お茶漬け

【管理栄養士監修】賞味期限切れの「お茶漬け」はいつまで食べられる?傷んだときの特徴や保存方法を解説!

2020/11/01

スーパーなどで販売されているお茶漬けの多くは賞味期限が1年半(18カ月)とされています。なかには、2年以上も日持ちするものもあります。本記事では、お茶漬けの賞味期限と正しい保存方法、傷んだお茶漬けの特徴についてご紹介します。

お茶漬けの賞味期限は?

お茶漬け
gyro/gettyimages

お茶漬けは時間を問わず、小腹がすいたときなどにお湯をかけるだけで手軽に食べられる食品で、フリーズドライタイプのお茶漬けは、凍結乾燥によって水分量がとても少なくなっていることから、常温での長期保存が可能です。

スーパーなどで販売されているお茶漬けの賞味期限は1年半(18カ月)程度とされています。

真空パックタイプのお茶漬けの賞味期限の目安

日本食: 明太茶漬け
karinsasaki/gettyimages

真空パックタイプのお茶漬けは、包装容器内の空気を抜くことで、酸素による劣化などを防いで、食材がもつ食感と風味を長持ちさせています。

真空パックのお茶漬けには、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法が指定されており、それを守った場合は、賞味期限が4~6カ月となっているものが多いようです。商品によっては、短いもの、より長持ちするものもありますので、パッケージを確認してください。

賞味期限と消費期限の違い

ここで、消費期限と賞味期限の違いについてまとめます。

賞味期限とは、未開封で保存方法をしっかり守って保存した場合に、記載されている年月日、または年月まで「おいしく食べられる」期限のことです。

賞味期限はスナック菓子・インスタントラーメン・缶詰など、製造・加工されてから、おおむね6日以上期限のある傷みにくい食品に記載されています。またこの期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

消費期限とは、賞味期限と同じように保存していた食べ物などが、記載されている「年月日」まで「安全に食べることのできる」期限になります。

お弁当・サンドイッチ・生菓子など、製造・加工されてから、おおむね5日以内の傷みやすい食品に記載されています。

もちろん賞味・消費期限ともに、開封してしまうことで、食品の保存状態が変化してしまうため、表示されている期間に関わらず、できるだけ早めに消費するようにご注意ください。

賞味期限が過ぎて傷んだお茶漬けの特徴

賞味期限が過ぎて傷んだお茶漬けの特徴としては、微生物による腐敗・変敗が考えられます。

具体的には膨張、変色、混濁、軟化、糸引き、異味、異臭などが考えられます。

それでは、お茶漬けに関係する味が変わる・異臭がするという2つの特徴をみていきましょう。

特徴1:味が変わる

細菌と酵母等が、味が変化する原因とされています。細菌や酵母は、繁殖に伴って、お茶漬けに含まれるたんぱく質、炭水化物、脂質等を分解します。この過程で食品のもつ風味・栄養が損なわれ、異味などが生じます。

食品中の炭水化物・脂質が分解されることを変敗といい、たんぱく質が分解されて有害な物質を生成することを腐敗といいます。この腐敗の過程で有機酸等が生成されるため、酸味を感じるなどの味の変化に気づくでしょう。

特徴2:異臭がする

細菌、酵母、カビ等が異臭の原因とされています。

食品が腐敗を起こすと、有機酸の他にもアンモニア、アミン、トリメチルアミン、含硫化合物が生成され、それらが原因となって腐敗臭、カビ臭、刺激臭などがします。

一般的に腐敗臭など不快な臭いは閾値(臭いを感じる濃度の値)が低いとされていますので、傷んだお茶漬けを見極める指標となるでしょう。

賞味期限が半年過ぎたお茶漬けは食べられる?

賞味期限を過ぎたら絶対に食べられなくなるということはありません。

しかし、いつまで食べられるのかということは定められていないため、賞味期限を過ぎて食べる場合は自己責任で判断しましょう。

まず、未開封であることが必須になります。そして、見た目・臭い・味を確認して自己責任で食べるかどうかを判断してください。

お茶漬けの正しい保存方法

お茶漬け-日本料理
akiyoko/gettyimages

フリーズドライのお茶漬けは基本的に常温で保存できますが、正しい方法で保存しなければ傷みやすくなってしまいます。

開封後はどのように保存すれば良いのでしょうか。また、その他のタイプのお茶漬けは開封後どのように保存すれば良いのでしょうか。

保存方法には常温・冷蔵・冷凍があります。お茶漬けの正しい保存方法について未開封の場合と開封済みの場合ではどのような点を注意すれば良いのかみていきましょう。

未開封の場合

フリーズドライタイプのお茶漬けは、常温で直射日光及び高温多湿の場所をさけて保存しましょう。

未開封の場合は冷蔵・冷凍する必要はありません。このことは、常温保存ができる真空パックタイプのお茶漬けでも同じことが言えます。

冷凍や冷蔵されている真空パックタイプのお茶漬けに関しては、必ず冷凍や冷蔵で保存するようにしましょう。違う保存方法をした場合は、品質が保たれず、賞味期限内でも傷んでしまう可能性もあるので気をつけましょう。

開封済みの場合

1回使い切りの小袋商品の場合、開封済みというのは外袋ではなく、小袋を開封したらという意味です。外袋のみを開封したものは、高温多湿、直射日光は避けて保存してください。冷蔵や冷凍する必要はありません。ただし、小袋は開封したら必ず使い切りましょう。

また、真空パックタイプのお茶漬けも、開封後はなるべく早めに食べきりましょう。

賞味期限切れのお茶漬けには要注意!無理して食べないようにしよう!

yasuhiroamano/gettyimages

お茶漬けは長いものでは2年の賞味期限が設定されているものもあります。ですが、その期間はあくまでも未開封であるということが前提で、見た目はもちろんのこと臭いや味に異変がないかどうかを確認してください。

保存状態が良いお茶漬けでも賞味期限の過ぎたものは、無理して食べないようにしましょう。

正しい保存方法を守って、おいしくお茶漬けをいただきましょう。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


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