなカレーだと食べることができ、野菜嫌いの克服につながるかもしれません。
3.ヘルシーにカレーを楽しめる
オーソドックスなカレーライスより、カレールーの使用が少ないため、ヘルシーに食べることができます。
夏野菜ドライカレー
材料(4人分)
合いびき肉 400g前後(Lパック)
玉ねぎ 大1個
人参 大1個
茄子 大1個
赤パプリカ 2分の1個
ピーマン 2~3個
かぼちゃ 8分の1個
オリーブオイル 小さじ2
塩コショウ 少々
オリーブオイル 小さじ1
生姜 (チューブ可)1片
ニンニク (チューブ可)1片
カレールー 2~3片
ウスターソース 大さじ1
中濃ソース 大さじ1
つくり方
1.玉ねぎ、人参、茄子、赤パプリカ、ピーマンを5mm角くらいのみじん切りにする
2.生姜、ニンニクは細かくみじん切りにする(チューブ代用可能)
3.かぼちゃも皮つきのまま5mm角くらいに切り、耐熱皿に並べ、ラップをして600Wで2分半加熱する
4.大きなフライパン(深形がつくりやすい)にオリーブオイル半量をいれて熱し、1の野菜を入れて、塩をひとつまみ入れ、しんなりするまで炒める
5.大きなボウルなどに野菜をいったん取り出し、オリーブオイルの残りを入れ、生姜、ニンニクも入れ弱火で熱し、香りが立てばひき肉を入れ、塩コショウを振り、炒める
6.4の野菜、かぼちゃを入れて、ひき肉と一緒に炒め、火が完全に通ったら、カレールー2片を入れ、溶かしながら混ぜていき、ウスターソース、中濃ソースも加えて味が均一になれば完成(味が足りない際は、カレールーを1片追加してください)
ほかにもオススメポイントが
野菜を切るのが大変ですが、煮込んだり、寝かしたりが不要なので、ごはん前にサッとつくって食べることができます。
材料は4人分と書いておりますが、十分余ると思います。残ったドライカレーは、水分が少ないので、お弁当やカレーパンの具にそのままお使いいただけます。食パンに乗せるただでもとてもおいしいです。また、こちらのカレー用に買った野菜の残りで翌日はラタトゥイユをつくるとむだがなく味も変わっておいしく食べられます。
お子さまだけでなく、大人の皆さまも満足していただける味だと思います。夏野菜のおいしい季節にいかがでしょうか。
この記事を書いたのは
この記事を書いたのは…mariko
夫と私、息子(4歳)、娘(1歳)の4人暮らしの転勤族です。家族と自分の健康のため、日々、お料理、パン&お菓子づくりに取り組んでいます。
学生時代にカラーコーディネーター(色彩能力検定1級)を取得、趣味だった海外1人旅で色んな国の料理に触れ、テーブルコーディネートやお料理に活用しています。出産後、パンシェルジュ、ヘルシー&ビューティーフードアドバイザー、食育インストラクターの資格を取得、現在は自宅などで料理や季節の花材を使ったワークショップを主宰しながら、栄養について勉強中。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。