節約食材「もやし」は実は冷凍できるって知ってた!?冷凍時に注意すべき点は?

2020/10/23

こんにちは。野菜ソムリエプロでサンキュ!STYLEライターの小島香住です。

天候に左右されることもなく、いつでも価格が安定している「もやし」。1袋数十円で買えるので、家計には大助かりですよね。

ちょっと地味なイメージの野菜ですが、低カロリーで、ビタミンCも豊富!疲労回復にも効果があるアスパラギン酸も多く含まれているので、ダイエットや美容にもおすすめの野菜です。

もやしは傷みやすいので、買ったらすぐに使わなきゃ!と思われている方も多いと思います。
でも、実はもやしは冷凍できる野菜なのです。

多めに買っても安心!
もやしの冷凍方法と、活用レシピをご紹介します。

もやしの冷凍方法と注意点

冷凍方法はとっても簡単。
買ってきた袋のまま冷凍庫へ入れるだけ!

そう、もやしは洗浄してから袋詰めして出荷されているため、そのまま冷凍してしまってOKなのです。

ひげ根や豆の皮を取り除くと見た目や食感が良くなりますが、うま味と風味はひげ根に多く含まれていますので、気にならなければそのまま使ってくださいね。

独特の匂いが苦手…という方は流水にさらすと軽減されます。
その場合は、ビタミンCが流出してしまうので、短時間で済ませましょう。

注意点は水気。よく水気をふきとってから保存袋に入れ冷凍してください。

冷凍もやしの使い方

冷凍もやしは、凍ったまま料理に使うことができます。

冷凍することで細胞が壊れて、シャキシャキっとした食感は少し落ちます。見た目にも少し透明感が出てきますので、サラダよりは炒めものなどがおすすめです。

冷凍もやし活用レシピ

もやしとピーマンの炒め蒸し

もやしだけでなく、合わせるピーマンとしめじも冷凍しておいたものを使ったレシピです。
調理時間はたったの5分!

冷凍庫に野菜やきのこのストックがあると、あと1品ほしい!という時に、サッと作れるのでとても便利です。

【材料】(作りやすい分量)
・冷凍もやし 1袋分
・冷凍ピーマン 2個分(種を取り縦切りにして冷凍しておいたもの)
・冷凍しめじ 1/2株分(石づきを取りほぐして冷凍しておいたもの)
・鶏がらスープの素 小さじ1
・粗挽きこしょう お好みで

【作り方】
(1) フライパンにしめじ、ピーマン、もやしを冷凍のまま入れる。

冷凍のままフライパンへ入れてしまいます

(2) 火をつけ、強火で炒める。

水分がたっぷり出てくるので炒め蒸しのような状態です

(3) 水分が出てきたら鶏がらスープの素を加え、全体を大きく混ぜながら水分がなくなるまで炒める。
(4) 仕上げに粗挽きこしょうを加える。

油も使わずヘルシーに。味付けは鶏がらスープと粗挽きこしょうのみ!
こしょうは多めがピリリとしていておいしいです。

コンソメを使えば洋風に、顆粒の和風だしを使えば和風にもアレンジできます。

レンジでも調理できますが、水分が残ってしまうのでフライパン調理がおすすめ。

生よりも冷凍した野菜の方が炒め時間も短く済むので、時短にもなりますね!

家計の味方「もやし」。たくさん買ってしまった時や、すぐに使わない時には冷凍保存をぜひお試しください。

◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。1歳1ヵ月児の子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

 
 

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